俺が小学校の先生なら「金色のガッシュ‼︎」をクラスの本棚に置く。

前にも少し話したように今年の正月、ブックオフは新春セールにて「金色のガッシュ!!」を買った。全33巻で3冊ほどぬけた状態だが、今現在27巻まで読んだ。


これがとにかく面白い。


知らない人のために。
ストーリーは人間界に放たれた100体の魔物が、各々で人間のパートナーを見つけて2人1組となり最後の一体になるまで戦い続ける。その最後の一体が魔界の新たな王になる。と言った感じ。


少年サンデーで2001年から2008年の連載で、終わってから10年以上経った今でも同級生の中の最強マンガとして名前が上がる本作。
キャラクターが可愛らしく、しかし王になるための芯がしっかりしている。戦いでボロボロになりながらも信念を曲げない姿に心がまあ浄化される。デトックスマンガ。


設定上、100体の魔物が出てくることで必然的に戦闘の数が多くなるのだが、そのためなのかとにかくバトルのテンポが早い。そこで負けたものは魔界に帰ってしまう。これはパートナーにとって死と同義。
その儚さを常にはらんでいるのがガッシュ!!の魅力だと思う。このテンポで読むからこそ飽きずに次へ次へと読める。

改めてこう読んでいくと作品のもつ世界観、テンポ、作者の意向を編集がしっかり汲み取っているものほど名作だと感じる。
他にもスラムダンク、ハガレン、最近ではチェンソーマンなども。


アニメでももちろん構わないんだけど、アニメはオリジナルの完結になっている。
漫画なら完結まではもちろん、雷句誠先生の画力、線を多用してる緊張感の描写、遊び心など読者へのサービス精神がたっぷり。是非ともみんなに読んでほしい。



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