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☆新譜・新刊 入荷ご案内  [2023/7/7]

☆新譜・新刊 入荷ご案内  [2023/7/7]

輸入盤CD 入荷のご案内を掲載いたしました。

https://kamome.ne.jp/gvcs/giovanni/new_c.html

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カイヤ・サーリアホ(1952-):合唱曲集 Reconnaissance - Saariaho: Choral Music - (SACD Hybrid)
 (1) 夜、別れ(Nuits, adieux) - 4人の歌手とエレクトロニクスのための(1991)
  夜 I (Nuits I)
  別れ I (Adieu I)
  夜 II(Nuits II)
  別れ II(Adieu II)
  夜 III(Nuits III)
  夜 IV(Nuits IV)
  夜 V(Nuits V)
  別れ III-V(Adieu III-V)
 (2) 時計さん、黙って!(Horloge, tais-toi!) - 女声合唱とピアノのための(2005)
 (3) エーコー!(Echo!) - 8声とエレクトロニクスのための(2007)
 (4) 一年の日(Tag des Jahrs) - 混声合唱とエレクトロニクスのための(2001)
  春(Der Fruhlin)
  夏(Der Sommeer)
  秋(Der Herbst)
  冬(Der Winter)
 (5) 確信(Uberzeugung) - 3人の女声、クロタル、ヴァイオリンとチェロのための(2001)
 (6) 偵察/再認(Reconnaissance) - 混声合唱、打楽器とコントラバスのための(2020)
  長い間で初めての火星人(The First Martian in a Long Time)
  カウントダウン(Count Down)
  (合間:無線傍受(ソラリス))Interlude: Intercepted Radio Transmission (Solaris)
  温室(Green House)
  砂漠の民(Desert People)
  レクイエム(Requiem)
 (7) 夜、別れ(Nuits, adieux) - 4人の歌手と合唱のための(1996)(アカペラ版)
  夜 I (Nuits I)
  別れ I (Adieu I)
  夜 II(Nuits II)
  別れ II(Adieu II)
  夜 III(Nuits III)
  夜 IV(Nuits IV)
  夜 V(Nuits V)
  別れ III-V(Adieu III-V)
※録音:2022年8月22-25日、2022年10月20日/ヴィヒティ教会、ヴィヒティ、フィンランド/BIS ecopak [81'53]
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フィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホは、1952年生まれ。シベリウス・アカデミーで、フィンランド・モダニズムの先駆的存在のパーヴォ・ヘイニネンに学び、マグヌス・リンドベリたちと進歩的グループ「コルヴァト・アウキ!(耳を開け!)」を結成して注目されました。1982年からパリのIRCAM で研究を始め、フランスを拠点に、ザルツブルク音楽祭のための歌劇《遥かなる愛》に代表される委嘱作を次々と手がけ、フィンランドを代表する作曲家のひとりとして活動をつづけています。フィンランドでは、彼女の70歳の誕生日を祝うコンサート・シリーズ「カイヤ・サーリアホ 70」が2022年10月を中心に行われ、舞台作品と世界初演の作品など多岐にわたる彼女の作品が演奏されました。ヘルシンキ室内合唱団と芸術監督ニルス・シュヴェケンディークの『Reconnaissance』は、このシリーズの一環として行われたコンサートの作品によるアルバムです。「エレクトロニクス付き」と「アカペラ」の2つのバージョンが演奏される《Nuits, adieux》は、眠る子供のためというより、この世に別れを告げる高齢者のための「子守歌」という作品。子供の合唱から思いついたという《Horloge, tais-toi!(時計さん、黙って!)》。《Echo!(エーコー!)》は、エーコーとナルキッソスの神話に基づくアレクシ・バリエールの詩的なテクストに作曲され、エレクトロニクス処理による「声」が「こだま」として使われます。人間の声、鳥、風、その他の自然音にまで「音世界」を広げた、ヘルダーリンの詩による《Tag des Jahrs(一年の日)》。ザルツブルク音楽祭の総監督を離れるジェラール・モルティエへのトリビュートとして音楽祭スタッフから依頼されたという、中世音楽の感覚による《Uberzeugung(確信)》。英語の「偵察」とフランス語の「再認」の両方の意味をもつ曲名の《Reconnaissance》は「サイエンスフィクション・マドリガル」とでもいう作品。すべての作品でテクストが自由にアレンジして使われ、彼女独自の音楽表現に実現されました。《Nuits, adieux》と《Tag des Jahrs》をのぞき、世界初録音の作品です。
ヘルシンキ室内合唱団、ニルス・シュヴェケンディーク(指揮) / (1)(3)(4)ティモ・クルキカンガス(ライヴ・エレクトロニクス、エレクトロニクス) / (2)アンナ・クヴァヤ(ピアノ) / (5)(6)ウーシンタ・アンサンブル[イ=ハン・フー(打楽器)、アレクシ・コティラ(ヴァイオリン)、ヨアシャ・チェスラック(チェロ)、エーロ・マルッティラ(コントラバス)]/Helsinki Chamber Choir, Nils Schweckendiek(conductor)
12306003 / 3150 円 / BIS / 輸入盤 ご注文へ



ブクステフーデ(1637-1707):救世主-受難と復活のカンタータ集 - Buxtehude: Salvator mundi -
 1. Jesu, meines Lebens Leben (イエスは我が生命の生命) BuxWV 62
 2. Furwahr, er trug unsere Krankheit (げに彼は我らの病を負い)BuxWV 31
 3. Ich bin die Auferstehung (我は蘇りなり) BuxWV 44
 4. Laudate pueri (主をほめたたえよ)BuxWV 69
 5. Befiel dem Engel, das er komm (来たれと天使に告げて言え) BuxWV 10
 6. Quemadmodum desiderat cervus (鹿の谷川を慕いあえぐがごとく) BuxWV 92
 7. Herr, ich lasse dich nicht (主よ、我汝を去らじ) BuxWV 36
 8-10. Herzlich lieb hab ich dich, o Herr (心より我汝を愛す、おお主よ) BuxWV 41
※録音:2022年10月10-15日
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ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートの新譜はブクステフーデ。キリストの受難と復活を主題にしたカンタータを中心に選曲されています。劇的かつ慰めの柔らかさもあわせもつサウンドは、聴き手をこの世の苦しみから解き放ってくれるようです。柔らかく、かつ鮮烈、そして自然な音楽に魅了される1 枚です。レオナルド・ダ・ヴィンチ作とされる同名の絵画がジャケットに使用されています。
リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指揮&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ハンナ・バヨディ=ヒルト、イェツァベル・アリアス(ソプラノ)、ダヴィド・サガストゥム(アルト)、ユーゴ・イマ(テノール)、マティアス・ヴィエヴェグ(バス)/Ricercar Consort, Philippe Pierlot
12306004 / 3100 円 / MIRARE / 輸入盤 ご注文へ



ケネス・レイトン(1929-1988):合唱作品集 生きとし生けるもの - Every Living Creature -
 Laudes animantium, Op. 61*
1. No. 1. Prelude
2. No. 2. Scherzo: Calico Pie
3. No. 3. The Nightingale
4. No. 4. The Lamb
5. No. 5. The Kraken
6. No. 6. The Grey Squirrel
7. No. 7. The Tyger
8. No. 8. Every Living Creature
9. An Evening Hymn
10. London Town*
11. Lord, When the Sense of Thy Sweet Grace*
 3 Carols 3つのキャロル Op. 25(1948)
12. No. 1. Lully, lulla, thou tiny little child
13. No. 2. The seven joys of Mary*
14. No. 3. Sleep, Holy Babe*
15. Nativitie
16. A Hymn to the Trinity
※録音:2022年6月17-19日/All Hallows Church, Gospel Oak, London(UK) [73:21] *…世界初録音
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20世紀イギリスの作曲家ケネス・レイトン。ヨークシャーで生まれ、地元のウェークフィールド大聖堂の聖歌隊で活躍後、王立音楽院でピアノと声楽、オックスフォード音楽院で作曲を学び、教会音楽の分野で目覚ましい活動を行った人です。彼の没後35年を記念して作られたこのアルバムには、5曲の世界初録音を含む合唱作品が収録されています。メインは「Laudes animantium」で、ニ重合唱、ソリスト、児童合唱によるさまざまな動物を賛美した魅力的な作品。他にはキャロルやパートソングなど、レイトンの得意分野の作品を聴くことができます。演奏はアンドルー・グリフィスが2005年に設立した「ロンディニウム」。現代作品を得意とする室内合唱団で、ここでもレイトンの活気に満ちた作品を見事なアンサンブルで聴かせます。
レベッカ・リー(ソプラノ)、ニナ・ベネット(ソプラノ)、キアラ・ヘンドリック(メゾ・ソプラノ)、ニック・プリチャード(テノール)、フィンチリー児童合唱団、ロンディニウム(合唱)、アンドルー・グリフィス(指揮)
12305013 / 2450 円 / SOMM Recordings / 輸入盤 ご注文へ




ドヴォルザーク :ミサ曲 ニ長調 / 聖書歌曲集 / テ・デウム - Dvorak: Mass, Biblical Songs & Te Deum -
ドヴォルザーク:
(1) ミサ曲 ニ長調 Op.86 B175(1872)
(2) 聖書歌曲集 Op.99 B189(1895)より第1-5曲
 第1曲「雲と暗闇が主の周りに立ちこめ」
 第2曲「我が隠れ家にして我が盾なるは御身なり」
 第3曲「神よ、我が祈りを聞き給え」
 第4曲「主は我が羊飼い」
 第5曲「神よ!神よ!新しき歌なり」
(3) テ・デウム Op.103 B176(1892)
※録音:(1)1970年3月11日&12日、(2)1969年11月6-10日、(3)1970年4月4日&6日/ルドルフィヌム(プラハ) [72:38]
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ヴァーツラフ・スメターチェク指揮、プラハ交響楽団の名盤、ドヴォルザークの「ミサ曲 ニ長調」、「聖書歌曲集」より第1-5曲、「テ・デウム」が再発売いたします!ドヴォルザークは信仰心の厚い人であり、宗教曲、教会音楽など聖書に基づく作品はドヴォルザークにとって最も大切にしてきました。「ミサ曲 ニ長調」はドヴォルザークのパトロンで有力な建築家ヨゼフ・ハラーフカが礼拝堂の落成式のための委嘱作。「聖書歌曲集」はドヴォルザークが好んだ詩篇をチェコ語訳に合わせた全10曲の作品で当録音では第1-5曲を収録。そして「テ・デウム」はアメリカ発見400年祭のために作曲された祝祭のための壮大なカンタータ。他の2作品と同様ドヴォルザークらしい美しいメロディで彩られています。録音当時最高の独唱陣を迎えた記念碑的名盤です。
マルチェラ・マホトコヴァー(ソプラノ)(1)、スタニスラヴァ・シュカトゥロヴァー(アルト)(1)、オルドルジヒ・リンダウアー(テノール)(1)、ダリボル・イェドリチカ(バス)(1)、インジフ・インドラーク(バリトン)(2)、マリア・ヘレニタ・オリヴァレス(ソプラノ)(3)、ジャンニ・マッフェオ(バリトン)(3)、プラハ・フィルハーモニー合唱団、ヨゼフ・ヴェセルカ(合唱指揮)、ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)、プラハ交響楽団/Prague Symphony Orchestra, Vaclav Smetacek(conductor)
12305020 / 3050 円 / SUPRAPHON / 輸入盤 ご注文へ

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