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大人のための アーサー王伝説
〜語りと講座〜

 中世ヨーロッパで歌われたアーサー王伝説は、剣とファンタジーの物語のご先祖。

 そんな中世ヨーロッパのアーサー王伝説の世界をのぞいてみましょう。

【第一部】語りと竪琴編

 アーサー王の物語。剣エクスカリバーを抜いた少年アーサーから、王となったアーサーがアヴァロンの島に行くところまで。
 アーサー王の物語を竪琴の音色と共にお楽しみください。

 登場するのはおなじみの魔法使いマーリン、アーサー王のクセの強い兄ケイ、美しき王妃グウィネヴィア、最強でハンサムなランスロット、王への忠誠厚きガウェイン、叛逆の騎士モードレッド、そして妖精の島アヴァロンへ行くアーサー見送る騎士ベディヴィアなどなど……さまざまな人間模様をご覧ください。

【第二部】講座編

 講座編では中世ヨーロッパのアーサー王伝説について、イチからお話いたします。

 アーサー王は当初はただの戦闘隊長として書き残されていました。それがどんどんどんどん膨れ上がっていくのを一緒に見ていきましょう。

 中世ヨーロッパの主要な作品を邦訳があるものを中心にご紹介します(主要なのに邦訳のないものもあります……)。

 それに加えまして、少し伝説というものの情報リテラシーのお話を。
 アーサー王伝説に当たると絶対にかかわってくるので転ばぬ先の杖としてお話しします!!

 インターネットの海の中では、アーサー王伝説についてのニセ情報や勘違い情報が大量にあります。インターネットのみならず、本を読んでいても「あれ?なんだかおかしいな」ということも。

 伝説、文学、物語、歴史というものに触れるときのだまされないための用心についてお話します。

 私自身、あまりの誤情報の多さにたまらなくなって、アーサー王学会※に飛びこみ、研究者の方々にお話を聞き、さらに論文を読み、研究書を読み……今度は、はるかなるアーサー王伝説の大海に漕ぎ出すことになりました。

 講座編では中世のアーサー王伝説の流れ、誤解しやすいこと、何を読めばいいのか等、時間が許すかぎりお話いたします。
 また、ご質問にもわかるかぎりでお答えします。

 剣と魔法のファンタジーが好きな方、アーサー王伝説に興味あるけど詳しくは知らない方、そしてなにより騎士が好きな方!!

 今年の夏はごいっしょに、アーサー王伝説の世界を冒険しましょう!!

アーサー王伝説

〜語りと竪琴・講座〜


日時   2023年7月15日(土)

                開場13:30 開始14:00


場所   コミュニティプラザ平野 和室

     大阪市平野区長吉出戸5-3-58
                大阪メトロ谷町線 出戸駅
       4号出口から東へ 徒歩5分

受講費   大人 1,500円(現金にて。大変お手数ですが、おつりのないようご準備をお願いいたします)

対象   大人対象(中学生以上)
     (小学生以下は入場できません)

持ち物  筆記用具と下敷き
     (メモをスマホでする方には不要)

ご予約
ginyushijin★ymail.ne.jp へメール。
件名「アーサー王予約」でお名前と人数をお送りください。★を@にご変更くださいね。
折り返し、返信いたします。

キャンセルの際はすぐにご連絡をお願いいたします。メールでキャンセルのお知らせをお願いいたします。

語り40分・休憩10分・講座40分を予定しておりますが、多少前後します。

演者&講師 

吟遊詩人 妙遊(みゅう)

幼い頃から無類の読書好き。ミヒャエル・エンデを愛し、エンデがなりたいとすら思った「ストーリーテラー」に興味を持つ。そんなときにオランダから来日したストーリーテラー、ウィム・ウォルブリンク氏にストーリーテリング(物語を即興で語る方法)を教わる。

中世ルネサンスイベントやカフェライブをメインに、ケルト神話、ギリシャ神話、中世ロマンスの語りを手がける。

アーサー王伝説をちょっと本格的に勉強してみようと手を出したところ、強烈にガウェイン卿にハマってしまい、追いかけて走り回った結果、アーサー王学会※に押しかけたガウェイン推しの吟遊詩人。今回はアーサー王のお話ですがガウェインも出てきます。ちなみに円卓を割ったのはガウェイン卿です。

※国際アーサー王学会日本支部 世界各国に支部がある。

浮き沈みはげしき吟遊詩人稼業を続けるのは至難の業。今生きてるだけでもこれ奇跡のようなもの。どうか応援の投げ銭をくださいませ。ささ、どうぞ(帽子をさし出す)