80.死

どんなに優秀でも、才能があっても

自らの命を(衝動的に)断とうと

する人は、残念ながら居ます。


私も含めて、凡人が少し努力して

頑張って生きてるような人には、

なにかの拍子にそんな気分に

なることは当然あるでしょう。


元々、私自身、自殺衝動は

無い方です。

でも、生きている中で1、2度は、

そんな風におもったことは

あります。

どんな人でも

何かのきっかけで

ふと寂しくなったり、たいせつな

人との別れとか、トラウマとか、

人から見れば

些細なことでも、当事者からすると

生きる意味を見失う程のショックや

何かがそこにあったと思います。

ただ、個人的には死んで終わり

とは思ってなかったのが

運よく踏みとどまれた、理由

だったのかも知れません。

年間自殺者が2万人台に戻ろうと

しているニュースを読みまして、

もしかしたら

予備軍は多いのではないか、と

思った次第で。

コロナもありましたし、

5類に変わったとはいえ

風邪自体はなくなりません。

今、経済活動が戻り始めた事は

良い事なのですが、急な変化は

ストレスになりやすいのです。

自殺衝動の発症する事態とは、

(推測ではありますが)

・孤独な日が続いている
・最近親しい人と疎遠
・自分の価値を低く見過ぎている

・メンタルが疲れた
・頑張りすぎている
・つらい出来事が短期間に続いた

・金銭的状況のある、なし
・希望が持てなくなった
・中傷非難を受けた

・今の職場、仕事がつまらない

・ミスしてはいけない
  (過度な緊張状態が続く)
・逃げたいのに逃げられない
  (責任感が強い人が多い)

ざっと見ても、起因となりうる

ものはこれだけあります。

むしろ、ミスするな、と仕事で

言われながら働く人が殆どだと

思うので、全員にあてはまる
 
と言っても過言ではないでしょう。



毎日生きてるだけでも、

立派だとさえ、思えてきます。

耐えて、頑張り、何かを守ってきて。

ハードルを下げて考えましょう。

前記した兆候に早めに気付く事が

大切です。

あなたの周りに

もし、そんな人がいたら、

軽く声を掛けてあげるだけでも

救われる命があるかも知れません。

もちろん、これを読むあなたもです。

以下、対処法を記載しておきます。

兆候のある人には
意味なく軽率に、

・がんばれ、かんばって
とは、決して言わないこと。
(すでに十分に頑張ってますから)

・ただただ話を聞いてあげること。

・聞く側は、
引きずられ過ぎない様に注意する。

また、

・うつ病兆候が出てないか
・睡眠不足が続いてないか

確認できれば 

・部屋の掃除(断捨離)
・命のダイヤルで検索を勧める

・病的なら通院を勧めてみる
・睡眠をしっかり取る
・朝早く起きて散歩する
  

を、まず勧めてみましょう。

これらはとても効果があり、

疲れた時には

睡眠がしっかり取れるだけで

「解決している」時もあります。

思い詰めていると

視野が狭くなり

不安が不安を呼び、メンタルには

ストレスがずっと掛かった状態で

何もかもが面倒に感じます。

行動や買い物すら面倒に

なってきます。


(一時的に)希望を失い、

忙殺する日々の中で、

一時的に忘れてるものがあります。

栄養面でも、ビタミン系や

野菜不足も否めません。


無理にとは言いません。


あなたには生きる価値が、

有ります。

頑張り好きな点がもしあれば、

肩の力を抜いて、

肩を軽く動かしたり、

軽く運動してみたり。

身体を少し意識して

動かして見るだけでもいいからさ。


とにかくとにかく、


今日もあなたに良い事があって、

平和でおだやかに終われる

たいせつな1日となりますように。


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