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早熟な子供のほうがいい 焼き肉屋のオーナーと料理人の友達

早熟な子供が一番良いと思う考えを以前述べた。
今回は家庭・自分自身・人間関係・置かれた環境などで問題が無く、目標に向かって一直線にひた走る早熟で素晴らしい人間を2人紹介しようと思う。
それは学校近くにある近くの焼き肉屋のオーナーと、同い年の料理人の二名だ。

まずは焼き肉屋のオーナーに関して、彼は男性で50歳ぐらいのよく話す陽気な方だ。
私の友達にその店を教えて貰って以降、「母親の事業に関するポスターを置かせて貰う・事業経営に関連したアドバイスを貰う・普通にご飯を食べに行ってサービスを受ける」など何かとお世話になっている。
彼は東芝という大企業に入って以降、同期の中で一番高いポジションについた過去もあり、今では飲食店経営を中心に様々な投資やビジネスをしている。彼は小学校の時から飲食店を経営してお金を稼ぐという夢とビジョンが見えていたらしく、大学生の時点でもその目的の為に経営学部に入り、卒業論文のテーマを飲食経営に関連したマーケティングという形で発表したらしい。
今では夫婦でそれぞれ飲食店を持ち経営する傍ら、様々な事業投資などもされているようで本当に尊敬する方だ。

二人目は同い年の料理人に関して、彼はダーツで遊びにいった時にたまたま会った同い年の料理人で、沖縄出身だが料理人としての腕を磨く為に京都に来た経緯がある。
彼と出会って一年ほどになるが、今では親友ぐらいの距離感だ。彼とは恋愛観以外での価値観がほとんど同じで、とても馬が合う。また、非常に尊敬できる点に彼のメリハリの良さがある。
彼の仕事のスケジュールとして、昼12時から夜12時までを基本にそれを週6で行っている。(この仕事時間が異常だと感じるのは私だけだろうか?私にはしんどすぎて絶対にできない笑)その為基本的に彼と会うのは夜中1時を過ぎてになるのだが、彼は朝5.6時まで飲み明かした後、数時間の睡眠を経て普通に出勤している。
私なら絶対に身体が重いし遅刻もしそうなものだが、このスケジュールを平然とやってのけるだけでなく、8割ほどの割合で遊びに誘ったら絶対に来てくれるのだ。なぜかを聞いたところ「楽しいことが目の前に待っていて行かない意味が分からない」「明日死ぬかも知れないから楽しいことをとことんやりたい!」とのこと。
なかなか破天荒なバケもんだ。
そんな彼らだが、人生設計に関して非常に早い段階で取り決めていた点が共通点として挙げられる。

焼き肉屋のオーナーは物心つく小学生あたりの段階から飲食店を経営することを志していたらしい。それは大人になる過程でブレることはなく、進学など人生の転機においても自分の軸を中心に物事を考え取り組んでいた。

料理人の彼に対しても「なぜ料理人になったの?」と質問したことがある。すると「小学校の時に決めていた」との事だった。小学校の卒業文集で料理人になると書いていたらしい。料理人になることを決めた事に大きな理由はないが、おばあちゃんの料理がおいしくて料理人になって同じようなご飯を作れるようになりたいという至極単純な理由だったそうだ。
彼も早熟で、中高ではやんちゃなやつとつるんでいて、なかなかなガキンチョだったそうだが、悪い道にブレることもなく今に至る。
彼も焼き肉屋のオーナーと同様、軸が明確に決まっていたが故の事なのだろう。

彼らのように人間性がしっかりしているのに考え方や生き方が早熟なのは、「小さい頃からゴール設定がしっかりと明確だったから」と考えている。
私はビジネス書の中で、上場企業の社長が著者の本を数多く読んできたが、どの社長もゴール設定を設けることで、取り組まなければならない課題や問題をブレずに取り組めるというようなことを語っていた。

これらのことから「早熟さ」には「目標設定を早く見つける事ができる」という共通点があるのではないかと考えている。

私自身も今では目標を大まかに設定するように意識的に取り組むようになったが、上記を踏まえた上で、考え方に感銘を受けて参考にしているから他ならない。

余談
私は最近小学校の文集を読み返す機会があった。そこに何と記載していたかを教えたいと思う。
私はといえば、小学校の文集に「坂本龍馬みたいな人になる!」と書いていた。
当時坂本龍馬にはまっており、彼に関連した場所を巡るツアーを勝手に組んで両親を連れ回していた笑
ちなみに、彼のお墓参りの際に、セアカコケグモを人生で初めて見て、背筋が凍った瞬間は今でも忘れない。
今ではゼミに入る時に上久保さんにも言ったが「歴史に名前を残す人になりたい!」と考えている。世界や社会にとって意味のある人間でいられるような人生を作りたいと考えている。
どうなるのかは分からないが、自分を信じて進み続けようと思う。


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