Lonely Spring
あの春を急に思い出す
これからは俺の時代だなんて
息巻きながら坂道を登ってた
ピンク色の通り路
未だに俺の春は来てない
花舞う恋も訪れることなく
煌めく夢の登場もなく
寂しさや挫折に次第に
慣れて染み込んでいった
妄想より1/10の出来
やるせなさと寂しさ
欲しい物はずっと
手にできてない
もう終わらせよう
こういう星の下だからとか
占い師の言葉とか
今までの傾向とか
何かを変える時を選択
あの春から納得いってない
か細い声で夢を呟いてるよ
相変わらず1人で通路歩く
神社に集まる猫達
こんなはずじゃなかった
その繰り返しで生きてた
分裂していく妄想
掴もうとしても欠片も掴めない
寂しさや孤独感
支配されぬ前向きな俺
そこだけは褒めてあげるよ
もう終わらせてあげよう
君が待ち望んでた場面を
演出する為のあえての振りさ
あえて長く孤独の付与
もう終わりにしよう
俺が夢見ていた瞬間まで
あと数百キロだと仮定して
もう少し寂しさとお付き合いしよう
何かを変える時を選択
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