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20210103 日記3

生活リズムが破壊されたまま、正月休みを終えてしまった……。

あと、ですます調だと微妙にやりづらいので、口調が混在するいつものTwitterの感じでいいですか?いいよ。

本当は8時にアラームをセットしていたのだけど、布団の中で箱根駅伝を観ていたら、いつの間にか11時半に瞬間移動していた。俺は……弱い!

布団の中での箱根駅伝は禁じ手として、来年以降の正月への申し送り事項としておきます。

13時から地元の友達と遊んだ。

みんな30手前のおじさんなのに、中学時代の友達と会うと、会話のレベルが中学生になる。

ただ、30手前になって、自分が出来ないところとか、自分が変な部分を自覚し始めたので、かつてはいじられてムキなってたことを、笑いながら「そうなんだよな~」と言うようにはなっていることに気づいた。

あと、かつてオタクじゃない友達には、それっぽい言い訳をでっち上げていたのを「豊崎愛生さんの誕生日配信が観たいからその日は行けない」とか普通に言うようにもなってるな……と思った。

中学時代の友人たちは、自分のコンプレックスを否定したり、オタクを隠していたころに築いた関係性で、今の私はヘラヘラしながらも気安く触られたら斬るぞ……みたいなオーラを発しながら生きてる気がするので、割と気安く触れられて嫌じゃない貴重な仲だと感じている。

流石にガッツリ遊ぶ感じではなく、夕方頃に解散したのだけど、ゲームセンターに立ち寄って『ジョジョの奇妙な冒険ラストサバイバー』というゲームを4人で遊んでいた。

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敵を倒すというよりかは『最後の1人まで生き残る』ことが勝利条件のゲームなので、スタンド能力を格闘戦だけでなく、潜入にも使えたり、遠隔攻撃が出来たりと、格闘戦に秀でた承太郎やディオが必ずしも最強というわけでもないのがいいバランスだった。

ただ、俺だけ1位になれず、めちゃくちゃ連戦してしまった……。負けず嫌いなので「ゲームで負けてムキになる」というのは、中学時代から変わっていなかった。(ゲーセンだと特に火がつく)

普通に面白かったので、PS4で出して欲しい。

***

帰宅して『きっと、うまくいく』を観た。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00ITGLFVK/ref=atv_dp_share_cu_r

インド映画を観るのは初めての体験だったのだけど、めちゃくちゃ面白かったですね……。

これは割と切実に思っていることで、フォロワーの数を増やすことに意味はなくて、誰かと出会えることに意味があると思っているのだけど、昨今はフォロワーの『数』がステータスとして取り扱われている。

『数』が重視されるようになると、どんなに低評価を受けても、再生数が稼げればいいので、多くの人の反感を買うことを目的に人道を外れる行為をする迷惑系YouTuberというバケモノみたいな存在が現れたり、フォロー&RTでお金を配る金持ちが大量に現れたりする。

その全てが悪いとは思っていないし、使いようだと思うのだけど、今は『数』を手段ではなく目的としている人が多くなりすぎているようにも感じていて、良い悪いではなく、それは美しくないなとも感じていた。

『きっと、うまくいく』には、いい大学に行くため、いい会社に就職するために勉強があるのではなく、後悔なく、自分の選んだ道を生きるために勉強があるのだという力強いメッセージがあった。

その上で、インド映画特有(と思われる)ミュージカルパートが非常にいい味を出していて、テーマとしてはそこそこ重たいものを、絶妙に軽くしてくれている。約3時間という大ボリュームなんだけど、全てのシーンに無駄がなく、そして、とても愛らしかった。

いいシーンはいっぱいあったのだけど、優秀なエンジニアを輩出するために、成果を求める教育を行ってきた学長が、成績とは無関係の場所にある工学の知識そのものに娘の出産を助けられるシーンがものすごく良かった。

去年、料理を勉強したいと思ったのは、直接的に生きることに繋がる技術を持つ人間でありたいなと願ったからで、そのことを改めて自覚させられたような気がした。

それは、そういうことが出来る人を「カッコいいな」と思うからで、テントの設営とかを誰かにやってもらって、所在無さげにおろおろしてる自分のことを「だせえな」とも思うからという根源的な理由がある。

ただ、そういう生きるための技術は、本を読んで勉強するのではなく、やっぱり失敗しながら、自分で体験していくしかないとも思う(だから、これまで失敗が怖くてやってこなかったんだと思う)ので、ボーイスカウトに入団するしかないのかもしれない……。

だらだら書いてしまったけど、2021年のテーマである『生活を回す』ということに、厚みを与えてくれる、とても良い映画を観ることができました。

究極的に、ナナシスや虹ヶ咲、あとトイ・ストーリー4あたりから得てきたメッセージ性とそんなに大きくは変わらないというか、世間が『数』とか『結果』を重視する時代だからこそ、世間的な評価基準以上に、自分の内なる願いを信じる意志の重要性を描いた作品だったと思う。

世間的にも、そういうメッセージ性がカウンターカルチャーからメインストリームになってきている(『ラブライブ!』という巨大コンテンツの中で、虹ヶ咲のようなメッセージ性を打ち出す作品がリリースされ、エンタメとしても受け入れられたことがとても嬉しかった)ような気もするので、それは、私としてはとても勇気を貰えることだなと感じている。

あと『友達』の映画でもあったので、馬鹿みたいな話で笑いあってきた友達と会った後に観れたのも、個人的にとても良かったです。

俺も、そういう友達に何か嬉しいことや悲しいことがあった時は、自分の人生を精一杯使って動ける人間になりたいね……。

日記は日付が変わる前に書こう。

月間目標進捗

・映画(1/3)

・本(0/4)

・アニメ(0/2)

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