見出し画像

【幻家】役者インタビュー Vol.5 都美佳

ついに5人目! やりきった! 駆け抜けた!
誰か褒めて! そんな役者インタビュー、今回は崖淵五次元のヒロイン担当、都美佳(みやこみか)さんです!

なお、自分で自分をインタビューするのは流石に虚無感がすごいのでワカハラはスキップ! 今回がラストになります!

ギリゴジのメインヒロインを張り続けた彼女の本音とは? 舞台女優をお探しの演劇関係者の皆さん、ぜひこの記事をご覧ください!

■対談メンバー
都美佳(謎の女役)
林和弥(演出)
ワカハラダイスケ(脚本・高柿功役)

Q1:オファーを受けたときにどう思った?

都美佳(以下、都):ありがたいな、と思った。ほとんど崖淵五次元の林脚本か岩橋脚本(※1)でしか出演したことがなかったから、別の人が書いた脚本で演じられるというのが楽しみにも思った。
ワカハラダイスケ(以下、ワカ):まず、僕が書くとは思ってなかったでしょ(笑)
都:それはある。
林和弥(以下、林):今後のギリゴジ脚本もよろしくお願いします。
都:ブログもお願いします、劇団員として。
ワカ:えっ!

画像7

↑ どさくさに紛れて勧誘を受けましたが、人見知りなのでお断りしました。崖淵五次元の林&都コンビに今後もご期待ください。
※1:崖淵五次元座長の岩橋功さん。
   勢いと笑いを重視する崖淵五次元の根幹を作り上げた御方。
   現在休団中。

Q2:崖淵五次元以外のお芝居に出たい意志はある?

都:お声がかかれば!
ワカ:去年、確か出てたよね
林:Contondo(※2)さんですね
ワカ:外部となると作り方もギリゴジとは全然違うでしょ?
都:うん。役のイメージを最初から入念に説明してもらったから、すごくわかりやすかった。
あとは皆さんストイックだから、台詞に関する議論が始まることもよくあったね。
大体私は「ムズイ…」って白目向いてたけど。
ワカ:(笑)。もっと他の劇団さんにも出たらいいのに
都:緊張するからねえ。あとこのメンバーだから楽しいって部分もあるし。
ワカ:それは確かに少しわかるかも。
林:僕も他の劇団に出るときは大体部屋の隅にいる。
ワカ:実は根暗?(笑)
都:ギリゴジはみんな根暗よ!

画像5

↑ 笑いと勢いを信条とするギリゴジ。まさかの根暗説。
※2:演劇作品の企画製作団体。
   都さんも昨年『屋上の父帰る』に出演。
   ホームページがとてもオシャレで素敵です。
   https://twitter.com/Contondo

Q3:なんでお芝居やってるの?

林:自分の中で気持ちあげたりとかが楽しいからやってるの?
都:…?(ピンときてない)
林:なんでやってんの?(笑)
都:どういうときが楽しいかというと…真面目な役よりふざけた役をやってるときが楽しいかな。
林:シリアスなシーンより笑えるシーンを頑張っちゃうのよ、ギリゴジは。
都:やっぱりエンタメが好きなのよ。
ワカ:この芝居でそれをいうな(笑)
都:でも、このお芝居もエンタメっぽいシーンもちょこちょこあるからね!
林:何気ない会話にも工夫を入れられないかと模索するのがギリゴジだから。

画像4

↑ 笑いに貪欲な謎の女、都美佳。

Q4:出てみたい劇団はある?

都:えーー何その質問(笑)
ワカ:言うだけはタダだから言ってみたら? 大文字でアピールしとく(笑)
都:えー…じゃあ



画像1


かなあ(※3)

林:いい台詞いっぱいあるからな。
都:でも平日稽古あるところは嫌や。
ワカ:もうあかん。

画像5

↑ こんな風に言ってますけど、実はとても真面目な方です。いかがですか!? 有馬九丁目さん!
※3:ar9stage フラグシップ・プロデュース
   ステージタイガー所属のザキ有馬こと、
   岡崎マサフミによる演劇ユニット。(下記サイトより引用)
   https://999.ar9stage.com

Q5:肘からビームを出せたらどうする?

ワカ:前回と前々回で散々こすり倒したので過激な発言は無しでお願いします。
都:人助けする。
林:肘からビームを出すことで助けられる命があるか?
都:瓦礫をビームで破壊して、埋もれてる人を助けたりとか。
ワカ:素晴らしい。
都:そして自衛隊に入る。
林:肘からビームを出しながら匍匐前進するの?
都:「ビーム出てるので気を付けてくださーい」って(笑)
ワカ:常時出てるの? 制御してよ(笑)
林:あっ芝刈りとかでも大活躍できるね!
都:芝刈り職人になろうかな。
ワカ:それも人助けだね。
都:【%△#?%◎&@□!】に使うとか言ってる人は信じられません。
鎌田:!?
都:演出に年齢感じるって言われたからってビーム出す人もありえません。
ふろむ:!?
ワカ:素晴らしい答えをありがとうございます。

画像7

↑ 都さんは、根暗で平日稽古NGで笑いに貪欲ですが、ビームを私利私欲に使わない素晴らしい方でした。

Q6:この公演のおすすめポイントがあれば教えてください。

都:色んな要素があるところかな。笑えるし、泣けるし、しみじみするし…dポップ的な楽しさみたいな。
…dポップってまだあるんだっけ?
ふろむ:ありますよ。
ワカ:dポップってなに? Kポップ的な?
都:ミスドにある、小さなドーナツの玉を詰め合わせにしたやつ
ワカ:そんなのあるんだ。
林:この幻家は色んな味を楽しめるってことですよ。
都:おあとがよろしいようで。

画像7

↑ dポップ的楽しさの一翼を担う都さん。自然体でインタビューに答えていただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?