将来どうするの？今の俺の考え

コロナ化で何もする事がない、できないという数年前に（当時大学一回生）、私は音楽と株を初めとした金融の勉強にはまりがむしゃらに取り組んでいた。この二点に関して今でも継続していて、音楽ではギター・ベース・ピアノを自宅で練習、機会があればライブを開催して演奏する。また株を初めとした金融の勉強に関しては、現時点で関連するビジネス本を50冊ほどは読んだし、関連した動画を見て勉強・四季報などを見て企業の調査など様々行っている。
将来を形成していく上で必要な仕事の部分は「株を初めとした金融の勉強」が中心になるため、ここから先はこの点について詳しく深掘りしていこうと思う。

「株を初めとした金融の勉強」を学んだ事として理解した答えについて簡潔に述べると、株長い時間をかけてお金持ちになる事は比較的簡単だということがわかったし（短期間でお金持ちになろうとするから失敗する）、お金持ち（社長・投資家と呼ばれる人々）のマインドや考え方を理解する事もできた。
しかしこの事実を知った上で、若い年齢の内にお金持ちにならなければ、60才になってお金を持ったところで意味が無いと感じた。実際高齢者になった時点で100億円があったとしても、使い方という点で限界がある（健康・寿命など）し、そのお金で親孝行をしようと思っても、お金持ちになった時点で親が亡くなっていては意味がないと考えたからだ。
上記は現実的な話、すなわち人生の設計図を考慮した上で生まれた考えだが、実際の実体験からも同様の考えを得るきっかけとなったエピソードがある。

私は今年の春に税務署で勤務をする機会があった。その業務内容というと、様々な年齢や職種の人々に対して、一対一で対応し、確定申告をサポートするという業務内容だった。毎日違う人々と違う内容の業務に取り組むことは、非常に濃い内容で私にとっては多くの学びが得られた。
その中の一つのエピソードとして、大和証券に勤める30代の男性の話をしたいと思う。
彼は営業勤務中であり、仕事の空き時間を使って確定申告をしにきたとの事だった。業務内容は至って普通の内容（不動産・株など複雑な業務はなし）であり、あくまですぐ終わる作業内容だったのだが、私自身が就活をしなければならない場面に直面している事もあり、彼から実際に大和証券で働いてみて感じる事、学びになった具体的な内容を聞くことにした。彼はすごく社交的で、私に対して具体的に分かりやすい話をしてくれたのだが、ここで良かったのは、収入を初めとした家計事情が分かる内容が目の前にあるため、別の場面で実際に会って話を聞くよりもより具体的な想像ができた点だった。
彼は新卒で入社してから10年も勤務していない今の時点で、同期は3分の1も残っていない現状や、子供を育てながらの生活（この方はお子さんが２人いた）は、たとえ年収が1000万円あったとしても、自分が思い描いているほどお金が残らない現状を事細かに教えてくれた。

上記を踏まえた上で、私の「株を初めとした金融の勉強」の目的が、漠然とした「お金持ちになる」から「若い内にお金持ちになるためにはどうすればよいのか」に変化し、より深掘りする事になった。

深掘りした結果、「若い内にお金持ちになるためにはどうすればよいのか」に対して勉強した現時点での答えでは、「自分でビジネスをする。社会のため、世の中のためになるビジネスを生み出し、その会社に価値をつけて大きくし売却する事によってキャピタルゲインを得る事」が一番の近道だという答えがでた。

この答えは私に「若い内に就職して安定を･･」という考え方を否定する材料になっただけでなく、具体的な今後の目標を定める要因にもなった。

具体的な今後の目標とは「7年後。自分が30歳の時点で貯金一億円がある」ことだ。
理由としては、現在53歳になる母親が7年後、すなわち60歳になる時点で、お金に不自由することなく親孝行を行える状態にしたいという考えに基づいている。

私が本当にやりたいことは何なのか現時点では答えが出ていないが、一つ言えることは自分を育ててくれた両親に対して死ぬまで恩返しをしてあげたいという思いがある。
母親に親孝行する上で、お金を理由に諦めざるを得なくなる結果は死んでも嫌だし、私の貯金が尽きない限りは何不自由ない生活とお金を提供してあげたい。
具体的には、「自由に国内・海外問わず行きたい場所に連れて行ってあげたい・両親が本当にやりたい仕事を満足するまでさせてあげて充実した人生を送らせてあげたい・私は両親の仕事の都合でフランスに生まれたのだが、生まれ故郷であるフランスに帰ってもう一度両親を住ませてあげることで、あの時とは違うフランスを見せてあげたい・とにかく濃厚な思い出を作りたい」など多々ある。

とにかく私は成功して歴史に名前を残すし、世界中の誰よりも親孝行をするとここに誓う。
2024年　山岸珠大