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リスクゼロ? – リスクのある時代でもリスクを取らない海外投資リスト

こんにちは。

前回の記事では投資(資産運用)をする上で重要な「リスクとはなんなのか?」をお伝えしました。その上で、今回は以下3つの「リスクを取らない投資リスト」についてご紹介していきます。

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基本的にはリスクがあるからリターンを得られるのですが、海外の金融商品にはある一定の金利が保証されていたり、一定条件を満たせば満期時に元本と金利が確保されていたりするものがあります。


元本保証?


投資初心者にありがちなのが「元本保証はありますか?」というもの。そもそもこの世の中に元本が保証されている=リスクがゼロの投資商品は存在しません。

元本保証を簡単に謳う投資商品があればそれは間違いなく詐欺でしょう。
なぜなら国内において「不特定多数の出資者に対して元本保証を約束することは違法」とされているからです。 元本を保証してお金を集めることができるのは、正規に認可を受けた金融機関に限られており、元本保証のものを強いて挙げるとすれば預貯金しかありません。
銀行の預貯金ですらペイオフという制度によって1,000万円までしか保証されていませんから、完全に元本保証か?と言われれば、そうとも言えないことがわかります。

それに対して元本確保というものがあります。これはある一定条件を満たせば、その元本と利回りが保証されている金融商品で、今回はリスクを取らない投資として元本確保の商品について見ていきたいと思います。

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①固定金利商品(3年・5年・7年・10年 満期)


トランプ大統領は景気刺激策で利下げを行ってきましたが、更にコロナショックが追い打ちとなり、世界は一気にゼロ金利になってしまいました。これから経済再開という段階で、失業者、倒産件数共に急増の世界経済(特にアメリカ)ですから、利上げはずいぶんと先になりそうです。

ますます金利がつかない世界となっていく中で、10年という中長期の単位で固定金利が確保されているのは非常に魅力的です。

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例えば上記シミュレーションの場合

投資額 US$50,000を10年間運用し、これに固定金利が3.6%/年つきますから、10年後満期時にはUS$70,205(約140.4%)

となり約500万円を10年後に約700万円とすることができます。この固定金利は契約期間(3年・5年・7年・10年)によって変わってきますので詳細は以下を参照ください。

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難しいことは何も考えたくない!且つ、ある程度まとまった資金があり、単に銀行に現金で預けておくくらいでしたら、この固定金利の商品で運用し毎年の金利を確実に取っていくのが得策です。

②海外積立投資(3.5%金利保証プラン)


こちらは3.5%の金利が保証された積立投資のプランです。市場金利が上昇した場合最大6%の金利まで取ることができますが、前述の通り金利が上昇することはしばらく考えられないため、最低金利の3.5%の金利での運用だと思っておいてほうがいいでしょう。

まだまとまった資金がない。しかし毎月少額少しでも運用していきたい方にはおすすめのプランとなっています。

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例えば上記シミュレーション、最低金利3.5%を適用の場合

積立総額US$180,000(US$1,000/月×15年)→15年後満期時 US$230,942.20(約128.3%)

となり、積立総額約1,800万円を15年後に2,300万円とすることができます。

こちらのプランは3年目以降、一部引き出しや積立の停止をしても3.5%の金利が保証されています。銀行で積み立てをするくらいならしっかり金利の保証されたこちらのプランで積立をするのがいいでしょう。

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③海外積立投資(元本確保型プラン)


こちらは過去に言及したことのある積立型のプランで、15年後に140%、20年後に160%が確保されているものです。学資保険としてこちらのプランを使うなど、15年後もしくは20年後に確実に必要な資金を確保するのに適したプランだと言えます。

運用先はS&P500。

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S&P500は過去15年間では年平均利回り6.83%、過去25年間では7.37%と非常に優秀な運用先で長期で見るとおおよそ7%前後で運用していけるだろうと推測できます。

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しかし未来のことは100%ではありません。例え米国経済が7%で推移しなかった場合も、もしくは15年目がちょうど下落局面だった場合に140%が確保されていることは投資初心者、または確実にその時に資金を作りたい方にとっては非常に魅力的な商品だと言えるでしょう。

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例えば上記シミュレーション、S&P500の平均利回りが4%と低かった場合も
積立総額 : US$90,000(US$500/月×15年)→15年後(満期時) :US$126,000(140%)と、約900万円を15年後に約1260万円とすることが可能です。

また米国経済が過去のように堅調に推移し平均利回り8%を記録した場合は
US$90,000(US$500/月×15年)→15年後(満期時) :US$143,866(159.6%)と、約900万円を15年後に約1438万円とすることができます。

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まとめ


今回はハイリスク=ハイリターンではない、リスクを取らない投資でリターンを取れるような投資先をご紹介しました。今回12年ぶりのショックとなるコロナショックが起こったことで、安くなったものを拾おうという方もいますが、中にはできるだけリスクは取りたくないという方もいらっしゃいます。今回ご紹介したのは、そういった方や特に投資初心者の方が始めるのに良い商品リストとなってます。

「リスク(上下のブレ幅)」を取らずに、「100万円単位でまとまった資金の活用方法」と「月々積立てていく方法」とをお伝えしましたので、きっと多くの方の見直しや新たな投資(資産運用)を考えるきっかけになったのではないでしょうか。

経済状況や投資経験、また将来の人生設計によって適した投資プランは異なります。私には何が合っているのか?を知りたい方はぜひお気軽に以下のフォームからお問い合わせください。

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