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e-Taxのセットアップ(利用者の視点から)(3/4)

割引あり

※作成中

本記事では、e-Taxソフトとe-Taxの全体システムに沿う形で、利用者側の情報端末(デバイス)で動作する国税庁提供各種アプリの推奨環境について、利用者側に視点を置いて、利用者の目線から説明を行い、その中でもセットアップに重点を置いてお話しいたします。


◆             ◆

e-Taxソフトとe-Tax関連システム(3)

前回までの「e-Taxソフトとe-Tax関連システム」(1)(2)では、それぞれe-Taxソフト3種類、作成コーナー、受付システム、e-Tax全体システム利用に関連して国税庁が提供するアプリの一部について事前準備を説明しました。

本項では、残りのe-Tax関連システムアプリを取り上げて説明します。

e-Taxソフトとe-Tax全体システムの利用者が行う事前準備の説明について『e-Taxのセットアップ(利用者の視点から)(1/4)』、作成コーナーとその他e-Tax関連システムの説明について『e-Taxのセットアップ(利用者の視点から)(2/4)』、補足と備考は『e-Taxのセットアップ(利用者の視点から)(4/4)』をそれぞれ参照してください。

◆             ◆

CRS報告コーナー ◉

e-Taxホームページ等からアクセスし、事前準備セットアップのプログラムは、Windows・Mac両OS対応の2種類が存在します。

[Windows]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【○】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 有、または手動で設定

手順1.「CRS報告コーナー 事前準備セットアップ」プログラムをインストールします。(eTaxCRS_IEsetup.exe)
※1に引き続いて「e-Taxソフト(WEB版) 事前準備セットアップ」のインストールが行われることがあります。
手順2.「e-Tax AP」ブラウザ拡張機能をインストールまたは追加します。

[macOS]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【✕】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 無、手動で設定

手順1.「CRS報告コーナー 事前準備セットアップ」パッケージをインストールします。(eTaxCRS_Mac.dmg)

[Windows・Mac共通]
以下について補足参照のこと
【○】パソコン、スマホ、OS →パソコン、OSを利用します。
【○】ネットワーク →インターネット接続または政府共通 NW・LGWANを利用します。
【○】周辺機器 →特にICカードリーダライタを利用します。
【○】連携するアプリ →特にブラウザ、電子証明書ツール、PDF変換、表計算ソフトを利用します。
【○】電子証明書・電子署名 →ファイルタイプまたはカードタイプ・USBタイプの内蔵型電子証明書を利用します。
【○】利用者識別番号と、その対応する暗証番号

◆             ◆

CSVファイルチェックコーナー ◉

e-Taxホームページ等からアクセスし、事前準備セットアップのプログラムは、Windows・Mac両OS対応の2種類が存在します。

[Windows]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【○】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 有、または手動で設定

手順1.「CSVファイルチェックコーナー 事前準備セットアップ」プログラムをインストールします。(eTaxCSV_IEsetup.exe)
手順2.「e-Tax AP」ブラウザ拡張機能をインストールまたは追加します。

[macOS]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【✕】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 無、手動で設定 

手順1.「CSVファイルチェックコーナー 事前準備セットアップ」パッケージをインストールします。(eTaxCSV_Mac.dmg)

◆             ◆

QRコード付証明書等作成システム ◉

e-Taxホームページ等からアクセスし、事前準備セットアップのプログラムは、Windows・Mac両OS対応の2種類が存在します。

[Windows]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【○】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 有、または手動で設定

手順1.「QRコード付証明書等作成システム 事前準備セットアップ」プログラムをインストールします。(QR_IEsetup.exe)
手順2.「e-Tax AP」ブラウザ拡張機能をインストールまたは追加します。

[macOS]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【✕】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 有、または手動で設定

手順1.「QRコード付証明書等作成システム 事前準備セットアップ」パッケージをインストールします。(cpsMac.dmg)

◆             ◆

電子的控除証明書等作成ソフト

電子的控除証明書等作成ソフトは、e-Taxソフト(ダウンロード版)と同じく、OSではWindowsのみ対応しています。事前準備セットアッププログラムが存在していない点も一緒です。

電子的控除証明書等作成ソフトの事前準備として、e-Taxソフト(ダウンロード版)と同じく、ルート証明書のインストールが挙げられます。なお本アプリより発展したバージョンとして、Windows・Mac両デスクトップOSに対応するソフトを持ち、これが"QRコード付証明書等作成システム"に当たります。

[Windows]
✕】 事前準備セットアッププログラム − 無
【○】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 有、または手動で設定

手順1.ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツールをインストールします。
→ e-Taxソフト(ダウンロード版)他の事前準備で情報端末に導入が済んでいる場合、新たなインストールは不要です。

◆             ◆

電子委任状作成コーナー ◉

電子委任状作成コーナーは、e-Taxソフト(WEB版)からアクセスし、e-Taxソフト(WEB版)の一部として存在しています。事前準備セットアップのプログラムは、e-Taxソフト(WEB版)と同じものを使用します。

[Windows]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【○】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 有、または手動で設定

手順1.「e-Taxソフト(WEB版) 事前準備セットアップ」プログラムをインストールします。(eTaxWEB_IEsetup.exe、e-Taxソフト(WEB版)の事前準備セットアップと同一のプログラム)
手順2.「e-Tax AP」ブラウザ拡張機能をインストールまたは追加します。

[macOS]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【✕】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 無、手動で設定

手順1.「e-Taxソフト(WEB版) 事前準備セットアップ」パッケージをインストールします。(eTaxMac.dmg)
※ 詳しくは「8.e-Taxに関連するファイル拡張子」マガジン記事の末尾に説明しています。
予備1.ルート証明書を配置します。
予備2.信頼済みサイトを導入済みのセキュリティソフトに設定します。
→e-Taxソフト(WEB版)他の事前準備で導入設定が済んでいる場合に新たな設定は不要です。

◆             ◆

ID・パスワード方式届出コーナー ◉

ID・パスワード方式届出コーナーは、作成コーナー(WEB版)からアクセスするものの、事前準備セットアップのプログラムは、e-Taxソフト(WEB版)と同じものを使用します。

[Windows]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【○】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 有、または手動で設定

手順1.「e-Taxソフト(WEB版) 事前準備セットアップ」プログラムをインストールします。(eTaxWEB_IEsetup.exe、e-Taxソフト(WEB版)の事前準備セットアップと同一のプログラム)
手順2.「e-Tax AP」ブラウザ拡張機能をインストールまたは追加します。

[macOS]
【○】 事前準備セットアッププログラム - 有
【✕】 ルート証明書・中間証明書インストーラ、信頼済みサイト登録ツール − 無、手動で設定

手順1.「e-Taxソフト(WEB版) 事前準備セットアップ」パッケージを指します。(eTaxMac.dmg、e-Taxソフト(WEB版)の事前準備セットアップと同一のプログラム)

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補足(キーワード別に)

補足としてe-Tax利用のための注意確認事項を掲載しています。


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