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子どもの変身して行く目にして、!!!!!!!!


この度の先生のワークショップは、非常に大きな学びになりました。

当日参加いたしました2名の学生さんたちから寄せられた感想をお伝え申し上げます。
・午前に開催されていた「つみ木であそぼう!」のブースを全てではなかったですが、少し見学させて頂きました。参加された家族と先生が、一体となって歌を歌っていたのが驚きでした。また、つみきを使って作品がどれも素敵でした。

さらに、つみきの作品を「壊す」ではなく「崩す」と言うのが正しいと先生が仰っていて、またその理由を1人の子が「壊すよりも、崩す方が優しいから」という様な理由を答えていました。

それを聞いて私はとても納得しましたし、勉強にもなりました。このような小さなころから優しいほうを選ぶと、人を傷つけることがなくなるのではないかと思いました。


・つみ木であそぼうでは、何点か気づいたことがありました。
 まずはつみ木そのものについてです。今回の教室で使用していたつみ木は全て檜で作られたもので、形も長方形、正方形、台形の3種類でした。私はその中でも台形のつみ木が珍しいと思いました。また、つみ木が着色されていないという点がいいと思いました。

私も幼い頃積木遊びをしましたが、そのほとんどが着色されている積木でした。そのため、創りたい形があっても色が自分のイメージするものと異なっていたり、使いたい形があってもブロックの色が一緒に遊ぶ他の人が好きな色だから使わないように遠慮してしまって、なかなか自分の満足いく積木遊びができた記憶がありませんでした。

ですが、天然の檜そのままなら、子供の思うままに作品を作ることができ、想像力次第でそのつみ木が何色にも変わり、その子自身の特別な作品になるのではないかと思いました。

加えてつみ木もただ木の色をしているのではなく、よく見ると1つ1つ木目や色が異なり、味があると思いました。

また遊戯室いっぱいに檜の香りがして、檜独特の感触や音もあり、全身でつみ木遊びを楽しむことが出来るのではないかと思いました。


 またつみ木の数が20000個あり、通常の積木遊びの比ではない数であり、遠慮せずに遊ぶことが出来る点もいいと思いました。

家では子供しか積木遊びをしていない家族でも、つみ木の数が多いことからお父さんやお母さんも自分の作品を作っていて、家族みんなで遊びの空間を共有出来ていていい経験ができているのではないかと思いました。

その中でつみ木が足りなくなった人が居たら、荻野先生の声がけでみんながつみ木を渡しに行く姿があり、つみ木遊びの中で協調性が生まれていると思いました。


 子供たちの想像力や創造力を育む工夫のひとつに、荻野先生が自分から手を貸すのではなく、あくまでも声がけを行うだけであるという点があると思いました。

子供の様子に合わせて声がけをし、作品に対してみんなで拍手をするように促したり、言葉遣いも堅苦しい感じではなく、柔らかくむしろ面白い、道化的な言葉を使用することで、つみ木遊びの楽しさや感動を子供も大人も共有することができるのではないかと思いました。


 また、部屋の電気を消してライトを使用した演出もいいと思いました。

つみ木とライトを掛け合わせるという点もすごいと思いましたが、子供達が作った作品に違う要素を掛け合わせて更に味わい深いものにするという所がすごいと思いました。

ライトの光がつみ木の間から見えるだけでなく、ライトを動かすことにより赤い絨毯に映る影の形も変化し、まるで積木の町に夜が来たような感じがしました。


 1番最後には作品を「崩す」という表現をしていて感動しました。何も考えなければ壊す、片付ける、ないないするという言葉を使ってしまいます。

そうすると攻撃的な言葉になってしまっていたり、作品があった場所から物を全て無くすというようになってしまいます。しかし、崩すという表現にし、かつ一斉にありがとうという気持ちを込めて抱きしめて崩すことにより、その場所に何も無いというニュアンスにはならないと思いました。

そして、ありがとうと抱きしめることにより作品に対して更に愛着が湧き、作品が元の一つ一つのつみ木に戻っても、心の中には残り続けるのでは無いかと思いました。そして、そのような子供の様子を見て、保護者の方も昔のような童心や遊び心、遊びに対する向き合い方を思い出すことが出来るのではないかと思いました。

ありがとう。素敵な観察力 またどこかでお会いしましょう。

#木楽舎つみ木研究所
#楽つみ木アートアクション

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