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公正取引委員会が日産に激怒!?どうした日産!?

今回は日産の下請けたたきについてお話ししたいと思います。日産の社長が「法認識が甘かった」とコメントしてますが、本当にそう思います。まずは日産がどのように下請法に違反したのか見ていきましょう。

日産はどのように下請法に違反したのか?

日産は割戻金を下請けに一方的に要求し、これが下請法に引っかかりました。割戻金は「予想より売れたから予想より売れた分をお返しするよ」っていうお金です。聞きなれない人が多いと思いますが、意外と身近に発生しているお金です。家電の販売で同じメーカーのエアコン2台で○%OFFとかのセールがありますよね。あれはメーカーがいっぱい売れたら割戻金を払うから頑張って売ってね、と販売店と契約しているからセールが成り立っています。割戻金の考えは消費者は安く買えて、販売店も懐が痛まず、メーカーも大量生産で原価を抑えて利益が上げれる全員が嬉しくなれる素晴らしいものです。ではなぜそれが問題になるのでしょうか? 
 

今回問題になったのは一方的に割戻金を要求したこと

今回問題になったのは割戻金ではなく、一方的にというところです。一方的に割戻金を要求してそれを押し通したことが問題になります。「お前儲けただろ?儲けた分は俺のものな!」って感じで日産は割戻金をもらっていきました。見事なジャイアニズムです。島根県知事が日産のことを強盗といいましたが、まさにピッタリな表現だと思います。

今後の日産は下請いじめは行わない?

今回、日産はかなり叩かれましたがこれからは下請け叩きは行わないと皆さんは思いますか?
私は思いません。今回の割戻金騒動ですが、契約で割戻金を入れてなかったため、下請法に引っかかっただけで契約に入っていれば問題になりません。日産は今頃契約に盛り込んでいるのではないでしょうか?

そもそも日産はなぜ下請叩きをそこまでやるの?

もちろん下請たたきをして利益を伸ばすためですね。日産は日本ではトヨタ自動車、ホンダ製作所についで第三位の自動車会社です。自動車メーカーの中でも大きなほうですが、トヨタ自動車やホンダ製作所と比べて大きく劣っているところがあります。それについて動画を作成したので時間があれば見ていってください。


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