見出し画像

㉔もののがたり【1月冬アニメレビュー】

アニメ全部見る企画の二十四本目です。

1.個人的オススメ度

個人的オススメ度:★★★☆☆(3/5)
ジャンル:バトル/現代日本
あらすじを一言で:
付喪神と対話し調伏させることを生業とする家の跡取りでありながら、彼らを憎悪する主人公と付喪神を家族として扱う家の少女の交流を描く。
こんな人におすすめ:和風ファンタジーが好きな方。

2.キャラクター

『岐兵馬』。主人公。過去に兄と姉を付喪神に殺され、彼らを恨んでいる。
『長月ぼたん』。メインヒロイン。6人の付喪神神達と暮らす、長月家の次期当主。
マフラーの巻き方が違うのは性格ということでいいのか、何か意味があるのか。
ぼたんと共に暮らす『婚姻調度』の6人。

3.あらすじ

歳を経た器物は、やがて“心”を宿し、
付喪神となる──
塞神より力を授かり付喪神と対話し、
常世へ還す生業──“塞眼”。
塞眼御三家の一つ・岐家の次期当主、
岐兵馬は大切なヒトを奪われ付喪神を憎悪する。
千年の都、京都で暮らす
長月家の当主、長月ぼたんは”家族”として
愛する六人の付喪神と共棲する。

過去に囚われ、力ずくで付喪神を
封殺し続ける兵馬に、祖父造兵は
「彼らの声を聞き、導くこと」を指し示す。
祖父が出す条件は今一度、
付喪神を見極めるために
居候として長月家で家族と共に過ごすこと。
付喪神へ正反対の想いを抱く兵馬とぼたん。
二人は出逢い、一つ屋根の下で暮らすこととなる。

人と付喪神。縁を紡ぐ付喪ノ語り。

もののがたり
|©オニグンソウ/集英社, もののがたり製作委員会

4.感想(ネタバレあり)

・現代日本を舞台にした東洋系バトル。割と戦いは現実的で陰陽術などの魔法的なものを主体にする形ではなく、強化した格闘術などをメインにする方式のよう。

・復讐者タイプの主人公は割と好きなので期待。基本的に復讐心は物語が進むうちに違う方に昇華されていくものですが、開始時点の基礎的な思想が分かりやすいのが良い。

・作画はそこそこ。悪くない水準ではあるし、アイキャッチ画像などもかっこいいが、戦闘シーンはもう少しスピード感あると作風にもあってそうだと感じた。

・方向性として、バトルメインになるのか、二人の心の成長がメインになるのかで好みの層が変わってきそう。原作のあらすじを読んだ感じでは、組織間の戦いや異界の存在などバトル的な要素が強そうに感じた。

OP。映像を見る限りではある程度バトルは多そうかなと思います。
今季はスーツキャラが多くて助かる。
婚姻調度の6人は全員ネクタイがシルバーだが、これは結婚式のネクタイの定番らしい。
結婚式出た覚えがないので知らなかった……
薙は刀の付喪神なので、体を刀に変化させて戦う。
その流れで言えば、ハコの付喪神である匣は強そう。捕縛系。

個人的にはスーツキャラが活躍するというだけで、アニメをしばらくは見ようと思っているところですが、雰囲気的に原作の方が良さを十全に引き出せているような感じがします。迷った人は原作を軽く触ってみるのがいいかもしれませんね。

・その他のアニメの感想も……

現在1月開始の冬アニメすべての感想を執筆しています。
他にどんなアニメがスタートするのか気になっている方がいらっしゃったら、ぜひ覗いてみて下さい。
その他冬アニメの感想は▼こちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?