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ジャケ買いレコード『BEAUTY & VIVANT/橋本一子』

YMOのツアーに参加してるとか、ジャズ・ピアニストとしての彼女の活動とか、渡辺香津美がプロデューサーしてるとか、まったく知らずに、札幌駅の地下街のワゴンセールで、僕はこのアルバムと出会った。
名も知らぬ美女のモノクロームの写真に惹かれて、手に取った。

そうしたら何枚か後ろに、同じようなジャケットのレコードが。
結構なお値段だったが、あまり悩まず2枚とも買った。

買ってから知ったことだが、このよく似た見た目の2枚のレコードは、橋本一子85年の3rd、86年の4thアルバムだった。
1枚のアルバムの中でも音楽的な振れ幅は大きく、この2枚の間でもかなり音楽的傾向は異なっている。
そしてその「異なり方」こそが、橋本一子というアーティストの本質なのだろう。




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