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最近の日記

世界をいろいろカテゴライズするとして、今は動物や鳥、植物、鉱物と呼ばれるひとたちと仲良くなりたいと思っています。


誰でもない自分のためにしたことが、誰かのためになっていることが、ある。


白木蓮の木が庭にある想像。しあわせ。


春分
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光るように満開の辛夷を見あげながら、もうずっと昔にもこうしていた、と思う。母に手を引かれて覚束なく歩いていたころだったろうか、それとももっと昔の、わたしがわたしではないころだったろうか。与えられるように、その瞬間に零れ落ちた花を拾い、少しだけ口に含んだ、あれはいつの話だったろう。


千年後、に立って後ろを振り返る。足りないこともできていないことも、残酷なことも、いくらでも、たくさんあるように感じる「いま」を、その遠い場所から振り返ると、それでも、わたしたちはよくやっているなあと思う。遠い場所から思う。
ほんとうに、わたしたちはよくやっている。その上で対処していく。明るい場所を目指して。いまここに希望があるように在る。あるいはひとつの希望として存在すること。


もしもわたしがおおがねもちだったら、京都の古く美しい屋敷で幽霊のように暮らしたい。もしくはチャリスウェルのような庭、しかも果樹が植えられた庭を作ってそこの管理人になりたい。