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テイクアウトブーム

家で仕事していても
「急遽原稿差し替え」
「今日中に見積出し直し」

など、どひゃあ、と叫びたくなるなような大急ぎの依頼が降ってくる時がある。

そういう時は各担当者にメール出したりギリギリの進行管理したりのドタバタで、家の夕飯の支度もままならない。

わたしが住む横浜中華街は、最近日中だけ営業し、17〜19時ごろバタバタと閉店してしまう。客数も10分の1以下に減った。だが今、近隣住民や出勤せざるを得ないワーカーに対して、テイクアウトやデリバリーのビジネスに何店か乗り出している。

わたしも最近、忙しいときは電話して、お弁当やおかずを注文し、夫にUber Eats になってもらっているのだ!

それまでもよく行っていた龍鳳酒家のママが中心になって、「中華街テイクアウト」のFacebookページを立ち上げている。

参加店は中華だけでなく、洋食もある。ナンが美味しいインド料理屋デリーダイニングも。近々、中華街パーキングでドライブスルー販売も始めるらしい!黙って干上がるよりは少しでも現金収入をと、参加する店が増えてきた。

https://www.facebook.com/groups/1183162655359016/?ref=share

なかなか味も良い店が多い。昔からあるお粥の店謝甜記には、夫が子供の頃、鍋を持参してお粥を買いに行ったそうだか、現在のテイクアウト隆盛のおかげで「鍋持参」文化が復活した。うちも早速、先々週末、そそくさと買いに行ってきた。

しかし、困ることはある。外にもあまり行けず運動不足だから、食べ過ぎ注意。体重増加が悩ましい(´-`).。oO

今日、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんのインタビュー記事を編集していて、ちょうど地域経済とダイバーシティがテーマだった。

横浜中華街も、外部の来街者に頼らず地域住民同士の循環経済に目を向け出したという興味深いこころみ。かなり苦しい経営を余儀なくされている中、必死に工夫する店と、ただ呆然と閉店する店の差がある。

テイクアウトだけでなく、中には、中華料理店なのに店頭に机を出し、母国から仕入れたマスク50枚3000円で売り出す所も。まるで昔の闇市だ。新華僑のたくましさよ!😷

緊急事態宣言も終われば、少しずつこの目新しい取り組みは消えるかもしれない。特にドライブスルーはレアなので、車を持っている横浜市民は利用してみるのも、この時期でしかない貴重な経験になるだろう……。

#横浜中華街
#テイクアウト
#地域経済
#循環

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