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ブチ抜く力


単行本(ソフトカバー): 336ページ
出版社: 扶桑社 (2019/3/2)
言語: 日本語
ISBN-10: 4594079431
ISBN-13: 978-4594079437
発売日: 2019/3/2

事実に気づいたとき、私はなんとしてでも圧倒的にお金を蓄え、嫌な人と接する人生を切り捨てようと決意しました。

本質掴みの訓練を繰り返していると、どんな物事であれ、その本質をつかむのが早くなってきます。1つのセンターピンを設定したら、最低3週間は続けてみてください。

リーダーシップ論の世界的権威であるロビン‪・シャーマは、「人間は3週間、何かを続けることができれば、その行為は習慣となり、3週間後には無意識にその行為を続けることができる」と語っています。

率先垂範と言う言葉がありますが、たくさんの人に囲まれた人物が実際にこれをやっていくのはほとんど不可能です。知らず知らずのうちに、周囲を頼る癖がついてしまうからです。

せっかくぶち抜いた存在になっても、拡張性のないビジネスだと広がりが生まれません。これは前述した一石五鳥の考え方にも通じる話ですが、何かを成功させたらそれを元手に次に繋げると言う発想が絶対に必要不可欠なのです。

今後、どこかで少ない確率にフォーカスしてリスク喚起する話をされたら無視することをお勧めします。「ああ、やる気のない人を含んだ数字ね」と思うくらいにしておきましょう。

例えば今、自由に使えるお金が10億円あるとして、その使い道をパッと思い浮かべる事ができるでしょうか?もしすぐに思い浮かばなかったら、それはあなたが日頃から調査する意欲に欠けていて、雰囲気で投資しているという事です。

常に種を撒き、10年後に最も華やかなもの、場所、銘柄、ビジネスなどを想像しながら先手を打っていくことが必要です。リスクを取らなければ、大きなリターンはあり得ません。10年後にこうあるべきだと思うならば、そのゴールを目指して今から着手していくことが重要です。

人間の真実とは、発言内容ではなく行動している内容が全てです。その意味で言うと、私の本性とは人一倍の怖がりなのかもしれません。

投資とは、大衆が後から評価するものを先回りするゲーム

多くの人たちが怖いと思って静観している時にこそ動かねば大きな利益を取ることができないと言うことにも気がつきます。

1番効果があるのは、「3週間」と言うリサーチ期間を設けて、1週間ごとにリサーチレベルを3段階に分けていくというものです。1週間ずつの3つのステップで、徹底的に自分の中にそのテーマに関連する知識を蓄えていくのです。

悪口を論破できるかを試して欲しいのです。もしその時点で反論できないようであれば、自分がまだ調べ尽くしていない事実があると言うことです。その場合は対抗基準を潰せるまで、自分の論理に確信を持つための情報を探しましょう。

結局のところ、自分の意思決定に自信を持っているかどうかというのが、その後の結果を大きく左右します。なぜなら自信と確信に満ちていればその後の短期的な値動きを気にせず悠然と構えていることもできますし、これがビジネスの場合であれば、自分が出した結論を自分の努力で正解に変えていくことすらできるからです。

正解は自分たちで作っていくものなのです。最後までやり抜くためにも自分の決断に自信が持てるまで調べて自己論理を完成させておきましょう。

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