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フォームで頂いた質問への解答1(前半)

皆さんこんにちは、ゆくりです。今回は、五歳の息子さんをお持ちの方から以下のような質問をいただきましたので、そちらに答えていきます。

質問内容

  1. ゆくりさんが推薦入試ではなく一般受験を選択した理由は何でしょうか?

  2. GKAから国内進学を目指す場合、やはり塾に通わないと厳しいでしょうか?

  3. ゆくりさんがGKAに入学して良かったと思われることは何でしょうか?

  4. GKAのHPでは7割を英語で授業するとありますが、小学校を終えた時点で英語のレベルは全体的にどれくらいになるのでしょうか?

今回の記事では質問1と2について回答し、3、4については次回に回したいと思います。質問者様は受験にそこまで詳しくはないとのことですので、丁寧に答えていきたいと思います!


質問1: ゆくりさんが推薦入試ではなく一般受験を選択した理由は何でしょうか?

私が一般入試で大学受験に挑戦することを選択した理由はいくつか存在しますが、最大の理由は勉強に苦手意識がなかったからだと思います。特に私は数学が好きで、中学三年生から学校の先生に勧められて高校数学の勉強を問題集を買って進めていました。一般受験(理系)において最も大切といわれている教科は数学と英語です。これら二つの教科ができれば、ほとんどの大学に合格することができます。私は数学が昔から好きで得意だったことに加え、GKAで培われた英語力もあったため、一般受験のほうが推薦入試よりも高いレベルの大学に挑戦することができると判断し、国内進学コースに進むことに決めました(ただし、私はもともとIB,コースに進もうと考えていました。実際に国内コースに進むことに決めたのは高校1年生の2月頃とかなり遅めでした)。その辺の内容も含め、一般受験に挑戦することに決めた理由についてはこちらの記事でも詳しく説明していますので、ぜひ読んでみてください。

質問2: GKAから国内進学を目指す場合、やはり塾に通わないと厳しいでしょうか?

初めに、これはあくまでも個人的な意見なのですが、私は塾に通う目的は2つ存在すると考えています。一つ目が学習管理、二つ目が質の高い情報を手に入れることです(あとで詳しく書きます)。
そのことを前提に考えてみますと、頂いた質問については、質問者様の息子さんの性格、どのレベルの大学を目指すのか、という二つの要素によって解答が異なってきます。以下で詳しく説明します。
最初の段落で、塾に通う目的の一つに学習管理を挙げました。これは、文字通り自分の勉強を塾に管理してもらうということです。管理の度合いは人によりけりだとは思いますが、多くの生徒にとっては、この学習管理が塾に通う最大の目的だと思います。しかし、自制心のある生徒であれば、わざわざ塾に勉強を管理される必要はありません。今の時代、参考書や問題集が非常に充実していることに加え、ネットで検索すればあらゆる質問に対する回答も見つかるため、わざわざ管理されなくても自分一人でどんどん勉強を進めていくことが可能です。ここで、先に挙げた要素の一つである、質問者様の息子さんの性格という要素が関係してきます。もし息子さんが自分でどんどん勉強を進めていけるようなタイプの生徒であるなら、塾に通わせる必要はないでしょう。
塾に通う二つ目の目的は、質の高い情報を手に入れることです。これは、東大、京大などのいわゆるトップクラスの大学を目指す生徒にのみ当てはまります。先ほど述べた通り、現在は良質な参考書や問題集が豊富に存在するため、ほとんどの大学については塾に通わずとも十分に対策することが可能です。しかし、東大などの本当のトップレベルの大学になってくると、市販の問題集の内容だけでは少し心もとなくなってきます。そこで、塾の有用性が出てきます。有名な予備校教師などは、市販の問題集などで扱われていないが、難しい問題に対応するうえでは知っておきたい内容や、テクニカルな内容を教えてくれるため、塾に通うことでトップレベルの大学の受験問題にも対応する力を養うことができます。
説明が長くなってしまったのでまとめます。質問者様の息子さんが勉強が苦手で、一人ではどうしても手につかない。しかし、大学受験は絶対に一般受験で挑戦したい、ということであれば、学習管理という意味で塾に通う必要があります。しかし、私個人としては、勉強があまり好きでないという場合はそもそも一般受験に挑戦するのではなく、推薦入試に切り替えたほうが有利かつ息子さんのためにもなるかと思いますので、そちらをお勧めしたいです。次に一人で勉強を進めることはできるが、東大などのトップレベルの大学に挑戦できるというレベルではないという場合にはあえて塾に通うこともないかと思います。先ほど説明した通り、市販の問題集でも十分対策可能です。このレベルの生徒であれば、自分で有効な勉強方法を判断することが可能です。そのため、実際にいくつか塾を試してみたうえで、塾が有効かどうか息子さん自身が判断するのがいいかと思います。最後に、東大などのトップレベルの大学に挑戦する場合には塾に通うほうが有利だと思います。しかし残念なことに、群馬県にはどこを探しても、そういったレベルの生徒に対して有益な情報を伝えることができる先生はいません。優秀な先生は都内にしかいないのです。そのためGKAに残るのであれば、仕方なく、自分一人で頑張るしかないと思います。あるいは腹をくくって都内の高校に進学するというのも一つの手だと思います。
質問者様の息子さんはまだ5歳ということですから、少し早すぎる話かもしれませんね笑。しかし、この先どんな選択肢が待ち受けているのかを前もって理解しておくことは大切と判断したため、今回あえて少し具体的な内容を書かせていただきました。個人的には、息子さんが優秀であれば、中学もしくは高校からGKAを出て、都内の進学校に進むという選択肢もありだと思います。実際高校までGKAに進学する生徒は私の代では半分以下でした(GKAを小学校で辞め、都内の有名な中高一貫の進学校に進んだ生徒も数人いました。)

まとめ

以上が質問1と2への解答となります。質問者様が意図したような回答ができていれば幸いです。次回の記事では質問3と4について回答していきます!

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