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ビジュアルファシリテーション最前線!

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商品企画やデザインの現場で、革新的な視覚化メソッドを実施しているグラグリッドによる実践マガジン! グラフィックレコーディング、グラフィックファシリテーションを含む『ビジュアルファ…
運営しているクリエイター

2018年6月の記事一覧

ディスカッションパートナーとしてのビジュアルファシリテーション

ここ最近、グラグリッドではディスカッションでのビジュアルファシリテーターとしてお声がけをいただく機会が増えています。 先日も、とある企業内でのディスカッションにビジュアルファシリテーターとして参加し、効果を実感いただいたという嬉しいお声をいただきました。そこで今回は、「私たちがディスカッションの場にどのように関わっているか?また関わることでどんな効果があるのか?」について、今回の事例を元にお伝えしたいと思います。 上の人は何を考えているんだろう?今回お呼びいただいたディスカ

「どんな姿勢で立っているか?」~「板書屋」志賀壮史さんからの問いかけ~

1989年、世田谷のまちづくりから始まった、日本でのファシリテーション・グラフィックの導入と活用。 1990年代には世田谷から全国各地のまちづくりの現場や、市民活動の現場に広まってゆきました。現在では、経営、イノベーション創出やデザイン、コミュニティや組織開発、教育や福祉など、様々な分野で用いられ、目的に応じた形で絵をもちいたコミュニケーション促進が進んでいます。 多様な分野で活用されていくのと同時に、参加者一人一人を尊重し、可視化しコミュニケーションを促していく立場として

まちづくりシンポジウムに「情報の可視化」に関する内容で登壇します

今度の7月15日、グラグリッドの三澤が、早稲田まちづくりシンポジウム2018「社会デザインと計画論の未来」に登壇させていただくことになりました。グラグリッドでは、まちづくりのお仕事として、これまで、福島県郡山市や長野県松本市など、さまざまなケースでサービスデザインの試みを行ってまいりましたが、この度は、グラフィックレコーディングやグラフィックファシリテーションなどの情報の可視化が、まちづくりの活動に与える影響、効果についてスピーチさせていただきます。 まちづくりでは、馴染み

ビジュアルファシリテーションってなんだろう?~シベットのMAP to the VIZ WORLDを読み解いて探る~

「グラフィックレコーディング、ファシリテーショングラフィック、ビジュアルファシリテーションて何が違うんですか?」可視化の手法が広がるにつれて、そんな質問をいただくことも多くなりました。 そこで今回は、グラフィックファシリテーション創始者のひとりである、デビッド・シベット氏がVisual Leadersにて提唱した"MAP to the VIZ WORLD"を読み解きながら、「ビジュアルファシリテーションとは何か?」を探っていきます。 ↑Visual Leadersの本の内