【開催報告】寄付月間ビブリオバトル ~寄付をめぐる知的書評合戦!~12月8日(水)夜・オンライン
12月8日(水)夜、寄付月間の公式イベントとして、オンラインでビブリオバトルを開催しました。
ビブリオバトルとは、子どもから大人まで参加できる、本の紹介コミュニケーションゲームのことです。「人を通して本を知る、本を通して人を知る」を合言葉に、今全国に拡がっています。寄付月間らしく、「寄付」に関する本をテーマに実施しました。
発表者のみなさんが、それぞれオススメ本を5分間プレゼンし、参加者全員が「どの本が一番読みたくなったか」を基準に投票し、「チャンプ本」を決定しました。
寄付月間ビブリオバトル
~寄付をめぐる知的書評合戦!~
【日 時】2021年12月8日(水)19:00~21:00
【場 所】オンライン開催(Zoom)
【参加者】16名
【主 催】寄付月間共同事務局
【協 力】株式会社バリューブックス(寄付月間リードパートナー)
https://www.valuebooks.jp/
<プログラム>
第1部 ビブリオバトル
・発表者によるオススメ本の紹介
今回は5名の方が発表者として参加されました。
ご紹介いただいた本はこちらになります。
『あしながおじさん』(新潮文庫) 著者:ジーン ウェブスター
【発表者】山田泰久
『贈与交換の人類学』 著者:伊藤幹治(1995)
【発表者】徳永健人さん
『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと〈効果的な利他主義〉のすすめ』 著者:ピーター・シンガー
【発表者】鈴木亜香里さん
『観光都市 江戸の誕生』(新潮新書) 著者:安藤優一郎
【発表者】金谷重朗さん
『サンタクロースの部屋』 著者:松岡享子
【発表者】赤司展子さん
『援助じゃアフリカは発展しない』 著者:ダンビサ・モヨ
【発表者】福岡洸太郎さん
第2部 表彰式&トークセッション
・ビブリオバトルの表彰式
・発表者によるトークセッション
チャンプ本
『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと〈効果的な利他主義〉のすすめ』 著者:ピーター・シンガー
【発表者】鈴木亜香里さん
ビブリオバトルは、通常、チャンプ本の表彰だけですが、今回は特別に第2位の本も選定しました。
第2位
『サンタクロースの部屋』 著者:松岡享子
【発表者】赤司展子さん
イベント最中のチャットの書き込みを編集したもの
最後に、イベント中に参加者のみなさんがZoomのチャットに書き込んでくれたコメントで、当日の雰囲気をお伝えします。
山田泰久 やまだやすひさ
『あしながおじさん』(新潮文庫) 著者:ジーン ウェブスター
・プレゼン力が凄い・・・・
・あしながさん、ちゃんと知らないです。
・読みたいと思いました!
・あしながおじさん、確かに記憶が曖昧です。読みたくなりました!
・昔読んだうっすらした記憶を思い出しました!
・山田さん、さすがは「そのスジの方」ですね!
・小さいときにアニメを見たけど忘れてます〜
・続!
・読んでみたいです!
・読みたくなります。当会もお礼の手紙をミャンマー子どもたちに書いてもらってます
・題名で嫌い (笑
・あしながおじさん=やさしい寄付をする人の代名詞。そこで完結してて作品を読むという関心が持っててなかったですね。お話を聞いていて主人公ジュディのことがとてもしりたくなりました。
・ハードルがすごい、、
・Kindkeで2冊購入しました!
徳永健人 とくながけんと
『贈与交換の人類学』 著者:伊藤幹治(1995)
・贈与論はとても興味あるので読みたいです
・難しそうですし、自分だと手に取らなかったと思いますが、ぜひ読んだ方がいい!という思いが伝わってきたので、読みたくなりました。
・日本では、寄付と災害が密接に関係してますよね
・伊藤さんの本も購入しました!楽しみです!
・現場にいるからこそ多くの方のマクロな研究学問を理解し、現場の方にとって”よい活動”をすべきだと思っており、その学びの一環としてとても興味深い一冊だと感じました。日本はそもそも”必要”が見えにくいこと、無償活動をPRすることへの抵抗があるのでネタになりにくい災害時以外は動かないということだと(インドから勝手に)思っています。
・日本の寄付、贈与の人の繋がりがわかるんだろうなと感じました。難しくって研究者、学者向けかなって気がしますが大切な本なのでしょうね。
鈴木亜香里 すずきあかり
『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと〈効果的な利他主義〉のすすめ』著者:ピーター・シンガー
・ちゃんときこえました!
・ジブンゴト化できるのいいですね!
・https://theory.gift/ 新しい贈与論です
・私も「共感」から寄付するタイプなので衝撃です。
・寄付をお願いする立場からしてはショッキングな本ですね^^;でも大きくいうなずきながら聞いていた自分がいます。怖いけど読んでみたいです。
・予算振り分け型寄付。読んでみたいです。
・同じ人間を人間が限定された金額で支援するときに親近感などのバイアスを払って決断するのは重要だと常に感じております。
金谷重朗 カナヤシゲオ
『観光都市 江戸の誕生』(新潮新書) 著者:安藤優一郎
・へえ〜
・神仏習合の歴史とのひも付きなどもあるのか気になりました!
・ファンドレイジングすごく気になります!
・2億すごー
・江戸の賑わいが目に浮かぶお話でした!神社仏閣と庶民のwinwinの関係があったのですね。
・よく、キリスト教と寄付、みたいな話がありますが、日本の取り組みも面白いですよね
・あった気がしますもしかしたらw
・いる!
赤司展子 あかしのぶこ
『サンタクロースの部屋』 著者:松岡享子
・プレゼン力が素晴らしく、よく内容が伝わりました。先生力ですね。
・子どもたちに何を教えてあげるか、という考えの根底は寄付も通じるかもですね
・図書館作る、本を贈るのは次の世代に大きい影響与えられますよね
・寄付月間、サンタ(贈与)、本でイベントテーマにピッタリ!
・子供の見えないものを信じる力・・・本と想像力、創造力。いや、とても嬉しい5分間でした。めっちゃ寄付に繋がると思います。
福岡 洸太郎 ふくおか こうたろう
「援助じゃアフリカは発展しない』 著者:ダンビサ・モヨ
・響きますね・・・
・すいません!もう一度、書籍名を!!
・私も日本で出た年に買いましたw開発ワーカーにとっては考えさせられる本ですよね。ある意味ファンドレイザーの倫理や力量も問われうるな、と思っています。(もちろんマクロな開発支援とミクロな草の根の違いなどもあるかもしれませんが)
・国際協力に関わる者として、身が引き締まります
・援助じゃアフリカは発展しない
・ありがとうございます!!!
・特に国際支援の場合、大きな課題ですよね・・・
・kindle 版が欲しい〜
・原著はあるみたいですよ!
・Dead Aid: Why Aid Is Not Working and How There Is a Better Way for Africa
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/0374532125/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_05BD4TJ0JP55B55YYH96
・徳永さん、ありがとうございます。英語読めないです(泣)
・図書館にあるかと!
休憩時間
・鈴木さんのお話もそうですし、福岡さんのお話も聞いて、映画の「ポバティー・インク」を思い出しましたw
・「ポバティー・インク」私もです。> 徳永さん 何年か前に寄付月間で上映会が企画されてましたね。
・寄付月間で上映してたんですね!
・あれは本当に色んな人に見てほしいです・・・
・配信はないと思うので、難しいんですよね。上映会、御社でも是非。
・ありですねぇ
・へえ〜
・山田さん、気になるので後でタイトルください〜
・是非!上映会、できることあったら、お手伝いしますので🙋♂️ > 徳永さん
・ぜひ〜
・スピリチュアル気になる
・山田さんの本どれもきになります
・最近私は死生観の本にハマっています
・渋沢栄一のファンドレイジングは気になりますね!
・チャリボンで、ですか?
・高崎にFR図書館ができるかも。
・https://www.charibon.jp/about/
・一人、ヤ○ザな飛び道具で
・バリューの、こちらでした。
・https://www.charibon.jp/news/17569/
休憩時間中に山田が紹介した本
法と経済学の未来-改革・回顧論考
寄附文化とスピリチュアリティ ー渋沢栄一と大原孫三郎の場合ー
日本社会事業小史: 社会事業思想の成立と挫折
あゆみの箱―芸能人が始めたボランティア
続あしながおじさん (新潮文庫)
思いがけず利他
クリスマス・キャロル (角川文庫)
表彰式
・88888
・88888
・おめでとうございます!
・8888888
・88888888
・88888
・おめでとうございます!
・大谷もさることながら、目指せ藤井4冠ですね!
トークセッション
・徳永さんの選書、意外でした!
・でもニッチなお話できるのは、オンラインの強みな気がします
・ディスタンクシオン!
・徳永さん!ありがとうございます!!!
・アート・マネジメントの基本です。
・今度友人と「世界は贈与でできている」の読書会します
・https://rohmtheatrekyoto.jp/wp-content/uploads/2_05_Rohm_asmb7-210408-1img.pdf
・100分で名著のブルデューの回は、岸政彦さんだったんですよね。
・金谷さんこれですね
・READYFORの取材も頂いたんですが、ブルデューのことも書かれています。面白かったです。
・26-27頁の「芸術とお金の関係を考えるための6冊」です
・ありがとうございます。なるほど、米良さんに、若林さんと橋本裕介さんが鼎談されているんですね。ありがとうございます。
・lerning by givingですね
・反共感論も読み中です
・徳永さん、ブルデューの件、「ディスタンクシオン」の訳者の石井先生の書いた2冊、石井洋二郎著「ブルデュー『ディスタンクシオン』講義」と「差異と欲望―ブルデュー『ディスタンクシオン』を読む 」の方が、とっつきにくさはなくて面白いかもしれません。
https://www.amazon.co.jp/dp/476151342X/
↑山田さんの本
・幕末の薩摩藩の調所広郷のファンドレイジング面白いですよ
・倒幕にお金がかかるのですが、砂糖の密貿易とか踏み倒してお金をやりくりした話があり
・楽しい!
・「世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学」の近内悠太 さんが、前回のFRJに登壇されてましたね。
・はい、聞きました
・犬、じゃなくて、ねこですか
・猫アレルギーなんですよね、私😢
・😅
・ありがとうございました!👏👏👏👏👏
発表いただいたみなさん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
<ビブリオバトルとは?>
ビブリオバトルは,誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです.
「人を通して本を知る.本を通して人を知る」をキャッチコピーに全国に広がり,小中高校,大学,一般企業の研修・勉強会,図書館,書店,サークル,カフェ,家族の団欒などで,広く活用されています!
https://www.bibliobattle.jp/
ビブリオバトル公式ルール
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
2.順番に一人5分間で本を紹介する.
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
https://www.bibliobattle.jp/rules
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