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Photoshopオンライン講座 補足【前半】

先日開講させていただきました『新米Webデザイナーさん向け 効率化!Photoshopデザインカンプデータ作成講座』。多くの方にご参加いただけて本当に感謝です。

2月28日まで録画配信を購入・視聴可能ですので、興味がありましたらよろしければ下記よりお申し込みくださいませ。

さて、講座中に伝えきれなかった内容、お答えできなかった質問等をnoteで補完させていただきたいと思います。今回は現在公開中の録画配信の前半の内容について触れていきます。

■ イラレにも属性パネルがありました!

講座の中でIllustratorではコーディングに必要な情報を取得するには、多数のパネルを確認しなければならないとお伝えしましたが誤りでした。CC2018からプロパティパネルが追加されCC2019で機能が拡張されました。これがPhotoshopの属性パネルの類似機能になります。訂正してお詫び申し上げます。

■ ひとりならイラレでもOK

Web制作会社等ではPhotoshopでWebデザインカンプを作成することを求められることが多くあります。そのため講座ではPhotoshopの良さをご紹介いたしました。そしてPhotoshopのメリットの一つに「コーダーに意図を伝えやすい」ということも挙げさせていただきました。しかし、絶対にPhotoshopがおすすめというわけではありません。

例えばフリーランス等で自分一人でデザイン〜コーディングまで完結する場合、デザインの意図は自分で把握しているので意図を伝える必要がありません。また余白感も自分でデザインしているのでだいたい把握していると思われます。そういった点から操作性の良いIllustratorの方が向いている、かもしれません。

■ アートボード を使わない方がいい場合

外注先のコーダーさんがCCを持っていない可能性があります。アートボードはCC以前のバージョンでは使用できないため、コーディングを外注される場合はアートボード を使用せずカンバスにするか、事前にコーダーさんにバージョンを確認されることをおすすめします。

■ アートボード を使わないWeb制作会社もある

私の勤め先は小さな事務所のため、だいたいの案件を一人で担当し、全ページデザインします。そのため自分の作業がしやすいようアートボード 機能を利用し、1つのファイルで複数ページのデザインデータを作成します。

しかし、大きな企業ですと数名でチームを組んでページを分担するため、1ファイルに1ページのみとし、ファイル名の命名ルールを工夫して、どのページを誰がいつ作成したか一目で判別できるようにしているところもあるそうです。また、アートボード にするとデータが重くなるためカンバスにするという方針の企業もあるようです。

■ おわりに

以上、録画配信前半部分の補足でした。お読みいただきありがとうございました。画像が少なくて寂しいので、私の愛猫をご堪能ください。

猫が踏んでいる袋は『歯磨きジャーキー』です。noteでサポートいただいたので、有り難く買わせていただきました。感謝です。

愛猫2匹にからだによくておいしいごはんを食べさせてあげたいです。