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ガールズ講座参加レポート⑤グループワークと先輩の体験談

前回までのレポートは体験談マガジンから遡ってお読みください!

グループワークについて

前回のアサーティブネスの講座からグループワークが始まりました。
グループワークとは、少人数でテーマについて話す、という時間です。
テーマはその時々で違うのですが、正直最初は「どうしよう・・・」の気持ちでいっぱいでした。何故かというと、同年代の女性と話すことに苦手意識があったからです。

フォーラム南太田の職員さんからは「お互いに練習なので、上手く話そうとしなくてOK。沈黙の時間があるのもOK」みたいな説明がありました。
私は雑談が苦手で、特に沈黙の時間が苦手だったので、最初に「OK」と言ってもらえたので少し楽になりました。

確か最初は2人組になったと思うのですが、ペアになった方も緊張されていてなんだか自分と同じような感じで。
緊張したのは緊張したけれど、学生時代の教室での緊張とは少し違う感覚でした。「ガールズ講座に参加している=なにかしらの生きづらさを抱えてきた」ことが一緒だということがわかっていたからかもしれません。

みんな違うけど、みんなどこかで生きづらい経験をしてきた人たちでした

先輩の体験談を聞いて

先輩の体験談では、小学校から不登校になったという、ひきこもりUX会議の恩田夏絵さんからのお話を聞きました。恩田さんのお話を聞いて「私のモヤモヤは、言葉にするとそれだ!」と、また目からウロコな気持ちになりました。
私が漠然と落ち込んだり辛いと感じていたものが、恩田さんの口から言葉になって語られるのを聞いて、こんな活動的に他人の前で話せる方でも、私と同じだったんだ・・・と思いました。

今まで、私の周りには私のように途中で学校に行けなくなった人はいませんでした。私だけがダメで、私だけが普通にできないと思っていました。

でも、恩田さんも、ガールズ講座に参加してるほかの参加者さんのなかでも、学校に行けなくなった人は何人もいて。
みんな話していてすごく優しくて、優しすぎて自分を責めている感じで。
学校に行けなくなって、ひきこもってしまったことはずっと私にとってマイナスで、どうやってそれを取り戻せばいいのかわからなくて落ち込んでいたのですが、本当に私だけがダメだったのかな?と思うようになりました。

修了生の方の体験談も聞きました

修了生の方の体験談も2回聞く機会がありました。
「色んなところに顔を出しておく」「安心して相談できそうな場所をいくつか確保しておく」というお話が記憶に残っています。
お二人とも何度も試してみることをやっていらっしゃいました。
「まずは超短期の仕事をいくつかやってみた」とか「しんどくなって辞めたけど、目標の1ヵ月間働けたからOK」とか、自分の体調や状態を受け止めながらスモールステップを設定してチャレンジしているとのことでした。
そして、上手くいかなかったときは自分を責めるんじゃなくて「次はこういうやり方はどうだろう」と、サポートしてくれる相談員の方と話し合いながら違う目標を設定してアプローチしている様子をお話しいただきました。

お話を聞いて、自分が「自分一人でどうにかしなきゃいけない」と、思っていたことと、「普通に戻る最短ルート」を探して立ち止まってしまっていたかもしれないことに気付きました。

これまで、失敗するために自分を過剰に責めて落ち込んでいました。
でも、体験談をお話ししてくださった方々は、失敗に同じように落ち込みつつも、なにかしら試してみることを続けていらっしゃるようでした。
アサーティブネスの講座で知った「私には失敗する権利がある」ってこういうことなのかなと、なんとなく腑に落ちた気持ちがしました。

体験談を聞いて、ロールモデルを知るってこういうことなのかもと思いました

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