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自由には責任がつきもの。だが。

 「自由には責任が伴う」という言葉があると同時に「責任を取る」と言う言葉があります。

 が、責任など、誰に取れるのでしょう。しかも取れるときもあれば、取れないときもあります。

 さらには取らずに逃げたらどうでしょう?
 その場合、逃げたコミュニティに顔向けできなくなり、そのコミュニティ(国家、村など)に追い回されることになります。

 結局のところ自由への責任は「自由に振る舞ったら責任が追っかけてくる」というようなものです。

 殺人を犯したものは警察に追い回されて逮捕され、不義理を働いた人は嫌われ、分不相応なことをすると眉をひそめられる。結果の方が追いかけて来るのです。

 責任を本人が取ろうが取るまいが、なんかしらの「結果」がでて「責任を取らされる」のです。

 そういうわけで「自由」はなかなかに恐ろしいもの。ですから「自由」をやらかすときには注意しなければならないでしょう。結果にぶん殴られるのの覚悟が必要です(覚悟してなくてもぶん殴られますけども)。

 あ、あと。「責任を取って〇〇します」というのは、「本来であれば結果にぶん殴られるところを、減刑でデコピンにしてもらえますか」という嘆願にすぎません。
 責任を取りきれてない場合はやっぱり糾弾されます。

 ……まあ不自由なままに行動をしても責任は取らされます。
 犯罪行為で親分が命令だけ→実行犯は子分→子分だけ捕まる。そんなことはゴマンとあります。

 責任覚悟で自由を生きる方がよほどマシでしょう。
 あなたもそう、思いませんか?

追伸
知性なく自由をやった場合は死ぬ確率が格段に高まるので、気をつけましょう。責任の取らされ方も激烈です。

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