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ビジュアルファシリテーション最前線!

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商品企画やデザインの現場で、革新的な視覚化メソッドを実施しているグラグリッドによる実践マガジン! グラフィックレコーディング、グラフィックファシリテーションを含む『ビジュアルファ…
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#小学校

小学生グラフィックレコーダー、デビュー!!

とある夏の日の、新宿区落合第六小学校での休み時間のことです。 教室でなんと、名刺交換がはじまりました!! 「グラグリッドさん、どうぞよろしくお願いします!」 緊張の面持ちの生徒たち。 実はこの生徒たち、小学生グラフィックレコーダーなのです! 落合第六小学校の生徒たちの中では「もっとグラフィックレコーディングに挑戦したい!」と、ワクワク感が広がっています。 このワクワク感をうけて。グラグリッドでは小学生グラフィックレコーダーと一緒に、未来を描くプロジェクトをスタートしました

型から解き放たれて、隠れていた意味を発見する! ~新宿区立落合第六小学校×グラグリッド 参加型体験授業【2019年6年生①】 ~

「人間と同じような存在」「想像の源のような存在」「季節を教えてくれる存在」「悪魔女のような存在」「危険だけど子供をみているやさしい存在」。 落合第六小学校にたたずむ、夏みかんの木。 その木の意味が、どんどん、どんどん、6年生の生徒たちによって発見されていきました! 常識を超えて新しいものをうみだすために大事なのが、ものの意味を再定義し、新しい価値を見出すこと。 実際に企業の中では、エスノグラフィ等のデザインリサーチが「新しい価値を見出す」ための手法として注目を集めていますが

「正しさ」「頭で考える」からの解放~新宿区立落合第六小学校×グラグリッド 参加型体験授業【2019年オープニング】 ~

2018年度にはじまった、新宿区立落合第六小学校×グラグリッド 参加型体験授業「おえかきシンキング」。 2019年度の授業もはじまりました! 今年の「おえかきシンキング」授業で学んでゆくのは、「『常識を超えて新しいものを生み出す』ための、これまでの枠にとらわれない、新しいことを創造する考え方」。 手を、体を、たくさん動かしながら学びを深めていきます。 ↑今年の授業内容の大きな方向性となった、プロジェクト型総合学習『落六DASH』のテーマ「常識を超えて新しいものを生みだす」。

「常識を超えて新しいものを生みだす」落合第六小学校の挑戦と、挑戦を支えるグラレコ

↑子供たちの未来を進む力を育むために。 新宿区落合第六小学校で、グラフィックレコーディングを総合学習『落六DASH』の授業に取り入れて、はや1年! 生徒たちは1学年ずつ進級し、昨年5年生だった学年が今年6年生となり、学校のリーダー層となりました。 生徒たちの成長にあわせて、もちろん『落六DASH』の授業も進化していきます。今回は、そんな進化する授業での挑戦と、その挑戦を支えたグラフィックレコーディングについて、この場にグラフィックレコーダーとして関わった和田がお伝えしたいと思

文科省「教育課程特例校」認定!落合第六小学校「みらい科」授業と、その中で活きるグラレコ

新宿区立落合第六小学校とグラグリッドが手を組んでつくってきた参加型体験授業「おえかきシンキング」。 ↑おえかきシンキング プログラム 2018年度の取組みの中で、デザインシンキング・デザイン経営を社内で導入している様々な企業の方、大学等教育機関の方、市民ファシリテーターを育成されている方、グラフィックレコーダーを志す方、パートナーの方など、様々な方から応援・支援をいただきました。 様々な方のエールをうけながら、革新的な試みで、私たちも先生方も試行錯誤しながら作り上げてき

それぞれが活きる未来を「まとめる」~新宿区立落合第六小学校×グラグリッド 参加型体験授業【第四回】

「何やってるのー?」 中休みのチャイムが鳴るやいなや、私達が準備を進めていた家庭科室の扉の前から、生徒たちが目を輝かせながら、こちらを覗いてきました。 「今、行くよ!」 校長先生も一緒に、みんなで階段を上がって、教室へ向かいます! 今回の授業は、グラグリッドと、新宿区立落合第六小学校で行っている参加型体験授業「おえかきシンキング」の最終回です。 テーマは「まとめる」。 前回の第三回目の授業「きく」では、生徒たちは自分の心の声、相手の話を受けとめて「きく」挑戦をしました。

自分の心の声、他者の声をきいて受けとめうあう~新宿区立落合第六小学校×グラグリッド 参加型体験授業【第三回】 ~

グラグリッドと、新宿区立落合第六小学校で行っている参加型体験授業「おえかきシンキング」。 第二回の授業「空想する」では、身近なものからヒントを得て、未知の世界(新しい社会システムをつくる)を考え出す方法を学んでゆきました。その中で「質問する人の存在が、想像の飛躍の大きなきっかけになる」という示唆が得られました。 第三回目の授業は「きく」。「きく」は、未来をつくるための想像の飛躍を支える、大事な土台の力の一つだと私たちはとらえています。自分という世界を飛び出して、未知で異質な

「楽しむ」を超越し、「解放」しあった子供たち~新宿区立落合第六小学校×グラグリッド 参加型体験授業 ~

体育館5面分を紙でいっぱいに埋め尽くした、9/28(金)の新宿区立落合第六小学校の参加型体験授業「おえかきシンキング」第一回。(授業の様子は以下の動画と、前回記事「未来へ向けて「1人1本の自由」が生み出すパワー!~新宿区立落合第六小学校×グラグリッド 参加型体験授業~」にてご覧いただけます! ) この第一回目の授業について、私達は、落合第六小学校に関わる地域の方々へ向けて、取組みの報告を準備すべく、ワークショップの振り返りを行っていました。 その中で、私達はとても大事なこ

未来へ向けて「1人1本の自由」が生み出すパワー!~新宿区立落合第六小学校×グラグリッド 参加型体験授業~

「もっともっと、紙がほしい!もっと描きたい!」「こっちにも、紙!!」 「新しい生物が生まれたよ!」「この星と、この星はこうつながる!」 「隕石が落ちてきたこと危機を伝えあうための言語が生まれた!」 体育館には歓声が響きわたり、気づけば描かれた紙で床がいっぱいに埋まっていました。 新宿区立落合第六小学校で実施した、絵を通じて「考える力」「まとめる力」「促す力」を育む、参加体験型授業「おえかきシンキング」第一回目。 私達は、体育館中に溢れた子供たちの生みだす圧倒的なパワーを目