旅と野良イヌあるいは野良人間

期待するだけ損というもの。そんなことが山盛りなのが浮世の理。

誰かが行動規範を示しても、それを見て「自分もそうならなくちゃ!」と自省・行動に移す人は少ない。

「老いては子に従え」て無い人のなんと多いことか。
悲惨な事件・事故が絶えない。免許返納しようよ。
「子は親の背を見て育つ」てのもあるけど、これは親に「人として弁えろ」と言っているだけで「さすれば子は立派になる」だなんてことは言ってないのが真実っぽい。

だから諺を気にすんな。ではなくて、だからこそそれぞれ個人個人が立派であるべきだよ。くらいに思っているわけだ。
共に暮らす家族にすら影響を及ぼせないくらいなんだから、他人、見知らぬ人、異邦の人、信仰の違う人にまで影響を与えれるわけなんてない。期待するだけ損だ。

道端にゴミを捨てる
歩きタバコをする
路上で酒を飲む
建造物に落書きをする
遺跡や自然を傷つける

こうした無法者・ならず者が旅先だけでなく日常生活の中にもいるけど、「ああ人間じゃないんだな」って遠巻きに見下すだけにしている。
下手に注意すれば相手は猛獣。何をされるかわかったもんじゃない。

自分が身を律して清く正しく生きたからといって、彼らケダモノがヒトへと進化することはないのだから変な期待は禁物。
自分のために自分を律するのが正解よね。

「差別や区別はいけない」ことだし、最近じゃポリコレだなんだと賑やかだけど、「倫理的に出来ていないヒトは出来ているヒトに見下される」という差別はあってもいいと極論的には思っている。

こんな時期にあちこち行くなよ。
こんな時期にあちこちから来るなよ。

個人的なちっぽけな意見かも知れない。
この考え方には間違いもあるだろうけど「責任は自分にはない」とばかりに欲望の赴くままに動くんじゃ道端で腰振ってる野良イヌと一緒だ。

ここのところ、ちょっと取り乱しているかも知れない。
ストレス多いね。


GIO.

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