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☆新譜・新刊 入荷ご案内  [2024/6/21]

☆新譜・新刊 入荷ご案内  [2024/6/21]

輸入盤CD 入荷のご案内を掲載いたしました。

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オラーツィオ・ヴェッキ:シエナの夜会(ヴェネツィア、1604年)
- Orazio Vecchi: Le veglie di Siena - (2CD)
 オラーツィオ・ヴェッキ:シエナの夜会(ヴェネツィア、1604年)
※録音:2023年7月7日-10日&8月1日-6日(ロレット、イタリア)
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モンテヴェルディの傑作「聖母マリアの夕べの祈り」(OGCD922807)で2017年レコード・アカデミー賞「音楽史部門」を受賞し、一躍その名を世界へ轟かせた屈指のラテン系ヴォーカル・アンサンブル、“ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ”。Glossaレーベルで20年超をかけて推し進めついに完結したカルロ・ジェズアルドのマドリガーレ・プロジェクト以来となるおよそ2年ぶりの新録音として、「ランフィパルナーソ」を筆頭に歌劇の先駆けともいえる“マドリガル・コメディ”の作曲家として名を馳せたイタリア・後期ルネサンスの作曲家、オラーツィオ・ヴェッキ(1550-1605)の晩年の作品、「シエナの夜会」をリリースします。3声-6声の楽曲で構成されるヴォーカル・アンサンブルの鮮やかな演劇性が、コンメディア・デッラルテのパフォーマーとしても有名な現代の名優、アントニオ・ファーヴァによってさらに引き立てられています。
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ[カルロッタ・コロンボ(ソプラノ)、フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)、エレーナ・カルツァニーガ(アルト)、ジュゼッペ・マレット(テノール)、ラッファエーレ・ジョルダーニ(テノール)、マッテオ・ベッロット(バス)]アントニオ・ファーヴァ(スピーカー)/La Compagnia del Madrigale
12403013 / 4200 円 / GLOSSA / 輸入盤 ご注文へ


コズウォフスキ(コズロフスキー):レクイエム(原典版)(ラテン語歌唱) - Kozlowski:Requem -
 コズウォフスキ(コズロフスキー):レクイエム(原典版)
※録音:2023年4月7、8日/エスプラネード・コンサート・ホール(シンガポール) [49:17]
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ユゼフ・コズウォフスキ(1757-1831)はモーツァルトより一歳年少のポーランド出身の作曲家。ペテルブルグ宮廷で活動したためオシップ・コズロフスキーというロシア名の方が知られています。 23歳でロシアへ移り露土戦争に将校として従軍しますが、その後宮廷音楽家となりオペラや舞曲を作曲。ロシア宮廷にポロネースを流行させ、チャイコフスキーのオペラ「スペードの女王」にも引用されるほどでした。レクイエムはロシア在住だったポーランド・リトアニア連合最後の王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキが自身の葬儀用に生前委嘱し、1798 年に使われました。ポーランドは1795 年にロシア、ドイツ、オーストリアによる三国分割で地図上から姿を消したため、コズウォフスキにとっては祖国へのレクイエムでもあったといわれます。その後1825年、ロシア皇帝アレクサンドル一世の葬儀で再演されました。レクイエムはカトリックの鎮魂曲でロシア正教では使用されませんが、アレクサンドル一世はポーランド王も兼ねていたためとされます。その際コズウォフスキはオーケストレーションと合唱を厚くしてドラマ性を増し、数曲追加しました。それが今日伝わる版となっています。この版はシンガポール交響楽団の芸術監督ハンス・セレンセンが2018年にCDで聴きぜひ自分たちの団体で演奏したいと思ったのがきっかけでした。ようやく楽譜を入手するもパンデミックで演奏会ができなくなり、さらに当初予定していた指揮者ヴェデルニコフもコロナの合併症で2020年に急逝してしまいました。ようやく実現のめどが立ち、指揮を執ることになったハンス・グラーフは慎重に原典稿へ戻す作業を行いました。モーツァルトの名作の7年後に作られたこの作品、ウィーン古典派風でありながらスラヴ的な色彩も感じられ、最後は無へ消えてゆくはかなさがいろいろ考えさせられる内容となっています。
オリガ・ペレチャトコ(ソプラノ)、オレーシャ・ペトロワ(メゾソプラノ)、ボリス・ステパノフ(テノール)、クリストフ・ザイドル(バス)、ハンス・グラーフ(指揮)シンガポール交響楽団、同合唱団、同児童合唱団/Peretyayko, Petrova, Stepanov, Seidl, Singapore Symphony Orchestra, Hans Graf
12403012 / 2900 円 / PENTATONE / 輸入盤 ご注文へ


ボノンチーニ:合唱作品集 - Choral Music by Giovanni Bononcini -
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):
 1. アヴェ・マリス・ステラ*
 2-14. テ・デウム**
 15-22. ラウダーテ・プエリ
 23-27. サウルがわれわれの王であったとき
※録音:2021年6月23日-25日、オックスフォード [1:11:10]
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OAEやブルック・ストリート・バンドと共演を重ねるなど、活躍の場を広げているオックスフォード大学の名門聖歌隊の1つクイーンズ・カレッジ合唱団が、ホグウッドが創設した名門古楽オーケストラ、エンシェント室内管弦楽団(アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック)と共演し、ボノンチーニがロンドン滞在時代に書いた宗教的合唱作品(多くは世界初録音)をレコーディング。作曲当時のロンドンは天然痘の流行で荒廃し、イギリスで初めて病気に対する予防接種が導入された時期で、奇しくもこの録音はイギリスで新型コロナ・ウィルスのワクチン接種プログラムが開始されてから半年後に行われました。2023年にグラモフォン賞とBBCミュージック・マガジン賞の二冠に輝いたヘレン・チャールストンを始め、ローワン・ピアース、ガイ・カッティング等、今をときめく有力歌手たちの参加にも注目です。
オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団、エンシェント室内管弦楽団、オーウェン・リース(指揮)、ローワン・ピアース(ソプラノ)、エスター・レイ(メゾ・ソプラノ)、ヘレン・チャールストン(アルト)、ガイ・カッティング(テノール)、ジャイルズ・アンダーウッド(バス)、エリザベス・ナース(メゾ・ソプラノ)*/**、コリン・ダンスキン(テノール)*、ダニエル・テイト(バス)*/The Choir of Queens College, Oxford, Owen Rees
12403011 / 2800 円 / SIGNUM CLASSICS / 輸入盤 ご注文へ


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