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すみません、金利ってなんですか?

基本的な金融知識がある程度あったこともあり、ほとんどは当り前のことがわかりやすく書かれている印象。
そのため、基本的に第一章の「源泉徴収」に関する話のみしっかり抑えたい本だと感じた。ポイントで他の章のまとめも入れる。

「1章」      「源泉徴収」ってなにが徴収されているんですか?
「源泉徴収・年末調整・確定申告の話」

「給料から引かれるもの」

「税金」

所得税:給与所得額によって課される税金。1月1日~12月31日まで一般的に企業が代わりに納めてくれるが、多めに払っている事が多く、その分を適正にする事を「年末調整」という。

住民税:「所得」-「所得控除」=「課税所得」
この「課税所得」に対して「住民税」が決まる。細かく言うと、前年度の「課税所得」に対して5月までに住民税が決定する。
社会人2年目の6月分から「都道府県民税」+「市町村民税」=「住民税」が天引き

「健康保険料」

健康保険:その年の4月~6月の給料に対して保険料が課せられる。(介護保険、厚生年金も同様)
勤務月の翌月から。(医療費を下げる目的)

介護保険:「標準報酬月額」に対して保険料が課せられる。40歳から。(介護を必要とする人に給付される保険制度)

厚生年金:勤務月の翌月から天引き。

雇用保険:初任給から天引き。(失業した人が一時的に給与を受ける事ができる制度)

「所得」と「必要経費」
「所得」=「収入」-「必要経費」
「必要経費」:働く上で衣服・筆記用具・交通費などかかる必要のあるもの。これを会社員は自動で引かれてる。

会社員の給与所得控除はMAX195万円
「給与等の収入金額」 
・180万円以下 収入金額✕40%-10万円
・180~360万円 収入金額✕30%+8万円
・360~660万円 収入金額✕20%+44万円 
・660~850万円 収入金額✕10%+110万円
・850万円 195万円(上限)
 
「給与」-「必要経費(所得控除)」=「所得」←この所得にいくら税金がかかるのか決まる
 
「所得控除の様々な種類」
 
・基礎控除(納税者全員):
所得が2400万円まで 控除額48万円
所得が2400万円~2450万円 控除額32万円
所得が2450万円~2500万円 控除額16万円
所得が2500万円以上 控除額0円
 
・扶養控除:扶養家族がいる場合に受けられる(16歳以上)
 
・配偶者控除:年間所得48万円以下の配偶者がいると受けられる
 
・生命保険料控除・地震保険料控除:自分で加入している民間保険が対象
 
・医療費控除:世帯全体の医療費が対象
ほかにも様々ある。
 
「確定申告が必要」なのは次の3パターン
①     税金をプラスで納める必要あり→副業で稼いだ額20万円以上
②     支払うべき税金が安くなる、還付金を貰える→医療費控除など
③     納付額、還付金などが無いがする必要ある→居住用不動産を売却した場合34万円控除

★医療費控除 所得2000万円以上の人は年間で10万円以上ないと申請できない

③    の具体例:購入額-自宅を売って得た収益=3千万円以内なら税金ゼロ。2千万円でだいたい400万円から800万円を浮かせる。

「当座預金」
・企業や個人事業主が商取引のために解説する口座。
・金利はつかないし、ATMで入出金もできない。
・引き出し限度額がない。(普通だと1日100万円まで)
・「当座借越」:預金を引き出す時、残高不足であっても契約内であれば引き出せる。不足分は借入金扱い。

家を買ったら「団体信用生命保険」に入る。
・ローンを組んでいる人が亡くなった場合、ローンの返済義務が無くなる。

2020年時点で、定年までに納める年金総額は約2600万円。
2020年時点で、年金を貰う一番得な受給開始年齢は「男性が2年、女性は5年遅らす」がベスト。

上記の計算方法
66歳0ヶ月、すなわち1年貰う事を遅くすると
12ヶ月✕0.007=8.4% これが年金に加算される。 結果108.4%
仮に10万円普通なら貰えるところが10万8400円貰えるようになる。
平均寿命は男性81歳、女性87歳なので、計算した結果、年金を貰う一番得な受給開始年齢は「男性が2年、女性は5年遅らす」がベストとなる。


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