えくぼのオーナー(金井佳美)

私はそんなに器用な人間じゃなかった。だから人より何倍も時間をかけて努力しないと普通にな…

えくぼのオーナー(金井佳美)

私はそんなに器用な人間じゃなかった。だから人より何倍も時間をかけて努力しないと普通になれない。いつもそうやって努力してきて、今は銀座でBARとご飯屋を営む新米経営者。人それぞれの価値観と人生観の中で、私はどう生きていこうか。なんだかやけに気合の入る年頃を感じている33歳。

最近の記事

私を作る3つのアドバイス

一、人はなりたい人にしかなれない。だから、どんな人になりたいのかが一番大切。一、後悔しても悔いは残すな。一、私流を極めるプロになれ。 大学生の頃、 特に将来なりたいものがなかった私。 とにかく“今しか出来ない事”とか“私にしか出来ない事”があれば夢中になって、 毎日何かを探すような生き方をしていたと思う。 その時就職活動を目前にパパに相談した時の言葉は、 10年以上経った今でも私の心に築かれている。それが 「人はなりたい人にしかなれない。だから、どんな人間になりたいのかが

    • 自分との約束

      あの日、私は無性に世界の先を見たくてたまらなくなった。 いったい世界の先はどこなのか。 世界の果てって、なんだろう。  そう思いながら、ゆらゆらと電車にのって実家に帰った日曜日。 夕ご飯中、 「パパが一生で一度、行ってみたいところはどこ?」という私の質問に、 パパから出てきた答えは「グランドキャニオン」だった。 いいヒントを貰ったとピン!ときて、 そこへ行けば世界の先が見れそう!と感じたままに、私はすぐ動き出した。 そこへ 行った者にしか分からないなら、 よし!行って

      • パートナーは経営者

        「朝日に任せることにした!」 と。私の考えはいつも突然決定する。 でもそれは、ほんの数分の間にして私の中で突発的に出てきたアイデアを何度も繰り返し考えていて、 何度も繰り返し考えた結果 "うん!それがイイ!"って思うから、 結果的にスパッと一瞬にして決めるように見えるのかもしれない。 「物件、決めた!」 「隣空いたから、借りることにした!」 「勉強で、9月にここへ行こう!」 「おでん屋の名物はカレーにしよう!」 いつもそんな私の考えに驚くこともなく、すんなりと受け入れてく

        • 魂の燃焼

          起業して3年。 BARで日々頑張ってくれているスタッフやお客様と接していくうちに、 自然と起業家として大切なことを身につけ、ポリシーを学んでいる。 中でも、 会社を営む人たちの考え方や心の持ち方は、 いつも私にグッと熱く喝を入れてくれるものがある。 経営者が兼ね備えてるものの一つは、情熱。 情熱を持ってお客様のことを考え、 情熱を注いでスタッフを育て、 情熱に溢れた想いでお金を借りる。 情熱の熱さ、情熱の強さでみんなが着いてくる。