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結果コロナでは無かったけど死にかけた話
#おうち時間 いかがお過ごしですか?
実は私先日、39.4度の高熱を出し、久々に苦しんでおりました…。
下記、経緯を自分の為にも記しておきたいと思います。少々長め。
結論だけ先に言うと、
私は、新型コロナウイルスでは無い、と診断されました。
ただ、正式にPCR検査を受けたわけでは無いのと、
5日経った今でも、喘息のような咳が続いています….。
***
最初、おかしいなと思ったのは喉の痛みでした。
刺さるような喉の痛み、痰が続き、36.8〜37度台前半の微熱が3日ほど続きました。そして4日目に38度台前半を計測。
喉痛、関節痛、頭痛と乾いた咳が悪化しました。
そしてその日の夜には、39度台に…咳がさらに悪化しました。
39度台になるとさすがに意識も朦朧としてきて
あー、ついにコロナ?😩と思いました。
しばらく在宅で安静に寝ていようと思ったのですが
LINEで仕事中の旦那や、母や友人に話すと
皆口を揃えて、すぐに病院に行け!と言うので、まずはかかりつけの病院に電話。
すると、熱があるなら、まずは保健所に電話してくださいと。
保健所の指定じゃないと、当院では診察できません、と言われました。
この時点で39度以上出ていたので、意識朦朧になりながら保健所に電話するのですが、とにかく、ぜーんぜん、つながらない📞
ここで30分以上は経過したかな… もう息も絶え絶え。
ようやく繋がって色々と聞かれるままに症状を話したところ、
それなら、まずかかりつけ医に連絡を、と言われてしまったので、
え、また?と思いつつ、再度、いつものお医者さんに電話連絡をしました…。
もうここまでで、電話を始めて1時間近くが経過。
かかりつけの医者に電話が繋がり、改めて症状を話したところ、
やはり熱があると通常外来は受け付けられないと言われ、指定の時間に来てくださいと。
その指定された時間というのが、電話から約3時間後でした…。
あー死ぬ、その前に死ぬ。ってくらいに身体がしんどくて、でも決められているものは仕方がないので、了解ですと答え、電話を切りました。
その間、アセトアミノフェン配合のタイレノールを服用し、少し寝ました。
(ロキソニン、バファリン、イブ等のイブプロフェン系は今回肺炎だった場合に、症状をより悪化させる可能性が高いと聞いていたので。)
薬には解熱作用もあるので、病院前に少し、楽になりました。
そのタイミングで旦那が仕事を午後在宅に切り替えて帰ってきてくれて、病院に送り迎えしてくれました。
約束の時間の5分前に到着したものの、外でお待ちくださいと言われ、
約束の時間が過ぎても、そのまま待ちぼうけ…
その間たかだか15分か20分くらいなんですが、1時間以上に感じるほどでした。もう全身フラフラで、立っていられないんだもん。
体感、この時も39度以上はありそうでした。
座る場所もなく、駐車場の床に座り込んで待ちました。
その後、3Mの強力な防護マスクを付け、顔にサンバイザーのでかいのみたいな透明なガードを付けた厳重装備の看護師さんが出てきて、裏口から入るよう指示されました。
病院の裏口の非常階段から4階まで死にそうになりながら登って、消毒液の臭いが充満する隔離部屋へと案内されました。
ベッドが一つと、椅子のみの、無機質な部屋です。
そこで熱を測り直すように言われ、計測すると38度でした。
たぶん動いたことで汗をかいて、一瞬だけ下がったのかな?と思います。
電話で話した問診を再度、厳重装備の看護師さんとやりとり。
まずCTを撮り、血液検査をしましょうということになりました。
そこからはすぐなのかなと思いきや、なぜか待たされ、待たされ・・・
CTを撮る技師さんが部屋に入ってきたのは20分後。
ベッドに寝た状態でワンピースだけ脱ぎ、CTの撮影。
その後採血まで20分ほど空き、採血後も結果が出るのを待っていてくださいと言うことで、さらにまた40分以上放置。
その日は外気温が20度超えと、その週でも一番暖かかったにも関わらず、
私は熱のせいで寒くて寒くて、冷たいベッドに横たわりながら借りたバスタオル一枚と、自分の着てきたコートを掛けてガタガタ震えながら、待っていました。もうこういう時って1分1秒が永遠に感じるんですよね。
やがて結果とともに、いつも診てくれる院長先生が入ってきました。
先生が防護服を着ていない?!というのが不思議だったのですが、
血液検査の結果を手渡され、
「白血球の値が異常に高い。これはウイルス性では無く、細菌性によるものだね」と。
?!?!!
コロナか、インフルエンザだろうと思っていたので
完全に想定外の先生のお言葉に、耳を疑う私。
渡された紙を見ると確かに、平均40-80という白血球の数値に、880と書かれていました。10倍以上の数値!!
「従って新型コロナウイルスでもなければ、インフルエンザでもない。人に移るものでも無いから安心していいよ。」
熱でかなり朦朧としていたので、その後先生が何を喋っていたのか記憶も途切れ途切れなのですが、ようは、新型コロナウイルスとインフルエンザは「ウイルス感染」によるもの、だそうで、治療に効くのは「抗ウイルス薬」になります。インフルエンザの場合は、いわゆる”タミフル”や”イナビル”、”リレンザ”、そして、今話題の”アビガン”とかになりますね。
一方で今回のような「細菌感染」の場合は、「抗生物質」で治療します。
※ウィルス感染と細菌感染の違いは、下記の病院サイト内の解説が簡潔で、わかりやすくまとめてありました。
とにかく、それを聞いてホッとしました。
CTの結果についても、肺炎の症状は見られないとのことでした。
喉を診てもらったら少し腫れているね、とは言われました。合わせて、痛み止めも出しておきますと言われました。
隣にある薬局で薬も作ってもらって、合わせてお会計をするので、またこの部屋で暫くお待ちくださいと言われ、先生は部屋を出ていきました。
待ちぼうけを食らうことさらに30分....(体感では数時間)
お会計は、全部で八千円弱でした。カード不可で現金払い。
お薬は二種類出ました。
アセトアミノフェン配合の、おなじみ食後一錠のカロナールと、
夕食後に二錠飲むように渡された、一週間分の抗生物質ジェニナック錠。
帰宅後、食欲は無いのでリンゴをかじって、薬を服用し就寝。
翌朝目覚めると、大量の汗。
熱は36.4度まで下がって、身体がとても楽になっていました。
抗生物質が効いたのだと思います。
とりあえず高熱の状態を脱したのでかなり楽な状態にはなりましたが、
その後数日経った今でも、微熱状態(最高で36.9度くらい)が続いたまま、喘息のような咳で苦しい日々です....。
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今は時期が時期なだけに、高熱や咳が出ると、
コロナかも?と怖い思いをされている方、多いかもしれないですね。
コロナでもインフルでもない、こんな原因(細菌性高熱)も有り得るんだという一つの例として、備忘録程度に留めておきます。
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