見出し画像

探索系ゲーム「SCORN」感想

こんにちは、フェナです
今日はいつもと違い探索系FPSゲームの「SCORN」の感想を書いていきたいと思います。
ネタバレは控えめ
あと全体的に短め

SCORNとは

SCORNは、2014年から開発がされていた探索型FPSゲームで、独特の世界観と高いグラフィックが売りである。
筆者は約4.7時間くらいでクリアしました。

総評

万人には勧められないが、最高のゲーム
世界観と難易度が万人受けするようなものではないが、ハマる人にとっては最高の体験となるかもしれないだろう。
私はこのゲームをビジュアル系探索型FPSの皮をかぶったPvE謎解きパズルゲームだと感じた。
詳しくは後で書くが、本作は敵との戦闘要素があり、それがとにかく難しい(特に序盤と中盤)
また、随所にパズルや謎解きがあり、難易度はそこまで高くなく、たまに悩むものがある程度である。

良かった点

世界観、グラフィックス、UI
この3点は最高だった。
本作の世界観はあまり語られず、文章はもちろん、絵すらもほとんどないが、その分施設の装飾や扉などに世界を感じます。

グラフィックスは敵の見た目や壁面などが最高に気持ち悪くてとても良いです。
本作はグロテスクな見た目のものが多くあり、画質の良さも相まってすごく良いものに仕上がっており、ただグロテスクなだけでなく世界観とうまくマッチしていて、理不尽なグロさではないと感じました。

本作のUIは最低限のものになっており、体力、弾薬ゲージはリロード、回復時くらいしか見ることはできず、マップは存在せず、インタラクトできるオブジェクトも白く縁どられている程度にしか強調されていません
これは悪い点ともとらえることができますが、できる限り削られたUIはその世界観と造形を引き立たせ、世界への没入感を上げてくれます。

良くはなかった点

戦闘システム、マップの構造、セーブシステム
このセーブ以外の二点は後から考えると必要だったかもしれないが、もう少しよくできたのではと思います。
本作の戦闘は銃とパイルパンカーを用いて敵と戦うのだが、この戦闘の難易度が高く設計されている
難易度は変えることができない(もし変えられたら教えてください)
まず、序盤はパイルパンカーを用いて戦うのだが、これの装填数が2発で、装填も遅いわりに、射程が狭い。しかも敵はこれを3発くらい耐えるし、遠距離攻撃を持っている。中盤にショットガンを手に入れるが、敵はこれを2発ほど耐えるし、弾薬補充がギリギリ(というか足りてない)。後半になると高威力の武器が手に入りますが、それを使う場面はその後にはあまりないですし、弾が少ない。
そしてプレイヤーの体力は多くなく、攻撃をそこそこ受けると余裕で死ぬ。
敵の攻撃は相当避けづらく、大体当たる
そして大型の敵は当たり判定も大きく、たまに通路を封じられる。

マップの構造は、基本1本道なのに迷うような作りをしており、自分がとこにいるのかわからなくなって混乱したことが何度かある。
だが、個人的な意見をいうと、このくらいがちょうどいいとは思った。
少なくともマップ機能がないのは世界観的にはすごい良かった。

セーブシステム
こいつは曲者だ。オートセーブしかないわりに、タイミングがわからない。
セーブ位置のせいで詰みかけたことが一度だけある。
リスポーンしたら目の前に敵がいて一撃確定でもらうような状況だ。(最終的にはなんとかなったが)
また、一度だけあるボス戦では、セーブがボス戦前にしかされず、死ぬたびに最初から削り直しとなってしまうのはつらかった。

まとめ

色々書いたが、この作品のグロさが許容できる人にはだいたいおすすめできる。
ぜひとも手に取って、理不尽なところも楽しみながら遊んでみてほしい
アートブックが結構高いので、デラックスエディションの方の購入をお勧めします。(サントラも合わせると3000円くらいの差が出る)
閲覧ありがとうございました。

https://store.steampowered.com/app/698670/Scorn/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?