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☆新譜・新刊 入荷ご案内  [2024/5/31]

☆新譜・新刊 入荷ご案内  [2024/5/31]

輸入盤CD 入荷のご案内を掲載いたしました。

https://kamome.ne.jp/gvcs/giovanni/new_c.html

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ルカ・マレンツィオ:四声のマドリガーレ(1585)
- Luca Marenzio : Madrigali a quattro voci (1585) -
 1. 夜雨が上がり Non vidi mai dopo notturna pioggia
 2. 星のごとく光る、愛する女性に僕は言った Dissi a l'amata mia lucida stella
 3. 愛する人よ、あなたの瞳がこちらを向くと Veggo, dolce mio bene
 4. アクタイオンは偶然にも Non al suo amante piu Diana piacque
 5. 愛の神よ、見るがよい Hor vedi, Amor
 6. 不思議な天使が、翼を巧く使いながら Nova angeletta sovra l’ale accorta
 7. 愛しい女たちよ、僕がどのようにため息をついたか Chi vol udire i miei sospiri in rime
 8. そんなある晩、僕の愛しい人が Madonna, sua merce, pur una sera
 9. 青葉のなかで可愛らしい鳥たちが Vezzosi augelli, in fra le verdi fronde
 10. ああ冷酷な死よ、ああ無情な生よ! Ahi dispietata morte, ahi crudel vita!
 11. 甘美なのは、愛の神が突き刺す矢 Dolci son le quadrella ond’Amor punge
 12. (II)愛の神が喜びを与えてくれる時以外 Come doglia fin qui fu meco et pianto
 13. ある日、子羊たちを小川に連れていくと Menando un giorno gl’agni presso un fiume
 14. かつて恋する者は幸せで、娘たちも愛情深く I lieti amanti e le fanciulle tenere
 15. 私は一日中泣いている Tutto ’l di piango
 16. (II)ああ、日が日を重ね Lasso, che pur da l’uno a l’altro sole
 17. 西風が戻り Zefiro torna
 18. (II)ああ、しかし僕のもとに戻ってくるのは Ma per me, lasso, tornano i piu gravi
 19. 哀れな男は言った Lasso dicea
 20. こっちに来て、モンターノ Vienne Montan
 21. (II)意地悪カラス! 荒くれ熊 Corbo malvaggio, ursachio aspro e salvatico
 22. (III)聖なるパレスよ、僕の歌に耳を傾けて下さい La santa Pale intenta ode il mio canto
※セッション録音:2021年8月23-26日/秩父ミューズパーク音楽堂/サウンド・エンジニア&エディター:櫻井卓/レコーディング・ディレクター:鈴木秀美/国内製作・日本語帯・解説・歌詞対訳付 [58'45]
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鈴木美登里が中心となり2002年に結成されたラ・フォンテヴェルデ。16-17 世紀初頭イタリアの作品を中心に積極的な演奏活動を行う、日本では希少なマドリガーレ・アンサンブルです。演奏活動と並行し録音も行っており、『響きの文学』、『カルロ・ジェズアルドの芸術』、そしてモンテヴェルディのマドリガーレ集全9巻のCDはいずれも好評を得ております。また、長年の活動が評価され、2022年度『ミュージック・ペンクラブ音楽賞』を受賞しております。当アルバムではルネサンス音楽最後期の優れたマドリガル作曲家ルカ・マレンツィオ(c.1553-1599)の四声のマドリガーレを収録しています。マレンツィオはローマ、フィレンツェで活躍。甘美な音を紡いだ天才で、作品にはルネサンスの香りが漂っています。リュートの調べとともに歌われるマレンツィオの世界をお楽しみください。
鈴木美登里にいる序文「アルバムに寄せて」、落合理恵子による「マレンツィオと『アルカディア』」の日・英解説、及び歌詞対訳付。
ラ・フォンテヴェルデ [鈴木美登里(ソプラノ)、上杉清仁(カウンターテナー)、谷口洋介(テノール)、小笠原美敬(バス)、金子浩(リュート)]
12404001 / 2950 円 / ARTE DELL'ARCO JAPAN / 輸入盤 ご注文へ


錬金術師-ラッソ:多声楽曲をモデルとしたマニフィカト集 第1集
- LASSUS, O.: The Alchemist Vol. 1 - (2CD)
[CD1] 78:16
 フィリップ・ヴェルドロ[c.1480/85-before 1552]:わが今際の溜息は
 オルランドゥス・ラッスス[1532-1594]:『わが今際の溜息は』によるマニフィカト
 ノレット(生歿年不詳、1538-1546年に活躍):千年もの時ほど
 ラッスス:『千年もの時ほど』によるマニフィカト
 アンセルモ・デ・リュー(生歿年不詳、1524-1557年頃に活躍):わたしが思う通り、死によって
 ラッスス:『わたしが思う通り、死によって』によるマニフィカト
 チプリアーノ・デ・ローレ[1515/16-1565]:王なる者の魂が
 ラッスス:『王なる者の魂が』によるマニフィカト
 ジャケ・デ・ベルヘム[c.1505-1567]:ああご婦人、お伝えできたら
 ラッスス:『ああご婦人、お伝えできたら』によるマニフィカト
 デ・ローレ:美しき乙女よ
 ラッスス:『美しき乙女よ』によるマニフィカト
 クリストバル・デ・モラレス[c.1500-1553]:幸せな気持ちで日蔭に座していると
 ラッスス:『幸せな気持ちで日蔭に座していると』によるマニフィカト
[CD2] 79:14
 オラツィオ・ヴェッキ[1550-1605]:おお、なんと美しき曙
 ラッスス:『おお、なんと美しき曙』によるマニフィカト
 ジョヴァンニ・マリア・ナニーノ[1543/44-1607]:そのとき、あの黄金色に輝く髪が
 ラッスス:『そのとき、あの黄金色に輝く髪が』によるマニフィカト
 アレッサンドロ・ストリッジョ1世[c.1536/37-1592]:全き恵みと愛に満ちた母
 ラッスス:『全き恵みと愛に満ちた母』によるマニフィカト
 ストリッジョ1世:わたしは今やこの気持ちに疲れ果て
 ラッスス:『わたしは今やこの気持ちに疲れ果て』によるマニフィカト
 デ・ローレ:別れのとき
 ラッスス:『別れのとき』によるマニフィカト
 デ・ローレ:美しき東の郷から
 ラッスス:『美しき東の郷から』によるマニフィカト
 ラッスス:もし、わたしが生きて逃れ出て
 ラッスス:『もし、わたしが生きて逃れ出て』によるマニフィカト
※録音:2023年1月9-14,16,17日/英国南部ハンプシャー州イースト・ウッドヘイ、聖マーティン教会
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[16世紀最大級の巨匠ラッススの多芸さがきわだつ選曲と演奏の妙]イタリアのパレストリーナと共に16世紀を代表する作曲家オルランドゥス・ラッスス。多声音楽の名匠を数多く輩出したスペイン領ネーデルラント(現在のベルギー)で生まれ、ミュンヘンのバイエルン選帝侯宮廷に長く仕えながらイタリアでも活躍、多岐にわたる作曲活動を通じて国際的な名声を誇ったこの巨匠が残した膨大な作品のうち、重要な部分を占めるのが教会音楽です。そこには救世主の懐胎を喜ぶ聖母マリアの讃歌=マニフィカトが実に100曲以上も含まれ、それらを追ってゆくだけでもラッススの作曲手法の多様さに驚かずにおれません。ルネサンス音楽に精通する英国の才人フィリップ・ケイヴ率いるマニフィカトは、団体名の由来でもあるこの讃歌形式を通じてラッススが示したルネサンス・ポリフォニーの至芸を系統的に紹介する録音シリーズを開始。多くの場合グレゴリオ聖歌の旋律を元に作られた当時の多声教会音楽の世界にあって、ここに紹介されるラッススの作品群はあえて聖歌旋律ではなく、往年の大家や同時代人たちのポリフォニー楽曲を下敷きにして書かれています。第1弾となる当盤に集められたのは、非宗教的なマドリガーレを元にしたもの。それぞれの曲でラッススが参照したヴェルドロ、デ・ローレ、モラレスら先人たちによる関連曲も突き止め、合わせて収録することで作品理解がより深まるプログラム構成になっています。女声歌手2人を含む10人からなるアンサンブルが織りなす緻密にして静謐な演奏解釈は、個々の作品に秘められていた雄弁な音楽力を十全に引き出しながら、汲めど尽きせぬラッススならではの多声技法を他の作曲家たちのそれと比べて知る面白さを堪能させてくれます。ポリフォニー歌唱の本場たる英国から届いた充実の2枚組、じっくりお楽しみください。
マニフィカト、フィリップ・ケイヴ (指揮)/Magnificat, Cave
12402017 / 5450 円 / LINN Records / 輸入盤 ご注文へ


回想-聖フローリアンのブルックナー

アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896) :
 1. この所は神により作られた WAB 23
 2. 正しき者の唇は知恵を語る WAB 30
 3. アヴェ・マリア WAB 6
 4. パンジェ・リングァ(舌もて語らしめよ) WAB 31
 5. 詩篇第22篇 WAB 34
 6. 教師の身分 WAB 77 (編曲:F. ファルンベルガー)
 7. 秋の歌 WAB 73
 8. 真夜中に WAB 89
 9. 思い出 変イ長調 WAB 117
 10. 私の心と君の声 WAB 79
 11. 4月に WAB 75
 12. 前奏曲とフーガ ハ短調 WAB 131
 13. アヴェ・マリア WAB 7
 14. 慰めの音楽 WAB 88
 15. 愛する者よ、あなたはすべてに美しい WAB 46
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2024年のブルックナー生誕200年を祝して制作されたアルバム。ブルックナー所縁の地、聖フローリアン(ザンクトフローリアン)修道院の少年合唱団は1071年に設立された長い歴史を誇り、ほぼ全てのコンサートで必ずブルックナーの作品を披露することが知られています。なかでもモテット「Locus iste」は長らく合唱団の秘密の讃歌となった特別な作品です。アルバムには1846年から1896年までブルックナーが大切に使用していた1846年製のベーゼンドルファーを用いて演奏したピアノ曲「回想」の他、合唱団の歌う「詩篇第22番」やモテットをファルンベルガーが伴奏したトラックを収録。また聖フローリアン少年合唱団の出身で、現在はカウンターテナー歌手として活躍するミュールバッハが歌う希少歌曲や、合唱団卒業生たちによるモテット、更には有名なブルックナー・オルガンの演奏も収録された、全てがブルックナーにまつわる1枚です。
聖フローリアン少年合唱団/マルクス・シュトゥンプナー (指揮)
12403014 / 2650 円 / Solo Musica  / 輸入盤 ご注文へ

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