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150試合

先日、
リーグ通算150試合出場を達成しました。

達成した当日に祝ってくださったサポーターの皆さん、そして24日のセレモニーに来てくれた人たち、連絡をくれた人もありがとうございました。

せっかくなので、150試合までの道のりを
ざっくりと振り返ってみようかなと思います。

ぜひ皆さんも一緒に「こんなことあったな~」「あの時、そんなこと思っていたんだ!」と私の11年間を振り返ってみてください。

150試合を振り返って

初めて試合に出場したのは、
アカデミー時代のチャレンジリーグでした。

でもその時のことは、
実際あんまり覚えていません。

むしろ、浦和で初めて試合に出たときの方が記憶に残っています。

当時は高校3年生で、強化指定選手。
レッズではまだ試合に出られなさそうだったので「週末はアカデミーに戻って試合に出ようか」なんて話しをしていたとき。

その時一番手だったGKが怪我してしまったので「週末試合出るぞ」と言われて、急遽出場することになりました。

2014のリーグ戦、第6節の岡山湯郷ベル戦。
緊張はしたけれど、自分も若かったので
「なんとでもなる」と思って試合を楽しめていました。

その試合でやれる感覚がついて、自信もついた気がします。

もちろん、
そこからとんとん拍子だったわけでもなく
次の年からの方が、苦しんだ感はありますが笑

でもこの時にトップレベルの試合を経験させてもらえたことは、自分の財産になっています。

150試合のなかで
印象に残っている試合の1つが

2014年に浦和のリーグ優勝が決まる試合で
試合に出てアルビと対戦したこと。

その試合では、めぐさんに、フリーキックもコーナーキックも決められました笑

優勝してうれしかったけど、なんだか複雑な気持ちだったのを覚えています。

記憶には残っているけど、
戻りたいとは思いません。
もう一度その試合がしたいとも思わない。

今は、アルビの選手として最後に勝って、
優勝したい。

このときの記憶を超えるような、
新しい経験をもっともっとしていきたいです。

たくさんの人に支えられての“今”

150試合に到達するまでに
正直、引退しそうになったこともあります。

……実は、去年です。笑

それでも、現役を続けようと思えたのは
「プロは需要があるうちはやめんな」と言われたことが、自分の中で腑に落ちたからでした。

この言葉をかけてくれたのが、
セレモニーのときに花束を渡してくれた
GKコーチの首藤さんです。

選手として求めてもらえる幸せ、
サッカーをやれる幸せを感じたし

アルビの仲間、スタッフとまだサッカーをしたいと思えました。

この言葉があったから自分は、150試合という節目を迎えることができたと思います。

こんな感じで、
ざっくりと振り返ってみました。

今回150試合を達成したけれど、
率直に自分は、まだまだだなと思います。

まだまだ頑張れるし、頑張る。

今後も数字にとらわれず、チームに貢献することだけを考えたいです。

そしてリーグ戦でタイトルをとるのは簡単ではないとわかっているけれど、絶対に優勝したい。

今シーズンの残りの試合も、
全力で駆け抜けます。


最後に、
これまでうれしいことだけではなかったし
むしろきついことの方が多かったけど、

150試合を達成するまでにいろんな人と出会ってきて、支えてくれたりそばにいてくれた人がいました。

本当に「人に恵まれてきた」と感じさせてくれる人たちに出会えたと思っています。

時には叱ってくれたり、
本音でぶつかってきてくれた人がいたから
そこでサッカー選手として満足せず、
歩みを止めることなくここまでこれたと思う。

改めて、私と出会ってくださった方たちへ

「どんな時も支えてくれてありがとうございます」

これからも共に戦ってもらえたらうれしいです。

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