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読解力が無くても「想い」は伝わる。Your/My love letter考察を読んで

初めまして。

この記事はシャニマスのYour/My love letterの感想であり、ネタバレを含んでいます。まだ読んでいない方はご注意ください。
語彙力や文の構成も不慣れなため難があるかもしれません。ご容赦ください。

あまり自分語りはするべきではないと思いますが、自分は読解力がないです。
これは今回の記事に大きく関わってくる話なので先に述べておきます。
なので他の方の記事のように深い考察などは無いかと思います。

恐らくこの記事を読んでいる方は殆どが今回のイベントコミュ「Your/My love letter」を読んでいるでしょう。
多くの方がこのお話を絶賛しており、あなたも恐らく素晴らしいコミュだったと思った一人だと思います。ですが、自分の最初の感想は周りと少しズレていました。

初見の感想

正直に言ってかなり難しいお話であるという感想が第一でした。
今までのアルストのお話とは大きく異なったお話であり、『モブと呼ばれる人はいないんだ、あなたも主役の一人だ』というメッセージはなんとなく伝わってきたものの、自己肯定感の低い自分は千雪さんに「みなさんという一括りにしたくない」と言われても正面から受け止める事が出来なかったし、「このお話アルストでやる必要ある?」と、思ったのです。


自分はアルストPであり、求めていたコミュはアルストが悩みながらも成長する。そんなキラキラしたような、王道の、まさに薄桃色にこんがらがっての様なお話でした。
一般的なゲームであればそんなお話になったでしょうが、シャニマスは残念ながら(この時は残念に思っていた)そうではなかった。

ただ、題名にあるように自分のように読解力が無くても何か漠然とした「想い」は伝わってくるもの。
自分は読んでいて頭に残った言葉がありました。

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それがこの甜花ちゃんのセリフです。
言葉の心理はよくわからないけど、何故か凄く自分の心の中に残ったのです。
色々考えた結果、頑張れというけど、実際に頑張るのは本人で、無理しなくてもいいよ、心配だよという気持ちもちゃんと伝わってるのかな。という意味合いなのかと思ってました。
「頑張れ」しか言えない自分の無力さを憂いているようにも見え、凄く残酷だけど現実的だなと感じました。
LPの話も好きだったので、このセリフは印象に残ったのかもしれません。
他にも銀之助のセリフがちょくちょく刺さったりしましたが長くなりそうなので割愛します。

考察を読んで

よくわからなかったら調べればいい、という事で他の方の考察を読みました。
一言で言うと「やってくれたなシャニマス」という感想に尽きました。
尚、他の方の迷惑になるかもなので具体的な記事は明示しません。

「このお話アルストでやる意味ある?」という感想。
これ自体は間違っていないというか、ライターの意図する所であった物であり、アイドルであるアルストもコンビニ店員や高校教師と同じく、誰かにとっては主役あり、誰かにとっては名も無き人であるという事を表していたという事。
目から鱗とはまさにこのことでした。アルストでやる意味がない事がこのコミュのメッセージの一つであり、本題でもあった訳ですね。

次に甜花ちゃんのセリフ。
これは自分の気持ちがどの程度伝わってるのかではなく、どれぐらいの人に伝わるのかな。この気持ちを全員に届けたい。という思いから来たものでした。
甜花ちゃんはメールを持ち帰って家で読んでいたり、千雪さんと甘奈をラジオに呼んで皆に想いを届けようとしました。
行動を伴った想いというのは人を動かすもので、この考察を読んだ時、本編では泣かなかったのに甜花ちゃんの優しさに気づき、思わず涙が出てしまいました。

まとめ

読解力はシャニマスを読むうえであった方がいいかもしれません。
ですが、無ければ無いで初見の感想と周りの考察を経て2度の発見が得られるものです。
語彙力や読解力が無くてもその時に感じたあなたの感情は決して間違いではない。それがあなたの想いです。

名も無い人ではないあなた、次はあなたの想いを聞かせて下さい。私はそれを待っています。

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