※非公式※ タイタンフォール3 ファンプロジェクト(日本語訳)

【初めに】

こんばんは、擬態と申します。

この記事の本文はすべてこちらのNathan Beasley氏の記事の翻訳です(https://www.behance.net/gallery/105187925/Titanfall-lll-A-Fan-Project)。非公式ながらもその設定、アートのすばらしさ、そして何よりもタイタンフォールシリーズへの愛情を感じられる秀逸さに感動し、ご本人のご了承の下、日本語訳を僭越ながらしたためさせていただく運びとなりました。私自身、タイタンフォール2を発売当初から約4年プレイし続けている経験を元に、一部Google先生のお力を借りつつできるだけ世界観に忠実に訳すよう尽力いたしました。アマチュア翻訳の域を出ず、誤訳やニュアンスを表現しきれていない部分などあるかと思いますが、ご容赦くださいませ。
 前置きが長くなりましたが、いよいよ本編のスタートです!

※注意※ 以下の内容はNathan Beasley氏による非公式のタイタンフォール3の設定集です。公式との関りは一切ございませんので、ご注意ください。2020.10.04時点で、公式からのタイタンフォール新シリーズについての情報は一切出ておりません。


以下、翻訳

TITANFALL Ⅲ  

これから書くのは、私(Nathan Beasley氏)のここ数年の空いた時間を使って作り上げたものの集大成です。Respawn社、EA社、その他ゲーム関連の開発・流通に携わるスタジオを介して収益を上げる意図は一切なく、ただただ純粋にファンとしての作品です。

キャンペーン概要

タイタンフォール3(以下、TF3)が展開されるのは、タイタンフォール2の出来事から数年が経った後の世界線です。TF3はBT-7274を取り戻すための驚きに満ち溢れた旅であり、それと同時にIMCとミリシアとの戦争に平和を齎すための戦いでもあります。このキャンペーンでは、お馴染みのジャック・クーパーやサラ・ブリッグズ、クーベン・ブリスク、そしてフロンティアのニューフェイスであるマリア・ラスティモーサ(タイ・ラスティモーサ大尉の娘)も登場します。

TF3のキャンペーンは、3人の主役ー クーパー、ブリスク、ラスティモーサ ー を中心に展開されます。プレイヤーには、キャンペーンの重要な転換点を、どのキャラクターの視点で選択していくかの命運がゆだねられています。3人のキャラクターの異なる視点で、違ったミッションを経験していくことができるのです。


ジャック・クーパー

クーパーは、かつての相棒BT-7274のデータの断片を取り戻そうとしている。彼はその奮闘のさなか、IMCに捕らわれの身となってしまう。クーパーはあらゆる困難を切り開き、マリア・ラスティモーサの奮戦もあり、生き残る唯一のチャンスをつかみ取る。彼らは命がけで、力を合わせてIMCとの戦いに臨んでいくこととなる。IMCには、BT-7274を取り戻すための最後のデータの一片がある。そのデータを取り戻し、一度は力尽きたそのヴァンガード級タイタンを、再びIMCとの戦いに呼び戻すのだ。

マリア・ラスティモーサ

マリアは復讐のため、ミリシアの戦いに身を投じる。彼女は父親と、父親を殺めたクーベン・ブリスクへ近づくためにあらゆることを為す覚悟をしている。彼女は父親譲りの高い身体能力を武器にトレーニングをこなし、瞬く間に序列を上げていく。サラ・ブリッグズ司令官と出会い、ジャック・クーパーの救出の任を受けるが、そこにはIMCの高度に武装した防御網が待ち受けている。マリアが強くなった一方で、IMCもまた同時に強大な力を手に入れている。ミリシアは絶体絶命の危機に瀕している。そう、マリアの父親を殺したApex Predators、その張本人を雇わざるを得ない程に。マリアは復讐心を胸に抑えながら、仇敵のブリスクとともにIMCと戦う。


クーベン・ブリスク

クーベン・ブリスクは、常に最も報酬をくれるものにつく。Apex predatorsのリーダーであるブリスクは、ミリシアからの誘いに驚いた。自らを親の敵と憎むマリア・ラスティモーサと面と向かい合うこととなったのだ。複雑なしがらみを抱えながら、ブリスク、クーパー、マリアはともにマーダー大将率いるIMCとの戦いに臨む。


ロゴデザイン

画像1

TF3のロゴは、現在のTF2のゴロを進化させた、より滑らかで美しいものにしようと意識した。このアイコンは、キャンペーンのストーリーを象徴するものであると同時に、3体のタイタンが空を切り裂いて降りてくるイメージでもあるんだ。

メインメニュー

画像2

TF3のUIは、TF2のUIをより拡張したものにしようと思ったんだ。私は今のTF2のタイル表示が気に入っているから、その構造はそのまま残しておきたかった。背景にスローモーションの映像を流しつつ、画面右側のタイルではコミュニティのハイライトや最新のDLCトレイラー、開発背景などを見せるアイデアは、とてもいいものだと思っている。

マルチプレイヤー

画像3

マルチプレイでは、奥深い体験が欲しい。トップ画面では、最新のパイロットロードアウトが前面に押し出され、バナーが画面右手に映し出される。


パイロットロードアウト

画像4

アイコンについては、よりフラットなものに調整してみた。色合いの面でも、従来のグラデーションがかかったものに対して、よりシンプルな色遣いにした。興奮剤や拡張マガジン、ファイアスターなどのアイコンを試しに見てほしい。


ワークベンチ

画像5

これは完全に新しい要素で、私はこのアイデアを非常に気に入っている。ワークベンチでは、スキンや武器の色、パーツに至るまで、各武器を自由にカスタマイズできる。これらはゲーム内通貨で解禁できる。なお、これらによって戦闘でのアドバンデージは一切発生しない。純粋に見た目と、各武器の射撃音にわずかな変化があるだけだ。

ゲーム内UI

画像6


一人称視点のUIでは、全体的に様々な要素が映し出される。従来、PC版ではそれらを取り換えることができる一方で、コンソールでは小うるさい通知を切ることができなかった。TF3では、プレイヤーの視点に何を表示させるか、さまざまにカスタマイズ可能だ。目指すのはシンプルで、いつ何時も照準の邪魔をするような要素が確実になくなるような状態なんだ。なんたってFPSで一番邪魔されてはならないのは、照準だからね。


マッチ結果画面

画像7

ここでは、マッチ結果の体験を細かく分解してみた。マッチ結果画面では、パイロットが中央に立ち、その背後で勢力バナーがたなびくんだ。マッチでタイタンを使用していた場合、背景には修理中のタイタンが表示されたりもする。個人のレコードや次のアンロック要素、全体の成長具合などの要素も、より見やすい形にしてみた。

勢力ロゴ

画像8

ロゴの改編では、武器のアイコンと同様の意匠を凝らした。この調整で、勢力ロゴはより大胆に、そしてバランスが取れた形にできたと感じている。

新しいタイタンたち

タイタン無しなんてタイタンフォールじゃない、そうだろう?考え付いたタイタンを4つ紹介していこう。君のお気に入りはどれだろうか?

画像9

ヴァルキリー:空から電子武器を放ち、敵を撃墜する軽量級タイタン
〇メイン武器:電子パルスライフル
〇コア:電磁爆撃  
 ---子機を4体展開し、標的をパルスライフルで爆撃し続ける
〇攻撃アビリティ:チャージクラスター  
 ---着弾地点で爆発し、軌道に小さな電磁波を発生させるミサイルを発射
〇戦術アビリティ:グラビティトラップ  
 ---敵を3秒間捕らえ、中程度のダメージの爆発を発生させるトラップ
〇防御アビリティ:フライト  
 ---一時的に宙に浮き、壁に張り付くこともできるが、射撃精度は落ちる

画像10

ハヴォック:敵を切り裂き、混乱を引き起こすエリアダメージを展開する重量級タイタン
〇メインウェポン:フラックキャノン
〇コア:トリマースラム  
---空中に飛び上がり、着地と同時に大ダメージを与える
〇攻撃アビリティ:シャープネルブラスト  
---大ダメージを与えるチャージショット
〇戦術アビリティ:クエイクストンプ  
---岩の地形を作り出し、敵に小ダメージを与えつつ鈍化させる
〇防御アビリティ:レイジシールド  
---受けるダメージを一時的なダメージブーストに変換するエネルギーシールドを展開する

画像11

ヴェノム:猛毒弾とともに戦場を恐怖で埋め尽くす重量級タイタン
〇メインウェポン:アシッドキャノン
〇コア:ポイズンバースト  
---全方位に酸性の液体を繰り出し、大ダメージを与えつつ、迫りくる砲撃をすべて溶かしつくす
〇攻撃アビリティ:感染弾  
---チャージショットを放ち、着弾すると付近の敵に比率ダメージを与える
〇戦術アビリティ:恐怖のティック  
---毒性のティックたちを展開し、継続ダメージを与え、敵のAIは自傷行為に走ってしまう
〇防御アビリティ:アシッドシールド  
---飛来する砲弾を溶かし、触れる敵にダメージを与える

画像12

ウィップラッシュ:素早く敵に近づき、セグメントソードとデュアルピストルで敵を打ち倒す軽量級タイタン
〇メインウェポン:電子パルスライフル
〇コア:プラズマソード 
---鞭が、高ダメージを与えるプラズマソードへと変形する
〇攻撃アビリティ:プラズマボルト  
---ピストルを結合し、近距離ダメージを与え、敵を鈍化させるプラズマボルトを武器にする
〇戦術アビリティ:目くらまし  
---鞭をしならせ、敵タイタンの照準を機能不全に陥らせる
〇防御アビリティ:ブリンク  
---即座にフェーズシフトし近距離を移動しつつ、25%のシールドを得る

ここまで見てくれてありがとう!あなたがTFシリーズのファンであろうとそうでなかろうと、この作品たちを楽しんでくれたことを願うばかりだ。タイタンフォール3がいつかやってくることを心待ちにしているよ!


【編集後記】

改めまして、翻訳をさせていただいた擬態です。いかがでしたでしょうか。初めて元の記事を見たとき、日本のタイタンフォールプレイヤーにももっとこの記事を見てもらいたい、知ってもらいたいと思い、拙訳ながらも筆を執った次第です。英語力の及ばない部分もあったかと思いますし、初noteのためレイアウトも稚拙で申し訳ない限りです。この記事が一人でも多くのタイタンフォールファンの笑顔に供せられたのなら、幸甚の至りです。
 なおくどいようですが注意書きをもう一度だけ添えます、この記事の内容はすべて非公式で、公式とは一切関係ありませんので、ご注意ください。
 それでは、最後にもう一度Nathan Beasley氏に感謝を述べて記事の後書きと致します。ありがとうございました!!

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム