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THE 離婚 トーキョー

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海外赴任や駐在中の不貞行為や離婚、国際結婚で発生するあらゆる男女問題について、銀座の弁護士が独自の視点で解説します
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2022年12月の記事一覧

THE 離婚 トーキョー NO.19 各国の離婚原因?破綻していれば離婚を直ちにするべきな…

 日本では、協議離婚、その後(多くの場合には)協議が難しければ裁判所における調停離婚、こ…

THE 離婚 トーキョー NO.18 海外の協議離婚制度について考える

中国では、「冷静期」に関する制度が導入されていました。 熟慮期間?   実は韓国では、熟…

THE 離婚 トーキョー NO.17. 離婚の方式は世界共通なのか?

答えは、NOです。 日本では協議離婚(話し合いののち、離婚という結論に至った場合)の場合は…

THE 離婚 トーキョー NO.16 外国に居る者を訴える困難性

外国にいる者を訴える一番の障壁は、ずばり、日本の裁判所で請求を認めてもらえるのか、ではあ…

THE 離婚 トーキョー NO.15 アメリカでの夫婦の清算方法

アメリカにおける財産分与  結論からいうと、日本にかなり類似しています。積極財産(プラス…

THE 離婚 トーキョー NO.14. 外国にいる証人を証人尋問する?

証人が外国に所在している?  外国に証人が所在する場合、その方が自発的に原告に協力をして…

THE 離婚 トーキョー NO.13. 外国にいる被告を訴える方法

ブルネイにいる邦人を訴えるのに一番困ること  ずばり、訴状、の送達の問題が頭を悩ませる問題です。通常の国内訴訟を想定すると、訴状を依頼者と一緒に作成をすると、正本と副本と言って、同じものを二通作ります(実際は弁護士事務所用控えと依頼者にお渡しする用で、4個程度になることもあります)。訴状はドラフトを含め作成しているので、印刷する訴状としては4個ではすみませんが。。。  訴状は、裁判所に正本と副本を提出すると、裁判所が、被告に送達します。この、送達、というものは民事裁判権の行使

THE 離婚 トーキョー NO.12 日本の裁判所を使えないかもしれない?

実はスレスレの問題 なんの変哲もない相談に見えますが、実は専門的には問題を多く含んでいる…