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ガールズ講座参加レポート④アサーティブネストレーニング

前回までのレポートは体験談マガジンから遡ってお読みいただけます。

ガールズ講座も4回目になり、少しずつ周りのひとの顔も覚えてきました。
前回遅刻したので、4回目は少し早く着いて、会場で待つことにしました。
私の他にも早く着いている方がいて、少しだけ雑談というか、お話できたのが嬉しかったです。会場には参考になりそうな本も置いてあって、スタッフの方におすすめ本を聞いたりもしました。
歴史が好きだという話をしていたので、『大奥』(よしながふみさんの漫画)と簡単にできるというヨガの本も借りました。

アサーティブネスという言葉を初めて知りました

4回目は「アサーティブネス~自分を大切にすること~」というテーマでした。「アサーティブネス」という言葉は、初めて聞く言葉でした。
プログラムで見て、事前にインターネットで検索したところ「自他を尊重した自己表現もしくは自己主張」(Wikipediaより引用)と書いてあったので、人に伝えるときの上手な言葉の選び方とか、そういうものを学ぶのかなと予想していました。

講師の先生は2名でした。ふわっとして優しい口調で固くなっていた肩の力が少し抜けたのを覚えています。
ワークの内容は割愛しますが、話を「うんうん」とあたたかく聞いてもらえることのくすぐったさや嬉しさがあったこと。
聞いてもらえる感じがあると、意外と話せたこと。
ペアワークが、思ったより楽しかったこと、が自分の中に残っています。

人間関係やコミュニケーションで疲れたときには、今でも当時のプリントを取り出して読み直すことがあります。
特に「私は〇〇していい」と書かれた、『こころちからのメッセージ』の紙は何度も読み直しています。
自分には、自分を大切にする権利があるんだと知れたことは、当時の自分には「驚き」で「再発見」な出来事でした。

私は自分に自信がなかったので、「こんなことも出来ない」とか「同世代の他の子たちはみんな普通に就職してるのに」とか、自分を責めてばかりでした。
引きこもり状態で何もしていなかったのに、自分を自分で責めまくって、ダメ出しすることで頭のなかが忙しくて、ずっと辛かったです。
自分なりに建設的に物を考えようとしても、「どうして出来ないのか」と原因ばかりを深堀りしてしまって、今思うと、結局自分で自分をイジメまくって、世間一般的な「普通の子」みたいに、学校に通ったり就職したり出来なかった自分に罰を与えていたんだと思います。
だから、普通に出来ないダメな自分を大切していいなんて思ってもみませんでした。

アサーティブネスのワークは、まずは自分の今の状態を受け入れることをしてみよう、と思えた講座でした。
いまの自分を「あ、いいのか」と一瞬でも思えたのは、少し不思議な感覚でした。

次回 ガールズ講座参加レポート⑤グループワーク先輩の体験談

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