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1人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学


単行本: 200ページ
出版社: KADOKAWA (2018/12/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4041069696
ISBN-13: 978-4041069691
発売日: 2018/12/21

さすがに同じ銘柄で売買を3回以上繰り返して全部外したら、「俺をハメようとしているのか?」と嫌になってしまうこともあり、この銘柄は読めないと思って手を引く。

暴落と暴騰と言う両極があるけれど、人は喜びや期待より悲しみや恐怖の方が大きい生き物らしく、暴落の方がチャンスはずっと大きい。株価がこのまま地の底まで落ちていくんじゃないか、と人々が恐怖を感じている時こそチャンスになる。

年に3%以上の利回りを保証するものは、巧妙にリスクが見えにくいスキームになっているか、詐欺かどちらかだと思ったほうがいい。

鉄火場は最後お金が自分の口座に入るまでが勝負。

「こんなことが起きたら、こんな展開になる」みたいな仮説をいつも考えている。
既に常識になっているようなものではなく、まだほとんどの人が考えていないもので、明確なロジックがあるもの。あるいは誰も指摘していないしロジックは不明だけど、経験則として明確な関連が認められるもの。

明らかなバブルはあるけれども、適正な価格なんて本質的には存在しない。買った値段より高くれれば儲かるから。過去と比較して考えないほうが良い。

企業の価値を株価が正しく反映していないと考えるよりも、株価こそが答えであり、世の中の総意として適正だと見なされている数字だと考える方が正しい。

重要なのは多くの場合1番値が動く9時から9時20分ぐらいまでの間。

投資家でうまくいっている人ほど、投資以外のお金の使い方は守備寄り。1億円稼いだら600万円使っていい、位の感じ。
(6%)

当時、ネットで研究している人たちは新しくて有効な戦術をいろいろ展開していたので、そういうのをしつこく教わった。自分とはちょっと違う打牌があったら、どういう理由でそうきたのか、その理由を詳しく聞いたりした。

辞めて専業トレーダーになったのは、総資産が6000万円になった時。4000万円位の段階で、これはもうこの道で行けるだろうと僕は踏んだ。

損を考えるのではなく、ここからどうすれば儲かるか、だけを考えていた。

早い人はいつでも早く、遅い人はいつでも遅い。

ギリギリで黒字を保っているような会社はダメで、赤字に転落している会社が良い。そういう会社は公共になると黒字が出て、手のひらを返したように株価が上がる可能性が高い。ただし潰れてしまえばゼロになるので、つぶれなさそうな会社を狙う。

本質的な価値は変わらないのに、空気だけで書くと動いている。はっきりこう聞こえるような時はチャンスになる。

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