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実質無料という名の恐怖と恍惚〜カメラ編〜

📷「カシャっ」

ある日友人が何気なく手持ちのカメラでシャッターを切ったその瞬間。
恋愛も音楽もアニメも割と耳から落ちるタイプの人間である私は、そのシャッター音に一耳惚れ👂

これが私とNikonとの運命の出会いとなったのです。

そこからNikonのフィルム機FM2をインスパイアして造られたZfcの存在を知り、必然的にそのフルサイズ機であるZfに辿り着き…

このセクシーダイナマイト堅牢ボディーに一目惚れ。
「あ、もうこれ」
「自分で使うなら絶対これ」

すぐにカメラ屋に行って実機も触り、たまたまZfユーザーでもあった店長さんからいろんなお話も伺い…。

そこからありとあらゆるマイナス面も調べまくって、それでも私にとって、我が家にとって、その値段を出して買う価値はあるのか。
そもそも買う必要のある物なのか。
相当な時間をかけて吟味。

現在ライター業でも、時代と共に画像や動画などのプラスアルファがより求められるようになってきているのはもちろん、多少触れないと仕事にならないくらいにはなってきていて。
それならiPhone XSから15Proに買い替える方が堅実なんじゃないか…。

脳内会議は多忙を極め、
とある境地へ辿り着きます。

滞りなく進めば、これからあと30年か40年は生きるよね?(35年くらいが理想)
そこで1日1枚写真を撮るとして。
365日✖️35年で割ってみると…

なんということでしょう…
実質無料に(真顔)

その考えで言うならば一秒でも早く買う方がお得だし、
なんならこのカメラで撮影することで生まれる喜びや興奮、押し寄せる多幸感、そして今後残されていくであろう思い出たちすべて足したらむしろおつりくるよね?(真顔)

ずっとカメラを買いたかったけど、「これ!」と思える物がなく過ごしてきた私は、まさしくカメラ業界における潜在層にぴったんこカンカン。
自ら気持ちよくNikonマーケティングの海を泳ぎ、意を決して清水の舞台からドーーーーン🦵❣️

決断したら迷いゼロ。
本当早かった。
決断の2日後くらいにはもう物が届いてたもん。

あとはもうひたすら撮りながら勉強。

カメラの世界…
更にはレンズの世界まで…
深い深い、嗚呼深い…(喜)

なんて楽しいんだ…
なんてワクワクするんだ…
こんな世界があったんだねぇ…☺️
ねぇ、パトラッシュ…


・自分が見ている視点をフィルター越しに切り取るという、写真機としての本来の喜び
・むしろその音を聞きたいがために撮るまである耳心地のよいシャッター音
・Nikonの歴史を踏襲する、アナログで堅牢なデザイン(Nikonはこれをヘリテージデザインと呼ぶ)
・思いっきりカジュアルに使うことも、逆に思いっきりこだわることもできる、写真機としての懐の深さ
・いつも連れて歩きたいルックスの良さ
・泣く子も黙るフルサイズ機


私がカメラに求めるものすべてが詰まってた。
もう迷わない。
そう、 Zfならね。

Zf唯一の難点と言われている、重さとグリップ部分。
私にとってこの重さは、“推し機の存在を物理的に感じられる想いの質量そのもの”であり、グリップ部分は革製のカバーを使用し、しっかり手に馴染ませることでカバー。そこはカバーだけに。

一部の方々が不要と唱えているバリアングル(パカパカ開くモニター画面のやつね)、今のところ私の使い方では不要の意味がわからんくらいにはその良さを実感しています。
むしろ無駄に操作性のあるZfを好んで選ぶ民は、フィルム機的デザインが美しいその背面と、モニター画面との切り替えの煩わしさすら愛しいのですよ。

何てことない日でもカメラを持って出かけると、普段の景色に無意識に(どう切り取ろかな…)という視点になるのがとても良い…。
いつもと何も変わらないはずの日常の景色が、全然違って見える。

携帯買い替えの道も最後まで迷ったけど、
結局最終的に「撮る喜びそのもの」をより強く感じられる方を選びました。

「ちょっとカメラ貸して!」
子どもたちも一緒にこの楽しさ味わってます。

ここぞの時だけ使うんはもったいなさすぎる。
日々の生活こそガシガシ切り取っていきたいな。
老後にまたがる趣味がまた一つ。



※歳取ってから楽しみたいことの一つに、「徒歩&電車バックパッカーソロキャンプ」があるんだけど、ここに「カメラ持っていろんなところに行く」も追加。
むしろそこ合体させちゃっても良い🏕️📷



#Nikon
#NikonZf
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#NIKKORZ40mmf2
#NIKKORZ24 -120mmf4

#ファインダー越しに見る世界
#カメラ
#ミラーレス一眼

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