家庭学習について(私立中学受験向け)

こんにちは。

今回は受験生がいるご家庭向けに話をしたいなと思います。前回のnoteにも記しましたが、下記の方法論が合わない場合は是非ご自身でアレンジしてみて下さいね。

なお、今回は小6を私立受験をメインとし、公立一貫は次回触れます。
また、基本的に塾に通っている前提で進めていき、各教科と言うよりも、保護者がどういう風に接すべきか、子どもの勉強で見るべきポイントは何かについて述べ、勉強方法自体には余り触れませんので、あしからず。

【目的】
「家庭一丸となる土台づくり」

【方法】
・毎日トレーニングすべき教科の内容(漢字、計算、小5での理社既習単元)を決める
・保護者の方も勉強しているもの、完成しなければならない仕事について、子どもと共有
・一日や三日など、期間を区切って親子それぞれが相手の遂行具合をチェックする

【理由】
 近年、保護者も中学受験経験がある方が増えてきたので以前ほど保護者の方の悩みというのは多くはないのですが、私立は「ご家庭が一丸となって目指す」ものであることには変わらないと思います。
 
 その時に注意して頂きたいのが、「学習量の押しつけ」や「塾の担当が教えた勉強方法ではない方法」に走ってしまうことです。特に、後者の場合には子どもからすると当該単元について2倍学ぶわけですから、その分ストレスも大きくなります。すると、子どものモチベーションが下がり、結果としてポテンシャルとして目指せた学校まで実力が至らないということになってしまいます。

 私はその様なご家庭に「お子さんとライバル関係を作って下さい」と提案してます。私立受験生は、殆どの場合保護者の方がきっかけとなって志望校を選びます(子どもの方から○○中学入りたいと受験する場合は少ない)。このため、子どもからすれば心のどこかに「何で自分で選んだわけじゃないのに、色々言われなきゃいけないんだ」や「親は勉強してないじゃないか」などの気持ちがあります。

 「背中を見て育つ」という言葉がありますが、子どもたちは自分と同じことをしている人には、あまり文句が出ません。「ライバル関係」を意識的に作り出すことにより、それぞれがそれぞれを認めやすい環境を作ること(親に認められたくない子どもはいないと思いますので)、それが結果的に「家族一丸となる」ことに繋がります。

今回は以上になります。
読み直しての最初の感想が「文章でもめっちゃ喋ってる!」だったので、次回はもう少しコンパクトにします苦笑

ありがとうございました。
A Hui Hou✋

#いま私にできること
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