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1000人が選んだ – 富裕層が教えるグローバルスタンダードの正しい資産形成術とは?・・・その②

時間を味方につける

では具体的に資産形成のステージでは、どうすれば資産を作ることができるのでしょうか?誰でもできる最強の資産形成法。それは

毎月積み立てをし複利運用をする

ことです。今回は投資初心者の方向けに書いていますのでまずは複利ってなに?ということから説明していきます。日本にいると、特に失われた20年世代は「金利が付く経験がない」ので「単利」しか経験しない結果、「複利」と言われてもピンと来ない人が圧倒的だそうです。ですが、大前提は中学生でも分かる「算数」です。

これを知っているか知らないかでこれからの人生が大きく変わってきますので、知らないと損する話としてしっかり頭に入れてくださいね。

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例えば100万円を元本に「年間利回り10%の単利」と「年間利回り10%の複利」で30年間運用した場合を比較していきましょう。

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「単利」は預け入れた元本に対してのみ利息を得られる計算方法で、主に日本国内の国債や社債などの金融商品の金利は通常単利で表示されています。

「複利」は一定期間ごとに利息を元本に組み入れ、その元本に対して利息が計算される方法です。

利息が再投資されることにより加速度的に運用効率を上げる

ことができます。表の1~3年目は単利と複利に僅かな差はあれどその差は明確に分かりづらいですよね。しかし20年目には倍、30年目には4倍の差がついています。

このように目先の利益に囚われやすい多くの個人投資家や、投機やギャンブルが好きな方は、複利の効果を得ることなく資産を築く機会損失をしています。複利運用で資産を築くには時間を味方に付ける必要があります。それには

いつどういう資産を築くのか?というゴールを明確にする

必要があるのです。


凡人でもできる最強の資産形成術


100万円なんて大金ないよ〜。という方でもご心配なさらず。資産をこれから作っていきましょうというお話ですから、資産形成をするのにまとまったお金は必要ありません。タイトルにある通り凡人でもできる方法をお伝えしています。前述した、収入のうちから資産形成に充てる割合を覚えていますか?

そう。2割ですね。

収入が25万円の方は5万円。35万円の方は7万円。日本の平均収入は440万円。課税所得(手取り)は約350万円ですから、これを月に直すと29万円となります。こういった平均的な収入を得ている方でその2割は毎月5万8000円となりますから、少し低く見積もって5万円を積立て行くと仮定しましょう。

ではこの複利の効果を味方につけ毎月一定額を積立していくとどう資産を築いていけるのでしょうか?以下は毎月5万円を25年間積み立てた場合における利回り別のシミュレーションです。

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5万円を25年間積立をすると1500万円を積み立てたことになります。これが元本ですね。

これを日本の銀行や保険会社のようにほとんど金利がつかないような場所で運用していくと25年後に1503万円となります。ま、まぁつかないよりは嬉しいけど… 運用されているとは言い難い数字ですよね。日本ではなぜこれほど金利がつかないのか?ということもご説明したいですがここでは長くなりそうなのでまたどこかの記事でご説明します。

しかし世界中の金融商品にアクセスでき、適切な場所で適切な運用をしていくと8~12%で運用していくことができます。金融機関の手数料を引いても6%では運用されていきますから低く見積もっても

25年後に倍の約3000万円以上。10%を超えてくると約7000万円ほどの資産を形成することが可能

です。これはすごい!そんな事本当にあるのか?と思われる方もいるとは思いますが、すごいことでもなんでもなくこれがグローバルスタンダードなのです。

日本が金融において遅れを取っている。金融教育が全く行われていない。また金融鎖国を行っているため世界中の優良な金融商品の情報を得ることが難しい。ただそれだけの理由なのです。

この試算があればいつリタイアするのか?これからどういうライフスタイルを過ごすのか?の見通しが立ちますよね。多くの人が何歳にリタイアしたいのか?どんな人生にしていくのか?について答えられない大きな理由は

この資産形成の考え方を持っていない

からです。これからのスタンダードは複業と資産形成といいますが、そんなことは当然のことで日本の常識が遅れているだけでやっている人はやっています。正しい資産形成法を身に着け、今から資産形成を始めてさらなる豊かな人生を築いていきましょう。

今回は正しい資産形成術の考え方についてお伝えしましたが、資産形成に限った話ではなく、人生における「時間の使い方」にも「複利運用」が適用されると思います。「2度と戻らない今の時間」を何も考えず日々の生活のために無為に使うのか、もしくは自分の成長の為に学んだり新しくなにかに挑戦するのか?

「学び」というのは難しいもので、単に自己満足の「学び」で終わってしまう人が多いのが現実です。いくら学んでも結局「学びながら実践しないと本当には理解できない」ので、結局行動まで落とし込めるかどうかが、長い人生の「複利運用」において重要ですね。

それは間違いなく何年後、何十年後に大きな差となって返ってきます。


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