(教育関係者・共有)YouTube、TikTok、Instagram、Xなど、管理・監視されていないコンテンツがすぐに共有されてしまうアプリの一時停止や削除を

アメリカの小学校でソーシャルメディアにまつわる注意がありましたので、意訳して共有します。日本の学校及び教育関係者の参考になればと思います。

この紛争に巻き込まれたすべての人々の安全と、迅速かつ平和的な解決を心から祈っています。私たちの最優先事項は、生徒、つまり皆さんの子供たちのケアと健康です。中東での出来事により、メディアの報道は私たちの家庭や生活に苦しみをもたらしています。
特に懸念されるのは、ソーシャル・メディア・チャンネルが武器化され、残虐行為の生々しい画像や映像が拡散されていることです。そのため、子どもたちやティーンエイジャーとソーシャルメディアの利用について話し合い、YouTube、TikTok、Instagram、Xなど、管理・監視されていないコンテンツがすぐに共有されてしまうアプリの一時停止や削除を検討することを強くお勧めします。


1.子どもたちがソーシャルメディアにアクセスしたり、使用したり、一般的なニュースに触れたりすることに注意を払いましょう


まだ携帯電話を持たず、ソーシャルメディアにアクセスしていない生徒でも、メディアやニュースを消費している可能性があります。ご家庭のテレビに注意してください。大人がアクセスしているウェブサイトやプラットフォームを積極的に監視できるような、家族共有のスペースで子どもがコンピューターを使用するようにしてください。


2.子どもが話したがっているときは、時間を作って耳を傾ける。


子どもたちが知っていること、感じていることを話したり、質問したりできる場を与えましょう。子どもたちは、あなたとはまったく異なる状況を把握しているかもしれません。彼らが何を考え、何を見聞きしたかに耳を傾ける時間を取りましょう。

3.子どもに合わせた会話をする


このような話題を切り出すときは、常に子どもの発達段階を考慮し、オープンな対話を促し、子どもの安全と周囲の大人の保護を保証しましょう。状況を説明しすぎたり、詳しく説明しすぎたりすることは、子どもを不必要に不安にさせることがあるので注意しましょう。年長の子どもは、戦争が何を意味するのかを理解している可能性が高いですけれども、話すことは重要です。

4.子どもの気持ちを認める


子どもたちが会話の中でサポートされていると感じることが重要です。批判されたと感じたり、心配を打ち消されるようなことがあってはならないです。子どもたちが動揺していることについて率直に話し合う機会を持つことで、安心感や安全感が生まれます。

5.世界中の大人が、この問題を解決するために懸命に努力しているのだと安心させる。


子どもたちに、これは自分たちが解決すべき問題ではないことを理解してもらいましょう。遊んだり、友だちと会ったり、自分たちが喜ぶことをすることに罪悪感を感じるべきではないのです。話をするときは冷静に。もしあなたがその状況に不安を感じているなら、子供も不安になってしまうのです。

6.何が私たちにできることなのか考える。


もし何か力になりたいと思う子どもをサポートしましょう。紛争の影響を受けている人々を助ける機会を得た子どもは、自分も解決の一端を担っていると感じることができます。募金活動をしたり、地元の意思決定者に手紙を送ったり、祈ったり、平和を訴える絵を描いたりすることができます。

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