暴言おじさんと、生野菜サラダの湯気

10月24日(木)

昨日やり残した仕事を片づけるために早めに出勤したら、私の前の席の性格の悪いおじさんと、その隣の席のパワハラ気質のおじさん(どちらも私と同じチーム)が、ものすごい勢いでチームの人たちの悪口を言っていて、心臓が急に縮こまってしまった。「あんなやつ、○○もまともにできないんだから晒し上げましょう!!」とか言っていて怖すぎた。二人の口からなめらかに繰り出される暴言の数々は、「この人たち毎日こうやって朝っぱらから人の悪口言ってるんだろうなあ」「私がいないときは私の悪口言っているんだろうなあ」と私に思わせるには充分すぎるほどで、せっかくがんばって早起きしたのに心底つらくなった。

そして、ひょんなことから勤務中に、件のパワハラ気質おじさんのちょっとした職務規程違反を知ってしまい、これは一体どうしたものか、という気持ち。チームのリーダーに言ってももみ消しをはかられるのはわかっているので誰に相談したらいいものか悩む。

そんな職場でも、私の転職前の職場に比べると「超平和」ということになってしまうのだけれど。

なかなかしんどい気分を引きずったまま、16時に退勤して最寄り駅のカフェで原稿を書く。18時頃、仕事を終えたT氏と合流して、いつもの魚料理のおいしい居酒屋に行った。外で飲むのはとても久しぶりだなあと思ったが、先週の金曜以来だからまだ一週間も経っていなかった。

生野菜サラダを頼んだら、運ばれてきた皿から湯気が出ていて、生野菜から湯気が出てるぞー! とひとしきり盛り上がった。よく見たら皿にはふつうに茹でたブロッコリーが盛られていた。生野菜とは。

前回に引き続き頼んだサンマの塩焼きがとても美味しい。日本酒も焼きそばもカンパチの刺身も美味しい。

しんどいことがあっても美味しく飲み食いできる性質で本当によかったなと思う。でも、推しの卒業発表の後の食欲のなさが数日しか続かなかったのは、きっといいことなのだと思いながらも少しだけかなしい。

雨が降っていたので、一度家に帰ってT氏にビニール傘を貸した。

#日記 #エッセイ #恋と似て非なるもの

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