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世界のトップリーダーを斬る:戦略プレゼンス時評

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一国のリーダー、世界的なエグゼクティブ、セレブリティなど、メディア露出/公的な場に登場する人々を取り上げつつ、国際基準のトップリーダー・プレゼンスとその戦略について分析します。
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#フォーブス

「「私は見られなければならない」 エリザベス女王が貫いた完璧なプレゼンス」:『Forbes』連載

Forbesの連載13回目 は、今月9月8日、96歳でその生涯を閉じられたエリザベス2世のプレゼンスについて特徴的だったあることを、女王が残されたある言葉をもとに、色々調べながら、あのお姿の背景にあったであろうことに想いを馳せながらまとめた。 まずは本文をお読みいただきたい。 この事柄は、決して特別でも方法として難しくもなく、一般社会で生きる我々においても当てはまる。 違っていたのは、その立場における想像を超える重責と、それを全うする覚悟だ。 女王のおっしゃった言葉 “

「BTSの「黒髪」なぜ。バイデン大統領への最高の敬意?」:『Forbes』連載

Forbesの連載12回目 は、「アジアン・アメリカン・パシフィック・アイランダー(AAPI)月間」の最終日である5月31日にホワイトハウスに招待され、バイデン大統領とオーバルオフィス で対面をした、BTSのそのプレゼンスについて分析・解析してみた。 世界的に影響力のあるアジア人グループのそのあり方は、別段ファンでもない筆者にとっても、非常に興味深い。アジア人が被っている社会における問題について、より一層考えさせてくれる存在であるだけで、既に大きな功績だと思うのだ。 まず

「アカデミー賞で見せた、レディ・ガガの称賛すべきプレゼンス」:『Forbes』連載

Forbesの連載11回目 は、先日開催されたアカデミー賞授賞式での、あるとても美しい振る舞いと配慮について。それはライザ・ミネリのコー・プレセンターとして登場したレディ・ガガのこと。 日本のメディアでは、ビンタの一件ばかり報道し、この事柄がかき消されてしまっているのかもしれないけれど、「国際基準のエグゼクティブ・プレゼンス」を主として伝えている拙コラム、その根幹とも言えるこのグレース溢れるクラスアクトを、今ここで伝えずしてどうする?!と、取り上げた。 何故日本でこの美し

「CES登壇者が、こぞって「白スニーカー」を選ぶ理由」:『Forbes』連載

Forbesの連載8回目 は、2年ぶりにリアル開催されたCES2022のプレスカンファレンスに登壇した企業トップのプレゼンスに見た、”とあるアイテム”とそれが意味することについて。 その”とあるアイテム”とは、タイトルをご覧いただければ既にお分かりの通り「白のスニーカー」。 まずは本文を是非お読みいただきたい。 「足元をみる」という言葉があるが、足元を見ればその人の今と、生きるに当たっての意識と積み上げてきた土台、一言で言えば嘘のないライフスタイルの真実が現れる。 し

「メリンダ・ゲイツ、10年前から揺るがない「自己表現」とは」:『Forbes』連載

Forbesの連載7回目 は、2022年1月1日公開という、おめでたいスタート。 今回のトピックは、12月7日に米フォーブスから発表された2021年「世界で最も影響力のある女性100人」のトップ5に入っており、過去にも同ランキング入りしている、世界的にも注目される機会が多い、筆者が常々気になっていた人物、メリンダ・フレンチ・ゲイツ氏について。 年末差し迫って入稿したこの原稿。「今回のコラムは華やかな話題なので、1月1日に公開させていただきました」との担当編集Tさんからのメ

「実は英語がうまい岸田総理。国際舞台でなぜ「ほぼ日本語」でスピーチ?」:『Forbes』連載

Forbesの連載6回目 は、先日終了したCOP26で、3分のスピーチのためにイギリスのグラスゴーに渡航した岸田総理のスピーチと、プレゼンスについて、今後の期待と希望を込めて書いた。 実は、記事内では「触れ忘た点」と「触れなかった点」の2点がある。 「触れ忘れた点」、それは、岸田総理は声がいい、ということ。これは非常にアドバンテージの高い特質。実際、トレーニングで発声は変わるし、より良い声にはなる。しかし忘れてはならない「元がどうなのか?」ということを。それが顕著なのが声

「3人揃って「完璧な装い」 岸田内閣の女性大臣が残した印象とは」:『Forbes』連載

Forbesの連載5回目 は、10月4日に発足した岸田新内閣の、皇居での首相親任式と閣僚認証式の際の記念写真に見る、女性大臣3人のプロトコルに即した装いと、そこから分析できることについて。 今回は、外交官で元特命全権大使、リトアニア駐箚特命全権大使もお務めになった 白石 和子氏がご協力くださり、以前お目にかかった際に伺ったお話や、今回新たにお教えいただいた貴重な情報もコラムの内容に加えることができた。 白石さん、本当にどうもありがとうございました。 皆様、是非ご高覧くださ

「ファッションは政治? AOCの「富裕層に税金を」ドレスの意味」:『Forbes』連載

Forbesの連載4回目 は、2年半ぶりにリアル開催されたMet Galaに出席したNY州の下院議員 AOCことアレクサンドリア・オカシオ=コルテス氏と、彼女が着用したドレスに描かれた「TAX THE RICH」のメッセージについて。 ワシントンポスト誌に、「私が何をしても、朝起きたら、それについて何か言いたいことがある人がいるだろうという段階に来ていると思います」とAOCが語ったことが書かれていた。それを理解した上で行動をする彼女は強い。彼女のことを好きか嫌いかは別として

「NY初の女性知事、キャシー・ホークルが宣誓式で見せたリーダーの「品格」」:『Forbes』連載

Forbesの連載3回目 は、NY初の女性知事就任と、その就任スピーチで発せられた言葉によるメッセージ、それに伴うアピアランス、それらが総合された闘志と覚悟、品格のあるプレゼンスについて。 日本では前知事のセクハラによる辞任についてニュースとして取り上げられただろうが、キャシー・ホークル氏の就任についてはあまり語られていないかも知れない。 しかし、このNY州で初めて女性の知事が誕生し、新たな時代への重要なマイルストーンだ。 この記事を書くにあたり、就任スピーチを何度も見

「アスリート像の常識を変えた、シモーネ・バイルズのリーダー的プレゼンス」:『Forbes』連載

Forbesの連載2回目 は、何もかも当たり前ではない今回のオリンピックにおける、アメリカのエース、体操のシモーン・バイルズ選手の勇気ある決断とそのプレゼンス。 「自分の精神の健康を第一にする」 これを言えず、試合を棄権する決断ができなかったのが従来のアスリートであり、アスリートを取り巻く環境や文化だった。 一般社会も同様だ 「自分を大事にすること」は、コロナ禍を通じてアメリカでは多くの人々が意識した。そしてRadical Self Care や、Self Loveとい

「元オリンピアン、英国アン王女の動画メッセージが心に響くわけ」:『Forbes』連載

この度、『Forbes』にて新連載『国際基準のエグゼクティブ・プレゼンス最前線』が開始! 第1回目は『元オリンピアン、英国アン王女の動画メッセージが心に響くわけ』。 この映像が公開された後、米英の記事をいくつか目にしたのが、とても心に残る文章があったので、その日本語訳をこちらに紹介しよう。 ここに本物のロイヤル・レディがいます。彼女は、私たちが成功すること、何をするにしても英国を支援することに全力を尽くしています。彼女は、いわゆる特権階級の生活を送っていたにもかかわらず