2023年、記録。
泣いても笑っても2023年もあと1ヵ月。こっから年末までの時期ってわくわくして大好きな反面、年を重ねると共に「この1年なにかできるようになったんだっけ?」みたいな焦燥感も同時に感じるようになった。
友達の子供はどんどん成長しているし、最近新しい家族になった犬は、この1ヵ月で外を怖がらずに散歩できるようになったし、お座りとお手を覚えたし。私、何してたんだっけ。。この1年間。なんてつい思ってしまう。
別に私だって自分なりに頑張ってきたし何もなかったわけではない。大丈夫、と通りすぎることもできるのだけど。
何となく、この1年何してたか、どんな変化があったか、そんなトピックスごとに自分の1年を振り返っておきたい。
旅
今年もいっぱい旅をした。毎月飛行機か電車に乗ってた気がする。
1月:彼の家族と一緒にシカゴで全力のクリスマスを楽しんで、少し疲労感と共に迎えた新年。全てが新鮮で、でもなんだかすごい選択をしてしまったようで気後れしたり、そんなアメリカ滞在だった。
そのアメリカから帰ってきて過ごした日本はすごくほっとした記憶。海外に住むようになって自分が”日本人”であること、”日本”が母国であることをより意識するようになった。普段の生活で出身国を聞かれたりパスポートを見せたりすることが多いからかな。
旧正月は1年半ぶりの香港へ。私の人生が大きく変わった場所だから、久しぶりにオフィスとか、お気に入りのレストランに同僚達と行くのは感慨深かった。
3月:厦門(アモイ)へ。自分だと絶対に行かなかったであろう場所に同僚と。初めてヨットに乗ったり、中国一美女が多いと言われる厦門大学に行ったり(中には入れなかった)中国のまた奥深さに触れた旅だった。
4月:久しぶりの台湾へ、日本の友人と現地集合した。そんなことができるなんて、コロナの時から考えたらあり得なくてそれだけでうれしくなった。
前回に台湾に来たのが20代前半の時、全てが新鮮だったんだけど、中国に住んだ今は、正直あまり新鮮味が無かったというのが感想(もちろん言葉や、人の特徴なんかは全然違うのだけれど)新鮮味がないと感じている自分に少し嬉しくなったり、中国語の意味が分かっている事とかも少し自信になったり。人間ってやっぱり知るとか経験することで世界って広がると思うし、知れば知るほど、もっと知らないことがあることを知る。ってキリが無くて面白いよな~。
5月:両親が中国に。私がこちらに来てからずっとコロナで、観光らしい観光なんてしてこなかったから、改めて街を観光するのはとても新鮮で面白かった。両親の中国のイメージをガラッと変えられたのも嬉しい。
6月:莫干山へ。誕生日旅行でのんびり。中国も少し電車で足を延ばすとのんびりできる自然のある場所に行くことができる。
7月:北京へ。やっぱり万里の長城を歩いたことは今年のハイライトトップ10には入るかも。ここで色んな歴史が起きたんだと感じながら自分の足でその地を歩くことは、動画や写真で見るそれとは全然違う。
8月:数年ぶりの大好きな韓国へ!とにかく食べて、買って、食べて、買って。久しぶりの韓国はやっぱり魅力が詰まっていた。ピアスをこの歳にして初めて開けたのもアクセサリーの幅が広がってよかった。
9月~10月:国慶節で再び日本へ。今回は初めて彼を連れて日本の色々な所へ連れて行った。もうどこに行くとかじゃなくて、とにかく私の大切な家族や友人と、彼が楽しい時間を過ごせているそれだけで幸せで充実した旅行だった。「日本に住んでもいい」という彼の言葉を引き出せたのはこの旅が上手くいったしるしだと思う。
11月:再び冬の韓国へ。中国から韓国の便が本当に安くて、来年も絶対に沢山行く。
12月:また再度香港に仕事で行って、年末は再びアメリカの予定。
今年はアジアとアメリカだったので、来年は東南アジアとかヨーロッパとか行ったことのない国に行ってみたいなあ。
環境の変化
引越をした。念願のバスタブ付き!!
前の家と違って、今の家は窓も大きくて。広くなって掃除をするのは大変になったけど、環境が変わると気持ちも変わる。新しい生活スタイルに変わったりもして、この夏彼の転職とかで少し精神的に疲れていた私達が、環境を変えるのは必要な事だったと思う。
新しく始めたこと
わずかながらも新しく始めたことがいくつかある。
一つ目は、ピラティス。
これはずーっと気になっていたらたまたま家の近所にピラティスできることがあることを知っていってみたのがきっかけ。
1月始めたばかりのころのレッスンは、しんどすぎて気持ち悪くなることもしばしば、でも12月になった今、初心者クラスでは少し物足りないと感じる程、身体が変わってきたと感じるし、次のクラスに行きたくてたまらない。
身体を動かすことでとにかく無心になるし、ピラティスが終わった後はとにかく気分が爽快になる。私はデスクワークだし、しっかり足腰鍛えておきたい、これは人生でずっと続けたいものの一つになった。
二つ目は、犬を1匹、家族に迎え入れた。
もともと猫が一匹いたんだけど、あまり猫によって生活が変わるという事は無かった。(もちろん、猫がいるだけで生活が少し豊かになる。)
でも犬との生活はかなり私の生活リズムをいい意味で変えてくれた。
朝晩必ずごはんをあげないといけないし、その後散歩に行かなければいけない。それが彼女にとっての楽しみだから、週末であってもその楽しみを奪って寝坊するなんてことはできない。
週末の午前中を寝過ごしてゴロゴロして無駄にすることが無くなった。もともと家大好き人間だった私が、朝晩近所を歩くことで色んな発見もした。朝行けばお得なサンドイッチとコーヒーセットを売っているパン屋も見つけたし、彼といけそうなご飯屋さんが密集しているエリアも見つけた。
中国の人は犬が大好きで、犬を連れていると話しかけられる確率がぐんとあがった。それによって私も、萎えていた中国語のモチベーションが上がったりもした。手はかかるけど、それ以上に犬がくれる生活の豊かさは想像以上だった。
まとめ
もちろん1年の間、素晴らしいことばかりあったわけじゃない。彼とだって何度もぶつかって、そのたびに話合いをして試行錯誤を今もなお続けているし、部下との付き合い方で悩みまくったこともあるし、友人の1人が命を絶ってしまったり、私の長年の上司が来年帰任することが決定したり。
歳をとればとるほど、人間変化もするしその変化の振れ幅がどんどん大きくなっていく。だからこそ、今目の前にあることにもっと目を向けて、それがどれだけありがたいことか、かけがえのないことなのかを噛みしめる。そんな1年をまた来年も送りたい。
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