訪日客が増えるのは日本が世界で最も費用対効果いい観光地だから

訪日客が増えていることは皆よく知っていることだが、消費額を見てみると、三大都市圏より地方のほうが伸びているという。消費額における2015年の地方シェアは23.6%、2018年は28.5%となっている。たしかに、日本に来る知人も地方を訪れる確率は高い。

海外によく行っている方ならわかるだろうが、日本は様々なものが非常に安い上に質が高い。ちゃんとした昼食を1,000円以下で食べれたりするのだから。アメリカやシンガポールと比較すると、同じものなら現地では1.5〜2倍の価格だろう。

地方へのアクセスに関しても電車、バス、飛行機と揃っていて、車を運転しなくても十分に観光することができる。その上、観光資源が豊富にある。体験型アクティビティも充実している。

こういったことや現状の為替水準を考えると、日本は世界一費用対効果の良い観光国と言えるのだろう。

地方の生き残る道の一つは観光であり、海外からのお客様が過ごしやすい環境を作る、海外からのお客様が来たくなるような仕掛けをする、こういったことで地方は盛り上がっていく。日本の観光国家戦略としてやれることはまだまだ多い。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?