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何のために社会課題と向き合うのだろう?VOL.3

ボーダレスアカデミー社会起業家養成講座に参加した学びの記録
VOL.3:何のために社会課題と向き合うのだろう?

「社会課題を解決する私の意義って?」
こどもたちの「孤独な心」に寄り添いたい
この想いを胸に参加した3か月の社会起業家養成講座でしたが、
参加途中になかなか自分の納得のいくソーシャルビジネスプランが描けず、少し「もう辞めたい」この言葉が頭をよぎりました。

成し遂げたいビジョンはあるのに解決したい課題が定まらない。
このループにとても苦しんでいました。

寄り添って欲しい心の痛みを持った「すべての」こどもたちが
寄り添ってもらう場を作りたい。

ただ、それだけのことなら私がこれまでの活動でもやったことのある
「オンライン相談室の居場所作り」をプランに落とせばいいのでは?
でも、どうしても納得感が持てなかったのです。

そのようなこどもたちが集えるコミュニティの場の整備は
・中高生ユースステーション
など日本でも整ってきています。

「モヤモヤ」を抱えた子供たちの相談の場の整備についても
・スクールカウンセラーの学校における配置の強化
など日本でも整ってきています。

もちろん、まだまだ手を伸ばせるとは故。

こんな考えをいったり、来たりしていたら
残り最終発表まで2週間前になっていました。
このまま納得感ない中でも、プランのまとめなきゃ・・・

そう思ってメンターの方に相談して言われた言葉は
「なぜ、ほのかさんはこの課題に取り組みたいのだっけ?」との
問いをもらいました。
こどものときに自分が学校にも親にも相談できる場所がなくて
苦しかったから。同じような苦しさや生きづらさを必死で抱え込んでいるこどもが多くいるのを知っているから。
だから、孤独を感じたこどもたちに温かい居場所作りや
相談できる環境を作ってあげたい。
ここまでは明確でした。

一方で、ソリューションについてだから、
「私が居場所になります」「私が相談に乗ります」は違和感でした。

私が欲しかったのは1次的に誰かに寄り添ってもらうことではなく
またきっと私がこれまで向き合ってきたこどもたちも
はじめましての誰かにすがりたかったわけではなく、
心が抱えきれなくなる前に

自分で自分の感情を自分で理解して、上手に表現をして
自分の気持ちを家族に受け止めてもらいたかった。

このプロセスを通っていることに気付きました。

「もっと身近な人と分かり合うサポートがしたい」
これこそが私の社会課題と向き合う理由でした。

そこに気付いてから 
絵本によるEQ教育×親子対話にプランを全て書き直しました。

◎「こども」が自分の感情表現ができる力を身に着ける
絵本によるEQ教育

◎絵本をコミュニケーションツールとして親子で対話できる
コンテンツのあるアプリ開発

▽最終発表資料「絵本スクール HIMITSUKICHI」https://www.canva.com/design/DAFghoW-K6E/mGsmPlQql7PdupKwulJwrA/edit?utm_content=DAFghoW-K6E&utm_campaign=designshare&utm_medium=link2&utm_source=sharebutton

このプランにまとめ、
短い時間だったので詰め切れていない部分もありましたが
アカデミーの卒業のプレゼンの場としては納得感あるものが発表できました

◎今後について
このビジネスプランについては計画を立てて形にしていきたいと思っています。一方でもっと家庭教育の現場に行かなければ課題感はまだまだ捉え切れていないととても感じたため、
まずはスクールカウンセラーのお仕事を本業の傍ら副業の仕事として
始めたいと思います。少しずつ臨床心理のお勉強中✎____
スクールカウンセラーのお仕事をする中で
親子の間のコミュニケーションの分断に何が起きているのかは
もう少し1人1人と向き合って
サービスとして心を繋げるサポートは人生後半戦でできたらと思います。

また新しくやりたいことが増えてしまったよ….トホホ。

もともと作っていた「こどもたちのが将来の糧になる経験・体験」を
学校現場に作るキャリア教育の方の事業プランについても
NPO法人KEYの理事役員(https://npo-key.or.jp/profile/)としてJOINし、
形にしていきたいと思っています。

今回の社会起業家養成講座に参加した目的は
「社会課題と自分の向き合い方を探す」ことでもあったので
1歩前に進めたかもしれません🐾

最後に・・・
ボーダレスアカデミーの皆様3か月ありがとうございました🌷
「みんなでいい社会創りを」
この言葉は私にとって何よりも素敵なプレゼントでした。
同じように少しでも社会の痛みに寄り添う仲間がいることを忘れずに
私は私の道で頑張ります。

そして、いつも応援してくださる皆様
心から感謝しています。皆さんの言葉が私にとっての励みになっています。
想いや志だけは高く、まだまだ未熟な私ですがこれからも応援よろしくお願いします!!✨