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私と妄想と五条悟

五条悟

呪術高専東京校一年の担任。日本に四人しか存在しない特級呪術師の一人。呪術界御三家のひとつ・五条家の出身だが、保身や権力に塗れた呪術界上層部を嫌っており、強く聡い呪術師を育て、呪術界を変革させることを狙っている。「教師なんて柄じゃない」と自らを評しながらも呪術高専で教鞭を取っているのは、その夢のため。
作中では日本三大怨霊の一人・菅原道真の子孫で、超遠縁だが乙骨憂太は親戚にあたる。自他共に認める現代呪術界の「最強の呪術師」であり、同じく特級に区分される呪霊を相手にしても全く底の見えない強さを誇る。常軌を逸した才能は生まれつきで、幼い頃から億単位の賞金首として狙われており、彼が生まれてから呪霊が年々力を増すなど、世界の均衡が変わったと言われている。両面宿儺の指を取り込んだことで秘匿死刑の決定した虎杖悠仁に関して、「宿儺の指を全部取り込ませてから殺すこと」を提案し、死刑に実質無期限の執行猶予を付けて、彼を東京校へ入学させた。(ピクシブ百科事典より

出会い

出会いは呪術廻戦の原作。ほぼ同時にアニメも見出したけど、好きなのは断然原作五条。

隠れた目(まさかの両目)に白髪、ヘラヘラした態度の強い先生。見たことあるぞ、これは第二のカカシ先生だ!好きなタイプだ!

こりゃ開眼はかなり後だな、気長に待と…と思い4巻を読み始めた私に彼の素顔が襲いかかってきたのだった。

私と五条悟

私の名前は五条ふみ、同人作家兼呪術師だ。原稿の合間に呪術師の仕事をこなすという、変わった二足の草鞋を履いてしまっている。

「ふーみーちゃーん!お菓子食べよー」

原稿中に耳に飛び込んできたのは従兄弟である五条悟の声。最強の呪術師である彼は時々私の家(実家)にやってきてはちょっかいをだす。

「今日は何買ってきたの?」

「舟和の芋羊羹だよ。」

「食べよ。」

2人でマリカーをしながら芋羊羹をつつく。たまに彼の髪も触ってみる。

「なーに?」

「ほんとに綺麗な髪。ずっと触ってられる。」

「でしょでしょー。」

会話はそれだけで2人は黙々とゲームを続ける。マリカー、マリパ、スマブラ、ピクミン、ポケモン…。もう3時間たってしまった。

「ねえ悟、付き合ってよ。」

「それ何回め?」

「132回目。」

「ごめんね、僕もふみちゃんのこと好きだけど一緒にいたら危ないからね。それにもっと素敵な人いるよ。」

「いないってば。」

「危なくない世界にするまでもう少し待ってて。」

「何回目だよ。」

「132回目!じゃあ僕帰るから、原稿頑張ってね〜」

彼はそうやってヒラヒラと帰っていく。ちょっと同人活動休んで呪術師頑張ろうかな。さすがに彼には叶わないけど、めんどくさいと思われる程度には強いんだから。

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