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にょきにょき、と
小学生まで上手く言葉を発することができませんでした。吃音というよりは発音の仕方がわからなかった、に近いと思う。
まあ、あまりコミュニケーションを望まない子供でもあったのも理由か、。
小4の時、
おそらく担任に言われたのをきっかけに
市内で支援学級がある小学校の
“ことばの教室”と呼ぶ場所に
週1度午後の授業を途中で抜けて
母の自転車に乗って30分かけて半年通っていました。
みんなと違う行動をすることも
授業中の知らない学校に通うことも
毎回“あいうえお かきく…”と簡単な日本語を繰返し言わされ続けることも
とても嫌だった。
それまで自覚もなく、矯正もされなかった。
あまり喋らないからバレなかったからかも。
そして、半年経たない頃ぐらいに突然直ったと言われ行くことが終わった。(半分嘘だと思っている)
以前よりは意識して話すようになり落ち着いた。
それでも未だに癖のようなものが抜けずに、モゴモゴゴニョゴニョと喋ってしまうこともある。
接客業をしている時は
時々最初の1文字目を発したいのにできず
つっかえて無音で口だけパカパカさせることもあった。
久しぶりに思い出す記憶にすりへらす。
過去のことですりへらす必要もないのに、
苦しい記憶だからか。
自分がおかしいのは生来のものなのか。
考えるのはここまで。
20220814.◯