行動の予測をたててやる・聴覚障害児・発達障害児
前回の続きとなります。
前回の記事→行動の前にぐずる時・聾児発達障害の子にも
これからどこに行くか・何をするかを子供が理解できていない時に(出かける準備してる忙しい時に)ぐずったり暴れたりすることが多い。と書きました。
聞こえる子は生まれた時から(お腹にいるときから)たくさんの言葉を聞いてたくさん理解しています。
行動は言葉に伴うので2歳ごろにもなるとかなり聞き溜められていて、生活で交わされている言葉はほぼ理解しているように思います。
それは健聴の二人目を育ててわかりました。
二人目は女の子だったのですが、
1歳半くらいの時に私1人でスーパーへ行くときにお隣さんに預かってもらった時がありました。
その時
「ママ。ダイエー」(ママは今ダイエーに行った)と2語文で表現していたそうです。
言語が使えるようになるためには、そのものの概念と言葉そのものセットでないと使えるようになりません。
息子は口話法の聾学校幼稚部へ通っていましたので、たくさんの、浴びるほどの音声、口話での聞き溜めが必要だと指導されました。
毎日の生活のパターン(一日の時間の使い方)を絵にして、繰り返しお話すること
→聾学校ではできるだけ決まったパターンで生活することを求められました。
生活のリズムのようなものをとても大切にしていました。
でも一人めの子って大人のペースに合わせてしまうんですよね。。。
また、一ヶ月の予定を絵にしてお話もしました。
日々の生活には「予定」というものがあって、それをカレンダーに書いて予測できるようにしました。
もみの木とは障害を持つ子供の一時預かりの場所のことです。
預かってもらってる時は家で仕事したり1人の時間を楽しんだりしていました。
日曜はお父さんがお休みです。
いつもお昼にはいないお父さんが家にいます。
もうこれはマーク化しています。で、この頃のお父さんは本当にこんな顔していました笑
きっちりこの予定通りに行動するのは難しいです。でも、一日の行動のスペックは理解できていたようです。
別の年の夏休みの1日の予定です。
これをリビングの壁に貼っていました。
あとこれも壁に貼っていました。
「おふろにはいるよー」とこの絵を指して風呂に入ります。
少し見えにくいですが。
僕とお姉ちゃんとお父さん、お母さんとでご飯食べに行くよ。というイレギュラーな予定の説明です。
4:16のバスに乗って、電車にも乗って新宿へ行こうね。
みたいな説明だったと思います。
もうこれは年中か年長だったように思います。
次回は
やっては行けないことをやった時に伝えた絵をご紹介します。
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